根本原理の形成と効用

1-1不変・普遍原理

生物の動力源はエネルギーの吸収であり、創出による効果の発生が吸収を生む。つまり、エネルギー投下と効果の産出とエネルギーのリターンの適正な仕組みによって精神的・肉体的な満足が齎され生命の持続的活動に及ぶ。この規則性の実現にエネルギーが投じられ、変容しづらい不動的な再生産の原理を創り上げる事に効果が生まれリターンに連なる。ストックに意識が向かう程にフローのエネルギーが投じられず、原理や効果が生まれずリターンが減少して生命が衰退する。物理性への依存に寄る程に探究心が弱まり効用を遂げる想像力を萎ませる。これが端的に表す根源的な不変原理になりあらゆる原理の土台に備わって二次三次の加工や応用を持つ普遍原理の性格を備える。本書における文化とはこの型式の創造と実現への活動と規定され、不動の感性を下に各種専門的な分野が創り出される。この根幹原理に則した発想や論理、表現が明瞭にあって健全な心身の所在が確認される。根や幹や枝葉となる構成をしっかり示して効用感を生じさせる創造に及びエネルギーが循環する。何かに迷った際はここに立ち返り筋道を丁寧に構成して力強い歩みが生まれる。民主主義、自由主義、法による支配、人権概念等の価値や構成は当該原理を良好に叶える手法に配される。

1-2根本原理と特定領域

不変原理、普遍原理という所から各種領域と領域の意義が導出され、更に領域に加わる要件が規定される。根源の原理には変動は少なく、二次三次の領域化は、原理と実施の検証と新たな発見を起こして随時規定の更新が取られて、目的と方法の有効性が向上する。この動態を日々の活動に備えて、前進性のエネルギーが投じられ効用を産出する事によりエネルギーが与えられる。領域の中核的技術と技術の受け手という構造の中で実践が取られ、供給側の論理と需要側の効用との対話を持ち、技術の確信性や新規の発見を重ね、或いは他領域との協業を結び、技術の向上という活動が展開される。一度作った規定や要件と感覚的質感による検証と持続的向上のエネルギーが投じられないと規定自体が死んでいる状態であり、頭や身体が動かずに固定化されている。一定の安定的技術の確立に在るか、又は向上心の弱まりや内向きの閉鎖性に陥り犯罪感覚も劣った慢性的な堕落にあり領域の解体等の抜本的変化が要る。不変原理や普遍原理と乖離した状態への懸念が映し出される。ストック過剰で外界への効用の上昇や探究心の弱まりといった原因が浮かび、贅肉が溜まり精神の荒廃に及び、エネルギーが湧かない体質といった現況認識にも及び、生命力の萎んだ物理依存の規則性による悪性の症状という推察が生まれる。この辺りの焦点と自己認識の適正を定期的に振り返り、根源原理と領域の原理との検証という作業に在って、健全な心身を備えた個々人や集団、システムが作られる。こうした長期性の規則性が内蔵されて持続的安定と成長の中核技術が宿り文化の所在が確認される。

4-1社会現象の基本フレーム

個別局所事象と構造と性質という重層の因果を想定した世界観を備えて、3つの観点を浮かび上がらせて社会現象の実感が向上する。機械論的合理性には、答えは比較的限定され、解釈や解答に違いは生まれづらい。これに人間の心理的作用が加算され、それまでの対話や関係の過程で生まれた心象が現れ、賛否への態度に反映される。ここまで含んで合理性を見定めるのが、外界と主体とそれを見る主体という重層構造を備えた認識になり、生物物理的側面と心理的面とを包含して原理の創造に及ぶ。

感情を持つ動物という変容しづらい性格への認識を根にして、自他の利益と実現の構図を作り、観念と感覚との質感を経ながら実感を向上させ、エネルギーの投下とリターンの適正を図り、持続的な向上への活動が展開される。

心理的な面を含んだ純粋原理の創造と解して、人間と技術を含んだ提起を果たし、自他との見解や発見を見出し、真理への探究という意識に統一されて、相互の理念と尊重の歩みを持って、歪んだ発想に逸れない建設性のエネルギーが促進される。

頭ごなしに否定したり、相手の負の面ばかりへと批評を強めれば負の心象が重なり、良好な協働や共生の志向性を弱められる。堂々と大きな理の追求と実現の為に、真摯な対峙を持って、両者の納得感に及ぶ正負の批評が進められて、横道に逸れた論理に及ばないエネルギーの持続が齎される。

或いは、肥満的な体質に陥る程に、建設的な創造性が弱まって、真正面からの原理探求力と異なった焦点に関心を強め、真摯な創造性と異質の感性や手法を用いられる。基盤的な体質の違いに在っては、感度と成る強弱感や意識の注ぎ方に差が生まれ、抽象原理や尺度の解釈や評価や適用に異なりを見せる。下地の共通性という面が対話の円滑性に連なり、文化論のような根源的論理構成という基盤面の同質性へのアプローチが進められて、表層の建造事物の適正な創造や運用に連ねられる。体質面の同質性を高める作用が心理的な開きを収縮し、健全性の向上と原理創造型のエネルギーを増強する。中期的構造の再編と共に、長期的な性質の改善とを同時並行的に進める意識と行為が備わって着実な物事の運びへと連ねられる。

文化の力

文化の力

変容しづらい規則性に則して、同調的な発想を持ち調和を見出そうとする所に共生性が浮かび上がり、他者や外界との根底的な基調が作られる。自然環境や季節の移り変わりに溶け込んだ感性を見せる態度は、自然という対象への関心の深まりから生命感を浮かべ親密的な対峙を持って正負の側面をよりよく知り、自身の特性を掴みながら自然との適正な交流点を見出す作法と現れる。自然との溶け込んだ調和性の高さと及んで動である対象と動である主体とを基調的な動で融合させる技術力が文化という人々の根源的な感性とも言い換えられる。人と人との集団生活に置いても一定の同調性を備えながら自他の利益を含んだ適度な挑戦的創造を発して向上心を持続させ、領域外への存在感を創り上げ内外との緊張と緩和の共存性が叶えられる。このような活動に神道や仏教という自然調和性を志向する発想と融和と鍛錬を内蔵する有機体の基本的な性質が創り出される。直線や単線、一方向性の論理に対して、曲線や複線、円循環という対象との関わり方を根源的な感性に備えた生産や協働等の各種様式に反映され文化といった抽象原理と描き出される。持続性や永続性という長期に渡る建設的な創造観に至る基礎的な感性が内蔵されて、強要的な一方向の過度な支配欲望に寄らない下地の協調面を持ち粘り強い探究心を備え、ここぞという時に適正な力を的確に投じる能力の高さを表される。懐の深さといった心象が作られ実質的な効力を見出す基盤の強靭さという性質が浮かびあげられる。同調性は媚び諂う様な態度とは異なり、外界との良好性を意図してより良く伺うと共に、自己との適正な関係を作る適切な構えで在り、対象化による距離を設けて支配するといった邪道や粗雑な物性的力の行使と異なる堂々とした正道を示し誤魔化しのない誠実な信用に及ぶ良好な協働と自立の健康を叶える。真理探究への欲望の高さが原理創造型の発想を起こし自然や人との真摯な構えによる健全な性質を創り上げられる。こうした特徴として文化の本質が浮かび上がり確固とした普遍原理に即した良質な感性を根にする民族性としてプラスの側面が映し出されます。他文化からの良い面は真摯に学び吸収すると共に根源的な調和性の作り方の相違などを感じ取りながら、自己の良好性を堅持した向上性に在って適正な文化の持続へと連ねられる。今日的な生活習慣の変容から物理よりの感性が進行する面に対して、根源的な良質性の再認識を固めて長い時の積み重ねから創り上げられた価値の源泉を見つめ、阻害させる要素との適正な関係を見出し健全な感性の持続と向上に在って適正な人間や文化が継続する。人間のアナログ的な側面から浮かぶ独自性を根に、機械的なデジタルの生産や利用を取り、受動的な性質に寄らない探求型の気質にあって文化の本質的属性が守られる。痩せ細った一過性の個性を表現して差別化を図り商売的な優位性を掴もうとする発想からは根源の感性と離れた文化の脆弱性と映し出され頭と体や精神と肉体のアンバランスな姿と伝わる。力へ振り回され正気を失う過敏な反応や臆病な心理からの小手先の手法や容易な道に着手する行為は根源的な性質の歪な進行に見受けられる。これが生まれる原因が諸々浮かび上がり基礎変数の急激な変化への予防的施策を進めて局所に生じる歪な事象を回避させる重層の視野へと及んで優先的施策の序列が見出される。慌てふためいて根源の性質を棄損させない為の適正な筋道を描く事が文化政策の役割に上がり真価を見定め人間の健全な成長を創り上げる力が作られる。

14)文化の神髄

一纏まりある文章を項で立て、更に節や章、部等という階層構造を設けるのが、一般化された文章構成法に思われます。個々の文章を記述し、それらを俯瞰して何がしかの規律を設けて、抽象集約されて個々の文章の性格が与えられ意味内容の明瞭化に連なる。この程度が良く整理されたものほど、熟考された表現に及び、時間を取らせずに何を申し述べたいかの意図が鮮明化される。断片性から有機性への進化とも言い換えられ、根本的な発想や思考と行為に、事象の特定と評価と改善の周期を持ち、これらを導出する土台の尺度が備わって生きた動態感の伝わる感受性の通った文章や表現が生まれる。

周期性に、日頃の活動の規則性と成る需給構造が意識されるほどに、課題解決型の施策に及んで、PDCAの文脈が自然に創り上げられる。人々との共生性を根に他利を創り上げる動態性を持つ習慣が生命感を宿したメリハリを持つ意思を表し、スッーと入り込む表現を齎せる。根本原理がどのようなもので、それが体にどの程度浸透しているか、この様相が振る舞いや文章に映し出される。感覚や感受性の実感が良く伝わる頭脳的な観念整理の良く取れたものと表される。個別表現と抽象集約を繰り返すほどに、基盤の原理となる骨格が創り上げられそこに個別が配列される関係に至る。この基盤原理という面に根本的な文化体系が配され文化論という原理と体系化される。

各人の歩みと過程の中で紆余曲折を持ち、試練を重ねて作られるほどに、血肉化された普遍的な原理の形成に及ぶ。体験工程を省略するほどに脆弱な基盤になり、完成度の弱い原理の下に個別の表現が作られ、自身での整理が良く取られないままに、表に主張等が取られ相手方に良く伝わらない錯綜した文を見せられる。こうした意味からも、本来的には誰かが作った根本原理を読み込んで吸収する作法は適当ではなく、自らの感覚と感受性と頭を用いて、深く考えながら抽象集約の思索を何度も重ねて、次第に不変の理に行きつき確たる根本原理や文化思想が備えられる。この柱が強固になる程に、安定と共に躍動感を含んだ強い発信力が生まれ、相対性に寄らない絶対性の原理を持ち影響力に反映される。対象からの影響は弱まり影響の発生源という光源を備える主体性が作られる。

二次情報の読み込み等で留まる安直な原理の形成過程はその程度の原理となり、エネルギーを投じた程に比例した創造性が生まれる。頭脳的な先行性や小手先の表現に対して体質と浸透した原理を備える質実を兼ねた表現者に及ぶ。台本などを多用するほどに自ら考え作る習慣と乖離し、痩せ細った感性とモラルの低い性質に及んで外界からの信頼性を築けない。

今日、頭と体の分断が顕著に浮かぶ不快事象が多発する事へ、細分化した感度に本筋を通す統合性の作業が生まれて人間側の強化を図る活動が求められる。このような性格を持つ文化領域の強化に意義を抱きます。

根源感性と技術力

個別各所の社会現象の出現と原理体系の内容と両面の相関性で、感覚と観念の因果の実感を掴む事になる。皮膚感覚と現れる問題の取り方が先んじその発生原因の分析が行われる。原則と成る観念体系が実際的に生きたものであったかの検証が生まれる。物性の過度な進行に在ったという事が現代までの総括になり、観念体系自体や作用が不十分という実感が生まれる。ここから文化体系が生まれ、憲法等の規範へと反映されて理性と物性の程良い在り方へと修正への力が注がれる。

生活全般から浮かび上がる正負の側面がどこに在るのか、この直接的な事象と間接的な因果の感じられ方が創造性の起点になり、改善への熱が生まれて観念図と感覚に現れて活動の過程が示される。素の個人という立場から生活全般との関わりで見る純粋な感性が根になり、ここの認識を示して創造や協働への出発点が表される。物理性に負けて自制力の劣った感性が問題や不快に上がり、人間の精神的な痩せ細りと浮かび、この原因に着目して改善に及ぶ人間像が文化体系として纏められる。

このような根源的な感性図面を土台に、産業経済や政治行政の在り方への軌道が生まれ、根と幹と枝葉という有機体の全体観が創り上げられる。個々人の感性や集団の感性、社会システムの性質と成って社会事象が出現する。このような焦点が長期性の人間の認識や改良の道筋に描き出され、中期的な権利義務関係や需給構造に変化が生まれ、個別各所の事象に反映される。

専門的領域の技術的な作用の前段に、上述のような構図による問題や好感という感性が示されて、改善への有効な施策として特定領域の技術が配置され、人格と生産の有機的な関係が表される。各生産者は、外界へ自己を表すに際してこうしたストーリーを解るように明示する事が外界との真摯な姿勢と態度に相当する。技術の性格が異なる他領域との協業を取るに当たっては問題の感性の同質性が接点に現れ、この足並みの同質性を下に多角的な技術と技術の相乗効果を意図した協働性が創り上げられる。こうした筋道に健全な感性が現れ自立と共生の良好な在り方が生まれる。以上が根源感性と技術力、総合と専門の相関と言い換えられます。

文化の奨め

快適は増進、不快は減少という直感が働き、快適ばかりに視線が向かう。快適感は不快感との相対感覚と現れ一面ばかりによると適正感を見失う。権利義務関係の均衡への意識は、快適を達する権利の面と、それを得る為の義務から成り、後者の側に不快の性格があり、こちらを取らずに権利を欲する事が適正からの乖離と表され健全性を見失う。エネルギーを投じてリターンが得られるという原理と同様であり、タダ乗り感覚や盗みという行為は他者や外界を尊重せずに一方的な強欲を表す姿であり、両者の適正関係の形成にはフェアな均衡感覚を持って、成果や効用の創出に適正な対価や報酬を支出する感覚が伴い需給構造の適正や人と人の適正な皮膚感覚が作られ、一過的でない反復した関係や深度に及び、快適ばかりを求めずに不快に耐えられる感覚が伴って健全な心身が作られる。

二つの基本的な感覚に対して、適正を見出す情緒の作用が理性と言い換えられ、物的即効性の効用に対人的に良好な感受性を求める健康な感性が示される。二項対置概念と調和を創り上げる思索の根本的な仕組みと成り、生滅や正負、攻守や明暗等々の対極に人との関係性を視野に含ませて両者の適正な調和を探す所に人間性の概念が当てられる。

個人と集団、民間と行政等の対立にも、同様の感性が適用されて両者を統合する観念を作り、フラットな関係性から同一理念を見出してそれを叶える協働関係の構図を描き、効用を齎した事への適当なエネルギーの返還に在って健全な関係の持続に及ぶ。こうした原理を「因果応報」等という抽象概念で表され、世界観や世界観の形成基準と表現される。どこか一面的な欲望を当たり前のように求められる今日的な感性には、偏った快適性への過剰ぶりが映し出され、物性感覚の進行による過敏反応が起こされる。問題と映し出される事象の根本的な原因に相当し、人との良好性よりも個人的な欲望を強く求める向き回り、平等感覚の欠落した自己中心的な姿に、長期的な普遍性と離れた歪な精神性が映し出される。

他利を作り自利を得られるという気流から他者を抑え込む事や他者から奪う発想の対象化や攻撃性が進み利益を得る容易な手法に向かい、粘り強く原理を作るエネルギーが脆弱化する事へは基軸の弱い人間性が進行する。管理手法ばかりに意識が向かい、人との距離を設けて支配する作法が多用され、純粋な原理自体の向上に力が投じられない創造性の歪んだ状態と映る事が少なくない。ここに問題の焦点を定めて健全な人間性への基本原理を訴求し、適正な人間作りへの秩序の醸成が進められる。

これを称して「原理創造型世界観」と抽象され、資源等の有無に関わらず原理形成力を動源とした推進力を強めて生身のエネルギーに対する適正リターンが均衡し健全性が向上する。物理依存症が過度に進行する弊害が目立ってきているかにも感じます。画一的、偏狭な感覚が強まり、単式の方程式による物事の決定という思考や行為の型式化が進行する。根本面への深まりある思索が進められて、厚みのある基盤や極端な反応の予防に連なり物性による強要等に陥らない二極対立の適正調和を見出す感性が創り出される。持続力や継続力に文化力の本質が生まれる。

8)原理と原理の優先付け

8)原理と原理の優先付け

原理という言葉の定義も人によって様々見られます。学術的に作られる原理があれば、生産現場において取り行われている原理や、個別事象に何がしかの共通観点を設け収集して有りようを描き出し、観測する行為も原理となり、対象に観点を見出し、観念と感覚の実感に及べば、対象の現象化や認識という質感が取られ、その反復性の程度によって法則等という言葉が用いられる。こうした探究行為の根源は生命の存続や躍動を欲する感受性をエネルギー源として、安定と成長を遂げる為に、再生産の仕組みの形成や新たな発見による様式の向上という創造活動で表される。学術的な狭い意味での原理に固執する事もなく、人間の生活全般の様相から根源的な欲望と合致する生産性に及べば一定の型枠が創り上げられ原理の創造が果たされる。

知の厳格性や継続性等の相違から原理の確かさ等へと視点が取られ信頼性の程度が生まれるものの、多種多様な範囲や想定を想像して行為と頭脳で型枠の実感を遂げ、他者へと明示し関心と効用の共感に及ぶと一定の価値が現れ、意義ある創造性と認められる。或いは他者の反応に関わらず自身の納得感に重心を置いて作られる創造に価値が備わり創造の無限性が認められる。もちろん他者への利害を考慮の上に一定の制約の下で自由な創造性が許される。つまり、共通基盤になる一定の制約原理に上位の優先度が備わりここを外した創造性は許される事はない。万人的な共通価値は普遍の原理でありこれが基礎にある事の認識が弱まり、物理原理を先行する事のない共通感情が根源原理であって、こうした相関に普遍性を置いて人間の中枢的な性質が維持される。順番を間違える事のない感性の所在が健全な原理の創造における基本作法で在り、これを外した原理の創造には一定の制裁を課し人間の根源性への更生期間を設ける不動の原理が明瞭化される。一時の区間で作られた原理ではなく、長い歴史の形成から多くの人間の熱意や総意の下に創り上げられた根源原理に反した事への重みは単純な経済性では計られず、人間の根幹性を棄損させる作用には猶予なく原理が適用され適正な秩序が堅持される。肥満な性質が慢性化して基礎を崩す事に対しての健康な感性は伏せる事無く粛々と反応を持って過去の尽力に対する忠実な姿勢と未来に繋げる布石と成って人間の歴史に刻まれる。重要な管理点の認識が揃って関係が生まれる。ここが著しく異なると交わりに及ばず成熟度の同質的な性質が集まり協働生産が執り行われる。このアンバランスな実態には適正な感度から適材適所に回す自然な本能が働いて、構造の良質化と個別事象の適正が生まれる。性質が根になり構造と局所の関係が作られる。このような自然律を停滞させない健全な感性に根源の原理が備えられる。人口的な形式はこうした意味の自然律を下にして創り上げられ、後者が可笑しいと前者に感覚が反映される。根源価値の棄損には重たい判断が投じられる。コソ泥のまま旅立つも自由でありその汚名は子供や孫に引き継がれる。いくら金があってもこのレッテルは消える事無く、いつどこに行こうとも負け犬の精神状態は消える事無い。哀れな生き方を望むか、改心できるか、決めるのは自分自身で在り、心身の健康はコソ泥には宿る事無く無惨な最期を遂げられる。縁起の悪い性質には人は近寄らない。

文化から浮かぶ現代的な歪な精神性

原論ばかりを先行させるコミュニケーションの取り方は、日本的な感性とは若干異なるように思われます。特定の軸足を備えた生産領域を持ち、問題と改善方法と実施と検証とフィードバックという完結的な規則性にある生産者に置いては、行為の性格を強く含んだ発想に寄り、物事の解決や向上の実を図る事へと執着される。ここに置いては、少々のズレ等に一々反論等という過敏反応は取られず、本質的な事柄に重心を備えた効用の実現によって、生産の達成感を得るといった皮膚感が作られ、これが、ごく一般的な生産者のスタイルに思われます。

評論等の無形財の提供に見られる曖昧性は、この感性と少々異質のようにも感じられます。何を持って生産の実感に及ぶかの適当な感触が現れないと、持続的な方法論への深まりや責任感覚が希薄と成って、少しの違いや利益の抵触にヒステリックな原論や反応を見せられる。或いは、堂々とした態度と離れた裏工作等へと走り精神的な不安定さを見せられる。需給構造の特殊性や定常的な規則性の相違が、発想や皮膚感、思考や行為の様式に及び文化の違いと映し出される。多民族国家や単一的な民族の暮らす環境等の相違等も原因になって、言葉の用い方や振る舞いの相違と現れ性質の異同が生まれると想定されます。

こうした焦点が現代的な問題事象の一つに浮かび上がり、権利と義務の均衡といった主体性像が強調されて、特殊な生産行為者の乖離した感度に適正さを求めるような施策が投じられる。言論の自由という権利面が強調される半面で、実態的な付加価値等の効用面が測定され責任と権利の不均衡感が著しいと歪な精神性からの利己的な活動者と映り、一過的なお騒がせものとして迷惑な影響を広げられる。これへの適当な制御を示す事は、良好な人格形成の肝に上がり、偏った欲望の現れへの対処や予防策を投じて負の拡大を留める作用と位置づけられる。

盗みや詐欺というマイナス的な行為と同質的な性質に在り、それへの不快感から健全な反応を示して、精神的歪みに正気を与えるような感性が、文化という探究から浮かぶ良好化策と思います。この根源的な人間の性質への着目や変容、それへの快不快感と対処策というサイクルの軌道が生まれて、骨格的な異変への健全な制御を果たして適正な主体性像が創り上げられる。自由の追求に伴う自律的な制約の感覚が弱まる事には根本的な性質の劣化とも映し出され、この基盤的な感性の崩れには深刻な態度を持って健康な感性の阻害や進行を防ぐ事が適正に思います。倫理や道徳がクローズアップされる背景に、こうした問題事象への認識があり虫食い的な悪性への応急措置を講じて良好な文化基盤を守る反応が生まれる。物理性への過剰な依存症に発生する精神面の劣りに、根本的な問題の深さが生まれ、ここへの反応は敏感であっても良いように感じます。

根本思想と個別テーマ

人間の創造には価値概念の整理をもって枠組みを形成し、その中での限定性をもって領域の主たる役割が特定される。個別的、共通的、根本的といった区分を設け、自然や人との適正な調和を見出し、持続的な安定と成長を意図するという世界観を発想するのが根本的な人々の共通的欲望と想定しこの基本的軌道に即した創造性の導出が図られる。

そしてより実践的な感覚を表すのに、安定と成長という2項概念の調和を果たす概念形成が望まれそこに健全性概念が作られる。健全性は領域を構成する主体性の在り方を主な対象として描き出される概念に相当し、静的要素と動的側面との一体的な姿で構成される。

身体と頭脳と心、感覚と観念と感受性という3要素の適当な在り方に焦点が定まり、そして欲望と力と責任の均衡した状態に標準をもって、上下や強弱、正負の許容範囲を想定して基準と制御感覚を含んだ理性的人間像が導出される。この行動原則の下に実際的な快不快感という質感への探究が進められ、生命の存続に対して阻害要因と伸張要因とを鑑み、具体的な個別的側面を抽出し欲望に対する方法の図式を示して、均衡状態を設定して持続的な運用に寄り検証と改善の活動が展開される。

阻害と伸張要因、両者の相関へと思索を及ばせ、優先的な事柄の序列を設けて、上流に配する事柄との因果を想定の下に力を投じる配分が形成される。求める欲望とそれに必要な資源の割合との比較から実際的な水準が作り込まれる。設計と運用の循環の中でこれらが作り込まれ、過不足の少ない状態に筋肉質な精神と感覚の質感が現れ健全な主体性像が生まれる。

こうした状態に健康な感性が宿り危機や恵みに対する適正な嗅覚が備わって探究心の持続力と向上に連なりより優れた方法の考案や達成度を叶えられる。健全性という根本的な理念に対して、事実の絞り込みと理想と事実のギャップから目的や目標という水準を設け方法を導出して、実感点や実感面を備えて質実を得る活動が生まれる。

以上のような文化論の概略に対して、以下の安全保障という概念の配置を取って、阻害や伸張、両者の相関、優先序列、欲望の設定と充足の適正と水準、運用と検証の持続的仕組みという構図が描き出される。受動的な構えのみならず能動的な良好化策という両面を思い描きながら、適当な方法を導出する発想から適正な調和が生まれ、防衛的な施策と融和的な側面を持って、安全や安定という概念を配置する事が健全な精神と肉体から生まれる概念と思われます。

キーワード:価値概念、安定と成長、健全性、欲望と力と責任の均衡、欲望と負担と質の設定、阻害要因と伸張要因と相互の因果、

安全保障(あんぜんほしょう、英語: national security)は、ある集団が生存や独立などの価値ある何かを、何らかの脅威が及ばぬよう何かの手段を講じることで安全な状態を保障することである。また、その目的のための体制・組織などを指す場合もある。国際関係における安全保障は主として他国からの防衛をその主眼に沿えるものである。(ウィクペディアより)

富の源泉

豚に真珠とは、健全性の概念と密接に関わりを持つ言葉の一つになる。人の利益に連なるように日々鍛錬を積む規則性と自己の私腹を直接的に肥やす事へと関心が及ぶ2つの体質に分かれ、後者によると利益を充足する方法への感度が下がり適正な価格を算出できずに利益の機会損失を招かれる。大きな権限は備えたものの有効に生かしきれず富の創出の差と生じ、肥満化するほどに観測度や創造性が下降する。測定の尺度を二次三次の加工された基準に寄るほどにゼロベースからの原理と離れ、真価を生みだす仕組みの解明度の弱い方程式による判断を取られる。

探究心の深まりが根源の原理の確立と持続性を生み、人への感受性や感覚が弱まる毎にこの力が萎まれる。こうした仕組みが根源的な力の源泉を指し活きた付加価値を創り上げる基本の回路と描き出される。道具の多用や依存に及ぶ以前に、自身の観測力や基軸となる思考原理や行為の規則性が固められて力を用いる関係が作られ、後者が脆弱であると主軸の弱い受動性に及んで力に振り回される関係になる。

携帯電話やパソコン、テレビといった情報伝達機器の活用やその他物理的作用を持つ技術の活用における留意点と表され、骨格が備わらない内にこうした機器に慣れると情報の受け手という体質が浸透し発信性の弱い体質と及ぶ。専門分野の比較的型枠の出来上がった様式の吸収と扱い方に対する方針となり、一定の生産的な発想や目的意識を備えた感覚工程と観念と感受性の柱を持って、テクニカルな作用を配置して人間と道具の適正な在り方が生まれる。

こうした面を省いて、商売的な意図から過剰な売り込み等に乗っかり自己の骨格を脆弱化させる事に及ばない為にも文化論等の確かな観念を持ち、或いは感覚での検証面に重心を持って真価を測定し、物と人との適正を見出す観点と浮かび上がる。生産者の立場に在っても専門性を悪用しない適当な制御感覚を持って開発や製造に繋げる倫理が問われ、文化的基盤の程度から良質な生産と需給関係が作られる。

又はドーンと資源を投じられる判断の適正さ等も原理の構築度合が反映し、物事の勘所の抑え方の相違が有効なチャンスを掴みだす差と現れる。倹約ばかりが能ではなく如何に付加価値を生み出せるか、健全な感性から導出される。ストックの歪さはフローの不良から生まれ、動態的規則性の良好性に健康な心身が映し出され、動に見る美感へと意識が注がれて精神と感覚の正常さが創り出される。

外観美へと傾注する今日的な傾向には、根本的な感性の歪みを深める原因にあり、人間の良好な性質への確かな見解を持って物事を創り上げる発想が健全な文化の構築に肝要で在り、根本の取り違いや歪んだ横道へのズレを、所々で修復する定期診断を持って本筋の軌道が守られる。中長期の視界を描き出さない即効性の感度の高まりには警鐘が鳴らされ、そこへ適度に耳を傾けられる感性に畏敬の念が示され、適正な調和を創り上げる優れた人間の中枢的な性質が現れる。豚に陥らず、真珠を見定める根源の感性に富の源泉が備えられる。値付けは合っていますか?