表現・創造

2)表現・創造

メディア:メディアという性格は事実を知らせる、事実を評価する、事実を作りだす方法という何れの言い方も含まれる。「どんな思想を持ちどんな尺度と適用であるのか」という点から自己の性格の認識を持ち、外界へ示す事が良好な対話作法に思います。縦割り区分でのメディアという規定に限定されず、広く人間の創造活動全般に当て嵌められる概念であり、上述の道筋やポイントで主体性の認識をとり、自他との良好な協業によって人間像を掴むのが人間ビジョンと適用の概略を示し思想という認識が生まれます。

表現:表現は生の増進という捉え方と、外界との対話の機会を得る為に自己を伝えるという二面の見方が現れる。前者に於いては他者の生の機会を減少させる感覚を備えて、利己的な欲望に偏した表現は外界から受け入れられず、他者の利益を含んで一定の理解や共感が生み出される。後者は他者の考えを伺うには自己の考えをまず明らかにするのが利益を得る為に相応しい作法と解釈される。これらの若干ニュアンスが異なる表現の捉え方が置かれて直接表現にかかる意図する動機が合わさって表現の質実が計られる。外界との良好性を意図する善意型の表現か、悪意性の強い騙しという性格か、自己の真意と受け手からの一致によって歯車の回る円滑な対話に及ぶ。前段に良い印象がないと直接表現を真っ直ぐ受け取られず歪んだねじれを齎せる。

体質:平等思想と実践の態度が伺えて信義誠実な心持の有無が表現への真摯な認識を生む。全人格的な側面が分母に置かれて時々の表現を分子に配し理性的な把握が生まれる。部分を切り分け静態認識を取る粗雑さの認識と成り、動態的な事象の上に静態論理との性格が掴みだされる。表現者の歩んでこられた行為の沿革に繰り返し現れる動機や発想の質が現れ、時々の表現の意図が見えて、動である対象を動で把握し真実に近づけられる。小手先の着飾りは表現者の利己性の強い性質を表しテクニカルな欺き体質が直接表現に現れ隠しきれない習慣や発想の性質が掴みだされる。生産の性格が自己の性質に奥深く浸透し表現や行為の質となり思想という纏まり在る人格として把握される。或いは思想から生産の在り方が創り出される。力の用い方に性質が現れ糧を得る方法への良否が計られる。肥満から発想が崩れ体と頭の用い方に連なり感受性の実質が掴みだされる。

こうした体質という反復的な規則性に上述の前段という言葉が当てはまり感性の基盤的な異同感覚が生まれる。快適な型式に持続性が生まれ、健康な心身への欲望が根源的な関心になり、どんな体質を意図するかが主体性を作る中身になり二次三次の創造の性格に反映される。

人間力の低下:こうした表現作法が対人形成の質に現れる。共生感情という健全な動機を根にして無秩序な自由を求める事に及ばない箍が掛かり外界との良好性を求めて適当な表現へと整わせ不快現象の予防となり、下限的制約を生じさせないプラス・マイナスの配慮が加えられ、マイナスを上回るプラスの創造へ力が与えられる。商業主義が進んで物的感覚による感受性の壊れた創造が作法の質を下落させる。人間の劣りに及ばせない為にも良質な思想や自己規定を持ち基盤の安定の上の自由を作る事が必然に思います。物性に偏して人間性の劣りに及ばせない骨太の観念が文化理念となり各種ビジョンが生まれます。

文化図面創出の狙い

文化図面創出の狙い

自身の予測とずれる事への不快感が強まり、支配管理型の欲望が安定や安全志向から現れ、生命に直結するほどこの意識が進行するのは自然な欲望の深まりにも思えます。

しかし、これも程度感覚が取られてあまりに画一的な規則性を強める事には窮屈な発想の萎みを生み躍動的な生命観を脆弱化させる。少々の冒険心を抱き失敗にもプラス評価を持つ文化で在って消極的な守りと未知なる体験との両用により人間の付加価値を獲得してきた歴史が浮かび、急所を抑えた前進軌道の挑戦型に夢や希望、活力が生まれる。

仮説と実際の一致に快適が生まれる事と、思いも浮かばない感激が得られる事との割合感を備えて、過敏と鈍感との許容性が創り出される。小さな所で過敏反応を取るか、大きく育てて太った所で頂くか、ビジョンの描き方や保有の仕方で相違が生まれる。こうした意味からすると、文化ビジョンという大雑把な抽象図面や、空想的な途方もないような観念にも、健康な動機等から表されるものには寛容さを持ち可能性を妨げず、重箱つつきの減点は控えられて既成型の基準を更新し、新基軸を活発に創り上げるエネルギーが将来の糧を生みだす。

下限的な制約以外には自主内発性の自由度が備えられ、寛容な心を抱く事の出来る根源的な基盤の形成という構造によって、最低下限の安定面と躍動的な動きの相反する解決が導かれる。この舵取り感覚が、行政による監督という面に関わらず、個々人の思考に備えられ、大惨事の痛手を回避しながら夢のある世界の増進と描かれる。これを表す抽象画が本書の各種文化図面の性格や意図する事であり、生命の躍動と安全を図る為の方法となり、自由な活力の現れやすいインフラとなって、一部の利益を守るような固定的な部分を超える大きな果実への可能性が促進される。

物性の力から理不尽な行為を取り管理を強めるような堕落を回避して、原理創造型の価値創造という理性が常態して健康な心身が増加し、感覚的欲求へ偏する事のない情緒面の充実が叶えられる。閉鎖性は物性的な力の支配を強め、後ろ向きな発想に陥り新奇の寛容性を弱められる。適度な配慮感覚を持つ事は人との良好性の道理に思われますが、一定の筋を通す構えを見せて過度な縛りに会わない自由な創造であってプラス性の力が増進する。これらの境に最低下限の制約が目印に成り、これを超えない事が唯一の共通限定性となり各人の自制心が伴って相対性の創造領域に無用な縛りを課さない平等思想の実現に及ぶ。倫理道徳という感受性の厚みが規定を自主的に守る事に及びこれを創り上げる根源則に欲望と力と責任の均衡原理から過不足が測定され大きなマイナス感が生まれると善意型の自主性が弱まり物性への感度が進行する。根源則への意識は強め開放的な自由が強まる構図が実現する。安定と成長という相矛盾するかの二項対立を解決する図式をとり長期的な健康を叶える世界が描かれる。

健康体への道

1)健康体への道

組織のトップの性格が集団の顔に成り全体を集約して外界への表現と示される。そして、実際の組織体のパフォーマンスが測定され、顔と体の誤差が現れ身体的有機性の整合が測定される。顔となる人の性格に盗みや詐欺という性質が見られると体の能力に陰りを与え実際の能力よりも劣った組織体のイメージを強められる。このような体形で組織が存続する構造には大きな瑕疵が推察され、一部組織の問題というよりも領域の構造に疑念が及び小手先の手法では間に合わず上位からの強い改革や市場の自由選択性の度合いを高め両用からの変革圧力が不可欠と見られます。事実上の標準と化して大きな力の格差から問題も固定化し放置すれば悪性は伝播し一面の体質と慢性化する。この事態への早期改良には根源的な層から主体性の在り方についての認識が備わり事前型の方法が投じられる。本書で取り上げます保守思想の形成や浸透が俊敏な反応を齎せ、衰退の道への対処を速め頭と体の良質性を創り上げる。手足からの意思と頭からの意思とに共通的な像を持たせて、一貫した感受性という動力を通わせて健康な体質が維持される。

根源的中枢の思想の善し悪しが生命存続や成長のカギに成り歪な感性や体質に陥らない急所と位置づけられる。根源思想は人間像と言い換えられ、その理想に向けた各種プログラムを用意して実際の人間作りの工程が組まれる。この関連を堂々と明示して各種プログラムが繋がり根本を動力に整合在る体系が生まれ頭と体に感受性の繋がる人間像が表される。思想と機能を切り離す合理性という教育観には責任感覚の劣った設計者の質が人間像や思想の弱い物性の体質を招き分断的な物事の創造に連なる。頭と体に行き渡る感受性が常態されて良質な人間が作られる。

文化ビジョン

思想と認識作法と特定対象いう3つの要素から学問や活動の全体的な体系が示される。特定対象の認識作法が、供給者論理に偏して、領域の外側への利益提供という視点が弱まる事への懸念や疑念も浮かべられ、主客の適正感を創り上げる焦点が人格の反映であり、ここに思想という纏まった人間性が現れる。

自己の欲望に他者への利益が含まれて両者の共通性を見出し、実現するスタンスに立つのが、自然な感受性を根にした活動の方針となり、供給者利益と受容者利益を適正に叶える構造が組まれて、良好な感受性を下にした感覚と頭脳の有機体と及び健康体が表される。個人の健康さと共に、集団等の領域の健康さとなり、両者は一貫的な性格で繋がれる。

即ち、感受性と感覚と観念、思想と基本動作と認識対象といった3要素と循環の持続的な仕組みに在って、人間の動態的な良好性や過剰なストックに依存しないフローの良質性という原理創造型の軌道を備えて、健康な心身の持続と描き出されます。

この全体観に対して各種領域における活動の適性が計られる。各種領域には需給構造が備わり、受容者との持続的な対話があって供給者の供給事物への価値が計られる。その中に、基本動作となる特定対象の認識作法への問いが生まれ、それを明瞭に示し、公平公正な適用に在って創造事物への客観的な測定が取られる。

感覚的な規定方法と心理的な側面という基軸尺度から領域の適性を計り健康な対話に在るのかどうかの恒常的な仕組みを備えて緊張ある内部と外部の活動に及び、向上心の持続によって体形と精神の良質化の図式が描き出されます。

外圧に寄らない自主内発的な姿勢と態度が有機体の健康に欠かせない動力になり、外圧による受動的な発想に陥る程に、消極的な発想や歪んだ精神が深まり適正調和感覚を崩した有機体へと堕落して衰退の道へと進められる。こうした動態感を持つ事が人々の不動的な感受性に基づく社会の自然律と現れ、このような志向性に保守思想の概念を充てるのが本書の規定に成ります。

共通の普遍的な原理と備わり各種領域を統制し領域内の規律へと及んで人間世界の安定と繁栄への法則と定められ、自然と人と人との適正調和世界のビジョンと提起されます。物性への依存から思想が弱まり、感覚的な反応が深まって人間性を喪失しては人間界の破滅の道が進行する。理に叶った不動的思想と実践が欠かせない原理と描かれます

文化論形成の狙い

3)文化論形成の狙い

生産や表現、対話の良好化という面から学問体系の在るべき姿が浮かび上がり一般的な学問体系に文化の視点を挿入して人間作りの型枠を提起します。

3-1感覚寄りと観念より 世界を表現しそれを作る工程への意識が弱いと負担の感覚が生まれず、質の上昇となる概念を作りだされる。実際に感覚的な実感に届く方法を描かずに概念のボリュームに偏るのが文系の学者世界等で顕著になりこの偏りが妄想へと及んで世界を歪める。或いは理系の部分限定性の感度が実感の多彩性を弱め過敏な利己的体質に及ぶ傾向にも映し出されます。言葉の進化は感覚的な実感と離れた概念の複雑性を創り上げ妄想的な世界観を広げられる。良い悪いは受ける人々により多彩な実感を否定する事は出来ませんがあまりにも標準世界と離れる事には健康な感覚を崩し良い精神状態とは見受けられず根源的な概念に立ち返り贅肉を削ぎ落として質実の程良い表現を持つ所に感覚と頭脳と感受性の良好な人間の実感が現れる。

3-2根源の焦点 人々の活動の基本的な焦点は、「欲望と負担と質」という面で現れ、この概念に様々な要素が付加され多用な抽象世界が表現される。対象の広がりある実感を作るのに人の構造を原理に広がりの認識を掴む概念の創造に無いと実質感が生まれず偏った映し方へと流れる。これに陥らない根源観念の充実が骨太の論理を抑えた思考や行為を組み、良好な感受性を持つ主体が作られる。特殊世界の弊害という実感が生まれる事に対する基盤の厚さを作り概念の特殊性への峻別ある感覚の形成から落ち着いた表現が生み出される。

3-3活動観念  理想画と現況と方法という活動観念を備えて、欲望と充足の構造を持ち、欲望内容の規定や、負担の可能な資源の有限性を踏まえた質の設定や方法の思索を及ばせて健康な心身が実感される。この切り分け感覚を持たずに負担の意識が生まれず気ままな世界を表現される弊害が生まれる。標準的な生産工程を備える人々からの異質性と現れ地から離れた感性という実感が作られる。その特殊性から犯罪等の下限的な行為類型への感度も異なって、社会の良好性という所与的な動機と間逆の行為を見せられる。

理想画を主に扱う生産か、現況認識に力を注がれる生産か、方法に拘る生産か、全てを完結的に範囲とする生産か等の自覚や事前的な明示を要して外界との誤解の少ない対話が形成される。詐欺や盗みへの意識を持って不快予防の観点から作法の良好化へのポイントが示される。完結的な一巡在る生産体験を持って部分業務を担う工程があって切り分け感が作られるものであり現代的な生産方式における分業体制はこれを弱めてひ弱な体質を作る因果に映ります。

3-4根源観念の強化 頭脳へ偏した生産形態から身体感覚の脆弱化や精神的な飛躍感を生み一般との感受性と離れた感性を作りだす事へは根源的な実質感を表す文化論を強調して骨太の感性の厚みを共有させる取り組みによって分業や部分最適からの弊害予防を達成する事と思われます。二次情報に過度な依存をせずに一次体験からのゼロベースの論理を作りだす事がないと文字情報という加工度の上がる原理を下にした原理の創造となり質実感の特殊な表現が現れる。観念ばかりの世界に寄らず身体感覚と生身の感受性の程良い体験が回って質実の良い世界を表現する事に成る。

3-5全人格の形成 国語や数学という基礎動作に対して体育が伴って、特定対象を感覚と観念で作る工程が生まれリアルな世界の質を持ち、理想論と現況と方法の図式を常態する感性が備わり欲望と負担と質の形成という基盤感覚を持つ健全な発想が生まれる。以上のような点を踏まえて学問体系を作る所に良質な人格や創造世界が生まれる。倫理道徳と基礎動作と特定領域の循環を重ねて感受性と感覚と観念の程良い有機性が備わり欲望と負担と質を作りだす健康体と描き出され、歪んだ方法の着手や犯罪感覚の防止になり不快の削減と快適の増進という軌道が固まる。基礎教養にこうした面の充実を図り健全な心身を育てる土台の強化を訴求する活動として文化論及び文化活動が示されます。

文化政策

文化政策
現代に映る最も深刻な人間の崩れは、道具の開発と利用による効用に対して、負の影響が顕著に表れている所で在り人間側の感覚や感受性の変化から人との関係における各種の歪んだ事象が発生する。

身体感覚的な酷使の削減や物的作用面での効率性に人間の欲望が生まれ、科学技術の知見を探求し応用に展開し欲望充足に及び、この面の志向性が産業経済の基軸的な需給構造と備わった。感覚面への軽減は一度慣れると、その作用なしにはいられない固定性を持ち、或いは更に感覚的軽減を求める欲望や供給的な探究が進められ、この相互的な循環が止めどなく及んでライフスタイルという規則性が形成される。

物的な感覚は発想や思考と行為を強め、産業経済のみならず、制度や法規、教育や文化へと連鎖してあらゆる面で支配的な原理と浸透する。こうして一方向的物性の感度が強まって、身体面の弱まりから対人面での感受性の変容に回る因果に映し出されます。それが各種の犯罪の発生にも現れ、犯罪自体の質的変容も生みながら同時に不快性への敏感な反応も作られて、対人面の窮屈さや神経質にも及ぶスパイラルが見られる。

そして、サイバー犯罪という直接的な主体性を見せない間接的手法によるこれまでとは異質の当事者の特定が難しい手法を取った悪質性の高まる犯罪が進行し、問題の複雑性や人格破綻度の高い病理現象が生じている。根源的な人間概念を大きく外した劣化と及び、物性の感度の深まりが、精神面の狂った事象を生みだす因果と推察されます。

このような背景からも、人間理論の再考や探究へのエネルギーが現れ根本的な負の問題に真摯な対峙を持って人格破綻への対処や予防の抜本策へと思索を及ばせて、基盤の改良への創造を投じる志向と至ります。これらの事象からも、根源という視点を持った時代の転換期への認識が強まり、小手先の対策では済まされない抜本的な変革の時に来ているといった感覚が現れます。

自覚症状の及ばない慢性的な体質と至って、自己制御の向きへも意識が行かずただ感覚的な欲望の暴走が深まる事へは深刻な感度を持って、感受性の変容へ対処する事が必須に思います。こうした焦点が、各種問題事象の上流で在って場当たり的な反応ではない根本の原因特定を成して有効な施策を投じる必然性を感じます。異常者に力を持たせず、欲望と力と責任の均衡を標準として健康な心身を創り上げる発想が強まります。特定空間に限定されない世界的な観点となり、大げさな事でもなく、人類の共通基盤を強固に作りだす事が急務に思います。

4)主体性の良質化4

 

4)主体性の良質化4

4-1実態の人間 失敗や過ちというマイナス性の事象を大なり小なり経験される事が万人的な体験であり、それへどのような態度を示されるかにその後の軌道が現れ、体質という染み込んだ性格が創り上げられる。隠しきれない発想や行為と現れ、実態の人間が捉えられる。過剰な美化にも弊害が生まれ、プラス・マイナスを含む人間の性格を認識の下に適正感をどこに創るかに健康な心身が映し出されます。

4-2根源世界 こうした論理の根源観念には、因縁生起という世界観で示される生滅概念という感性が自然感覚に内蔵される。「生は滅を伴う」という大雑把な示し方でありますが、物事の真相を突いた見事な表現に感じられます。この根源観念から様々な物事の道理感覚が論理と現れる。

4-3根源世界からの道理 

1)有限の生命を持つ有機体は、「生きている」と同時に「滅している」状態にあり、或いは他者との関係でいえば、「自己表現を強める事は他者表現を弱める事」になり、このプラスとマイナス感覚を一定程度持ちながら、前進と共に後進的な見方を含む事に、美醜や善悪観の正しい感性が形成される。

2)そして、過去の規則性に基づく既知の事と、未だ試行も見当たらない未知の事とがあり、前者を鑑みながら、後者を挑戦する等として失敗や成功という感覚を抱き、発見や既知の経験が獲得される。

1)と2)は、消極策と積極策という区分にも見られいずれの方策にも事実という結果を掴み知恵という価値が残る。

3)知恵という果実を獲得する事は自己のリスクを取ってチャレンジする事であり良いも悪いも糧になりプラスに活かして滅を超える生に及ぶ。こうした創造は財となりリスクとリターンの適正な循環に在って納得感が生み出される。

4)チャレンジもせずに盗みやいい所どりを行う作法には、不快や批難が浴びせられるのが自己の尊重や他者との共生を志向する健康な感性であり下限の絶対則として万人的な合意が取られる事でしょう。ここを最低限堅持するのが生と滅を結ぶ感受性になり人の熱意や制作を尊重して自己の存在も尊重される。

5)これに物性の感覚や力によって、押しつぶすような発想に至れば人間の基盤となる感受性は崩壊しやったらやり返すという哀れな結末を迎える。

6)生滅観念と下限則は以上のような相関に発展し人間ビジョンと纏められ、この観念を感覚と感受性を通して規則性を経る中で皮膚感覚に浸透させ、人々の所与的な性格と固まり主体性の基盤概念が形成される。

7)自己を省みず外界ばかりへ批判を強める姿や、挑戦せずに盗む行為には生命を尊重しない人間と値しない害虫と映し出される。物質の感度が進行して生滅感覚の崩れに及ぶ事のない健全な理性の堅持が不動の感受性と備えられて根源の制約となりその上での自由を創り上げる世界に持続的な成長軌道が描かれます。

主体性の良質化2

感受性を根に感覚と頭脳を用いる」「物理性と理性の適正化」と合わせて、保守思想から生まれる必然の帰結に「有機体としての適当な在り方」が描かれる。

【事実】樹木に例えて有機体と動態の仕組みを表すと根と幹と枝葉という内部要素と太陽からの光、雲からの雨、土からの養分が内部要素への栄養となる外部要素、虫という内部要素へのマイナスとなる外部要素、産出物が実となり受け手が人間という循環系でありのままの実際が捉えられる。

【理念】感受性を根にして感覚と頭脳を用いる。物理性と理性の適正化。生命の躍動とアウトプットとインプットの適正

【方法】システムの最良化=欲望と力と責任の均衡、正の作用の増進、新陳代謝の促進、働きに相応しいエネルギー、
アウトプットを良くするには、インプットを良く吸収する内部要素の作用と、実を作る為に資する内部要素の作用、これら作用の序列が生まれ優秀な働きは残し、古びた要素は切り取るか、栄養を少なくするという方法が発案されて結果の最良化につながる。

【自然律】これらの認識について客観性を高めて、納得感に及ぶシステムの更新を持続的に行い、主体性の良質化の維持や上昇が叶えられる。以上が自然の理と成り、人々の活動に於いても同様の動きに在って、自然と人間との適正な調和が作られる。

【概念適用】理念、アウトプット、インプット、変換過程、内部要素、外部要素、エネルギーの吸収と産出といった有機体の図式を下に適正な在り方を描き行為に反映させ、欲望の良好な実践が取られて主体性の永続的な健康が叶えられる。これらの総合でアウトプットが規定され理念や人間像が示されます。各種概念の内実が詰められ概念と感覚と実感の構図が深まりを見せる。保守思想の完結的実践の自主的な姿が理念に刻まれ遺伝子と継承される。マイナスかプラスか、汚点か英断か、負債か資産か次代に受け継がれる。後味の良い旅立ちに当該空間の文化が見られる。歪んだ手法を用いる害虫は残らず駆除する事が良好な文化の要諦に思います。

主体性の良質化

人の評価ばかりをされて生活の糧を得られる生産には不快感が強く現れるのが率直な反応と成り観測者や評論家の性格には人間の醜さが映し出される。野次馬的な根性で虫食い的に人の善し悪しを好き勝手に論じて広く伝達して興味や関心を集め自身の評価を得る構造自体への歪みが映りだされる。この負の側面に有用性の認識を与えるには生産者の明瞭な尺度を作り公平な比較を持って事象を取り上げる均衡感覚を備え、意図するビジョンへの方法という構造にある事が当事者性を帯びる生産に及び、他者を食い物にして糧を得る歪んだ精神性が減少する。どんなビジョンを備えられるか事前に表す態度から良好な観測や批評への検証が生まれ、虫食い型の性質と建設的な活動との峻別が取られる。視聴者に在っても同様の原理が適用され、備えられる理念やビジョンの程度と適用の図式が、外界に映る事柄への客観的な認識と評価を叶え、対象との良質な交わりを創り上げる作法と現れる。

このような基準を個別的体験の積み重ねから肌感覚や自然な感性に備えられて、実質的な人格が生まれ善悪や美醜について定見と至り、八方美人的な醜態が回避されて顔の見える主体が認識される。利己性の進行や未成熟な時点では根本や背骨が伺えずどっちつかずの曖昧性と成り単純な利益を追い求め虫食いの性格を表され、程度の悪いマスコミという姿と現れる。金目の事に平気で理性を売り犯罪への制御も効かない行為を生じさせる。これに至っては人間と扱われず長期的な信用や信頼等は間違っても与えられず、根なし草や人格破綻者という認識が作られる。

感情が起こるとは人格の反映であり、基準や理想となるビジョンへのエネルギーであり、短絡的な利己性の感情に偏するものは物的欲望の現れを示し、この性格の異なる感情の峻別を取るのに中長期の規則性が個別的態度への性格づけになりどんな主体の性格かを判断する視座を与える。感覚と感受性の体験から創り上げられる当事者性の生産者と備わる血肉化された性格が、中長期の規則性の実態になり、局所の事象を分子に備えて部分的な直感に寄らない真意を映し出す事に成る。発想や行為の規則性から人格の性質が実感され正しい対象の把握が生まれる。それをとって体質や感度、習性や文化等という観念を充て感情の性格が掴まれる。

人と人との真摯な対峙を持ち、感情の衝突を起こせる相手という判断に及び、一定の質が見られてまともな感情を表す対象との区分が生まれ虫けら的な性格は除外される。健全なベクトルを備えた活動とエネルギーを投じる積み重ねから良質な基準が固められ健康な発想や態度が形成され文化人への道と示されます。

下品なマスコミ、政治家や行政マン、財界人という性格と健康な感情の衝突には及ばず下限の制約さえ守れない無人格の虫けらに陥る事のない、良質な人格者との健全な感情に、喜怒哀楽というプラスマイナスのいずれにも肯定的な質感が形成される。こうした人間の峻別や人格形成の作法として根源的な利益を求め創る活動が生まれ文化論や文化活動という括りの生産体系が纏められます。

この焦点があらゆる事象の根本原因であり良いも悪いも主体性の持ち方から生まれ、発想や行為、創造が生み出される。その悪性の根源がマスコミという業種の構造的性格として顕著に現れる。縦割りでの業界区分というよりも、この性格を持つ個々人の性質という観点から各種業界内での負の共通性として掴み、横断的なマイナス因子が特定され全般的な改良への抜本改革に文化政策が配されて、小手先の改革では留まらない根元の切り取りによって新時代の再生が起こされる。

根本の不良は至る所に歪んだ感性を増進させ負の連鎖性を広げられる。エネルギー源からの見直しと観念フレームの更新という上下両用の同時進行で感覚と観念の実感を作る本気の動きを起こす決断が求められる。

日本文化原論における保守思想

子供の頃に正義像が入力される。まずは両親の性格が色濃く反映され、兄弟間の秩序が作られ、そして学校における先生の性格が善し悪しを判断する基準の感性へと浸透し、友人間における優劣の序列と現れる。年齢的な序列や、技能的な序列、人徳面の序列など。

学問的な志向性やスポーツでの優秀性、音楽芸術面での魅了性、ユーモアのセンスの良さ、等々、何がしかの領域や側面で、人への関心を起こし、技能的な優劣、道徳的人徳の基準が生まれる。これらが純粋性の高い絶対則に置かれる。そして、生産者という経済人の立場における倫理や技術、市場との関係へと発展し、各領域での牽引的なモデルが現れ、それを手本とした限定的な秩序が生み出される。領域独自の限定的な基準が生まれ、相対的な個々人性の価値が創り出される。こうした直接的な尺度を基準にして、個々人の自然な関心が進み、序列感への納得性の高い秩序が生まれ、切磋琢磨等にエネルギーが投じられる。

財力や権力は、どちらかというと間接的な尺度に配され、それ自体での序列を志向する事は、健全な欲望という意味とは少々離れ、二次的な方法という性格に在り、こちらの面が過度に進んだ秩序からは、上述の固有領域の原理の探究が鈍化し、且つ需要者としての感性も萎ませる。財力や権力への意識の偏りから、歪んだ発想や手法が進行し、生身の感覚や感受性の豊かさが縮小し、無機質な合理性が増強される。

誰もが一定の同質的な感じられ方を描き出し、子供が感じ取るような所与的側面に振り返り、経験から積み重なって形成される凝り固まった概念を剥がして、ゼロベースの感性を蘇生させ、基軸となる原理を捉えなおすといった所から、物事の根本や基軸が鮮明化され、それに従った秩序の編成に良質な成長の軌道が現れる。

二次的な面と一次的な側面は、管理型の業務と技術型の業務等と及び、外界との対話に比重が置かれる面と、内部の中枢的技術を磨く面との有機性で、車の両輪が回る。これがやがて機能分化して、管理業務のアウトソーシングや技術の専門分化や協業が作られ、領域の細分化と精度の緻密性に至り、高精度な加工技術が生み出される。供給力の向上と需要感覚の反映という流れで、人々の感覚や志向性が作られる。

この一方向的な流れは必然的に、物性や無機質性の感度を進め、そこからの弊害が各種現れて、細分化からの統合へと欲望が回り、物性と情緒の調和性を導出しながら、両面の上昇に及ぶような軌道が生み出される。こうした動態感の下に、時々のトレンドが現れ、時流という色合いにあった技術やデザインを投じられる。経験から生まれる有用性と経験からの阻害性は、趨勢との比較によって峻別され、時々の共通性への適応に力が集中する。

こうした図式が変容しづらい長い周期で見た動的根源性の原理と浮かび、個別性と共通性が作られるという因果で人々の欲望の循環性を表す事に成ります。どんな時代感覚を抱くか、基礎的な諸条件の趨勢を根にして、分化や統合という欲望の向き方等をウオッチし、各自の技術に工夫が加えられ、時々の環境に適合する需給が創り出される。

根源原理は大きな周期として捉えられ、細かな志向性が時々の下と現れ、土台的な原理の上に、二次三次の原理が現れるという相関が浮かび上がります。根っこの部分はあまり変わるような事にはならず、衝動買い的な動きが時々生まれて、定番に戻る循環と映し出される。こうした歴史観が文化という面から描き出されて、人々の変容しづらい価値観を源泉にした感覚や頭脳の制御性が作られる。感覚的な進行を観念で留めるような向きの操作を適正に取る事が在って、長い周期の健全性が叶い、感覚的な自然反応は意識的な操作の下に制御されて健康な感受性が持続する。

人間側の意思が弱まり物性への止めどない進行には適当なブレーキを作る事への論拠に以上のような世界観が配されます。保守思想という価値観を広角性や根源性を容れて表す事によって、人々への実感や納得性を高められるように思います。この全体像の上に、情緒性の創造を乗せて意義の訴求を高め価値への認識を醸成し、長く根源の焦点から対価への客観性を生み、バランスを保った人間像の実現工程を進行させて、健全性の維持や上昇への道が持続する。機械性の感度が行き過ぎて保守思想の実態とかけ離れた動きに在る事の正しい自覚にどこか狂いを覚えます。

頭と感覚と感受性の分断や有機性の弱まりが、観念と行為の分断を生み、歪んだ性格からの思想と行為の乖離を齎し、思想の正しい表現が現れない。概念設計の粗雑さや支離滅裂な態度が進み、管理へ偏重した強圧的な操作性が生み出されるという病的な性質が浮かび上がる。根底からの規則性を正す転換期という時代観が現れます。ぼちゃん感性と物性依存症の暴走を防ぐ有効な施策を投じる事が必要に思います。