根の性質

根の性質

頭に寄った体質形成は言葉ばかりで体との一体性を欠き、自身の手足を用いる事を避ける発想が浸透される。誰かに金銭で委ねやってもらう発想が強く間接性の道具に慣れ、能動性の弱い主体と映し出される。リスクを取ってリターンを掴みだす積極的な創造性とは離れた模倣的且つ受動的なスタンスに快適感を抱かれるエネルギーの弱い性質とも伺える。ぶら下がり型の感性には健全な主体性像とは異質になり、物性依存に慣れたお任せ型の志向性と現れ、ゼロベースから物事を創り上げるスタイルには無いサラリーマン型の分業を好まれる。起業的なスタイルを好むかの違いとして両者の性格の相違が浮かび上がる。

健全な精神と肉体の一体性に健康な感受性が示される。体から作られた過程に生まれる観念と感受性の生じ方となり、頭脳に偏した小手先手法で物事を斜めに構えて交わすスタイルとの違いと現れる。基本的な基準は前者の構造と動態に在り、これを持って信頼形成に及び適正な調和を創り上げる人間が生まれる。このような大別的な主体性像の種別が取られ、いずれの型式を好むかにより歩み方の相違に及ぶ。この応用が憲法等の規律の作り方に反映し根元と基幹と枝葉の構成方法に現れ、受動的な性質の縛り型の観念体系を発想するか、能動的な性質の参画者の描き方を作るかの割合に分かれ基本的な根本の性質と現れる。

良い所をサクッと盗むような習慣を備えるか、自らエネルギーを真正面から投じるか、腰の座り方等の基本的な構えが異なり発想や行為に及んで性格と掴みだされる。こうした焦点で物事や対象との対峙作法の質的な違いによる人間像に反映され、基礎的皮膚感覚や根本の感性が作られる。テクニカルな小技を多用する歩みからは健全な精神や肉体が宿らず、感受性と身体と頭の連動した姿に在って自然や人との適正調和を創り上げる事へと連なり信頼のおける人間性が備わって良好な遺伝子と組み込まれあらゆる創造事物の性格へと浸透する。

基本的な道理と成る筋道はこうした描き方を持って理想像を表し現況の認識から適正な方法を導出する実際性を備えた活動に及ぶ。正しい主体性像は普遍的な原理でありこれを目指した志向性は変えるべき所には無く、この観念の有無や程度が考え方の違いと現れる。痩せ細りの体質が進行する傾向には良好な持続的安定と成長の軌道と乖離し道具の多用や物性型の感覚に振り回される姿が進む。健全な精神を根にした真摯な態度を創り上げる規則性は不変と備える事が人間性の堅持に不可欠の作法と描かれる。

世渡り上手にも賛否が生まれ責任感覚の持ち方が衝突に現れる。軋轢への免疫の弱まりには、あまり良い傾向とは思えず健全像とは乖離する。この面に根本的な性格の変容が浮かび上がり発想や手法に顕著に現れ文化の質を規定する。

人権と文化

物理的な攻撃性による勝負というような世界観は、人間世界では本流の軌道にあらず、理性を主軸に自己と相手方との共通的な利益を創出する創造性に於いて主導的な立場が形成され指示と受容の割合感覚に現れる。この区分が強調されて正々堂々とした潔い立ち振る舞いに快適性が生まれ、良い結果も悪い結果も真摯に受け容れられる態度が作られる。

何でもかんでも主導的な力を備えられる事は無く、どこかに注力して欲望の充足を遂げる領域を創り上げる限定的な生産性を持ち、自領域の自尊心と他領域への尊重関係による協働や共生の姿に及ぶ。物的短変数の力による支配の原理は、根底に共生性への志向の弱い強圧的な願望と現れ、このスタイルからは、一過的に人々を従属させられても長くは続かず、自主内発的な選択性の下に原理や創造への関心や効用を抱いて自らの意思による判断に在って、反復的な同一選択を生む自然な感受性に即したエネルギーが交わされる。

この状態に快適性を抱ける感性に健全な心身が現れ、平等感覚の浸透した体質に於いて理に即した創造と需要の関係性が作られる。こうした関係性の在り方に人間像が描かれて、平等思想や民主主義、自由選択主義という基本観念で説明され、健康な精神と肉体の規則性から生まれる人権といった総合集約で体系づけられ実感を掴むものと成る。この根源的な感受性に普遍性や不変性の価値を持ち、自律を取ると同時に他者へも求め共通的な感性を下に二次三次の創造性と原理が生まれ統一的な規律を備える人間の活動が見出される。

物性の原理から普遍原理を欠いた力の進行には、戸惑う事無く反応できる環境の整備等の施策も講じられて実態が形成される。長期性の原理として確固とした基盤に備えられ、人間の安全保障といった環境が生まれて健全性が向上する。少なくともこのような価値や環境が整い個別的な関係の柔軟な判断の選択が作られ適正が生まれ、多様な価値の尊重される世界が出現する。こうした社会像をベクトルに合わせて阻害する動きに在っては、時代の趨勢と異質の特異な性質と規定される。

しかしながら、過剰な権利の要求という姿には人権と離れた性質が備わり、権利義務や欲望と力と責任の均衡という概念が備わり完結的な質実を含んだ人間像が描き出されます。原論と行為の整合等の焦点から実態的な人権の実感に及び頭脳過多の表現や創造性には人権概念の歪んだ解釈と映し出される。

この性質に見受けられる人間が意外に多いのが現代の問題の焦点に上がり、頭でっかちの権利主張者に陥る事のない真に快適性の現れる人権の実現に向けた文化の形成というエネルギーが現れます。ここに、健全性という概念が作られて身体と頭脳と感受性の有機的な規則性が強調され、良好な共生感情の作られる健康体の形成過程が示されます。

そして、社会システムの設計や運用に於いても、同様の原理が適用されて、個々人の関係性や特定集団のみならず、大きな空間的広がりに及んで各層の因果が連なり人権概念の実感が形成されると想定されます。

無形遺産の定義

無形遺産の定義

運命共同体という発想も少なからず抱かれるものの、人も自然も不動には無くマイナス的な体質に及んだものと同一歩調を保つ事は難しい。これに及ばないように不変的な原理への探究と実践の動態が描き出され、基準的な尺度に固められてその規律に則した体質の持続と向上に在って同一感性が持続し、結果的に運命共同体のような質感が浮かび上がる。

観念的な静態論理と実態的動態との整合で質実を測定する事が頭と体を持つ人々の基本的性質になり、両面の健全な作用に在って共生性を抱く感受性が持続する。観念へ偏して感覚が及ばないと空の観念が宙に浮き歪んだ行為が発生し基準尺度と離れた実態が掴みだされる。何がしかの効用を生みだすアプトプットの持続的規則性が備わり権利義務関係を持つ需給構造が生まれ、それへの真摯な対峙と実践でエネルギーの創出とリターンを叶え有機体の正常な姿や感性が持続する。現代的な生産の特徴に無形財というアウトプットが生まれこれへの一定の価値が認められ有用性の実感を持ち観念自体に効用が現れる。物性の直接的な感覚による効用と観念表現から受ける効用と、両者の混合した財の生産といった区分にアウトプットの規定が作られる。実際に用いれば効用を認めた証と成り誤魔化しようのない実測規定が生まれる。用いながら効用を認めずに対価を払わないといった倫理道徳の欠落は関係を形成する基礎の脆弱性に至り、自律尺度と適用の取れない主体との関わりは良好な反復的な関係には及ばず、物理依存の自制力の弱い性質に人間性を欠いた病が映し出される。この基盤の良質性があらゆる創造や協働、共生の根に置かれ肥満化するほどに精神と感覚が劣って物理依存の症状に及び基礎の不良な性質が増進する。生産や法律、制度等という事物も人間側の自主内発的な自制力が基礎に在って良好な関係が生まれる因果に在り劣った基礎ではあらゆる創造が歪み適当な規則性の持続には至らない。こうした意味内容に倫理や道徳という観念の実態が現れ、欲望と力と責任の均衡感覚を適当に抱く事の出来る主体に健全な心身の所在が実感される。この適正を継続的に自他から測定されて権利義務の構造が生まれその質感を個別各所の事象で検証されて過不足に対して要望や修正、合意を持って基準の更新が重ねられる。物理力を優先し理を蔑にする感性の浸透に及んでは人間性が備わらず自制力の劣った動物世界が現れる。責任意識の劣る自由主義のはき違えは持続的安定と成長の軌道は生まれず、一過性の即効的な効用に傾いた生産性が進行する。馬鹿に過剰な力を与える事が根源的な原理との乖離であり、健全な主体性像を不動の原理に固めた二次三次の応用という構図を崩さない事に真価が備えられる。こうした論理への共感や有用性を抱かれれば一定の価値が発生し一種の無形財という性質が生まれる。価値に生命力を強める事が不変原理の実態化と解され、観念と感覚の質感を高めて真価を獲得する規則性と進行して健全思想の実態性が作られる。個々人、集団、システムといった主体の範囲を特定しそこに求められる期待と客観的な尺度を設けて測定する仕組みの構築が欠かせず影響力が増進するほどに透明な情報開示と共に期待質量が増して対応能力が求められる。適正感に及ばなければ範囲を削り均衡へと是正して適正調和が叶えられる。これが自制力の意味を指し他者の求めに寄らない自己制御に在って求心力や信頼感を作り模範的な主体性の認識が生まれる。自らの実態を積極的に公平公正に外界に示して内外との緊張感を課しコントロールされる自己完結性の高い性質を備えられる。このような観念体系に文化の中枢的な側面が浮かび上がり良好な生命体の本質的な要素と固められそこに快適感を抱き自然な合意形成が進行して長期に渡る規律と作用する。社会の自然律が粛々と作動して健全な有機体の遺伝子に備わり無形の財と固まる。無形遺産の定義と提起されます。負の遺産も場合によっては特定し後世へのプラス材料へと変換する作業も有用に思われます。初めに在りきではない運命共同体への道とも伺えます。

根本原理の形成と効用

1-1不変・普遍原理

生物の動力源はエネルギーの吸収であり、創出による効果の発生が吸収を生む。つまり、エネルギー投下と効果の産出とエネルギーのリターンの適正な仕組みによって精神的・肉体的な満足が齎され生命の持続的活動に及ぶ。この規則性の実現にエネルギーが投じられ、変容しづらい不動的な再生産の原理を創り上げる事に効果が生まれリターンに連なる。ストックに意識が向かう程にフローのエネルギーが投じられず、原理や効果が生まれずリターンが減少して生命が衰退する。物理性への依存に寄る程に探究心が弱まり効用を遂げる想像力を萎ませる。これが端的に表す根源的な不変原理になりあらゆる原理の土台に備わって二次三次の加工や応用を持つ普遍原理の性格を備える。本書における文化とはこの型式の創造と実現への活動と規定され、不動の感性を下に各種専門的な分野が創り出される。この根幹原理に則した発想や論理、表現が明瞭にあって健全な心身の所在が確認される。根や幹や枝葉となる構成をしっかり示して効用感を生じさせる創造に及びエネルギーが循環する。何かに迷った際はここに立ち返り筋道を丁寧に構成して力強い歩みが生まれる。民主主義、自由主義、法による支配、人権概念等の価値や構成は当該原理を良好に叶える手法に配される。

1-2根本原理と特定領域

不変原理、普遍原理という所から各種領域と領域の意義が導出され、更に領域に加わる要件が規定される。根源の原理には変動は少なく、二次三次の領域化は、原理と実施の検証と新たな発見を起こして随時規定の更新が取られて、目的と方法の有効性が向上する。この動態を日々の活動に備えて、前進性のエネルギーが投じられ効用を産出する事によりエネルギーが与えられる。領域の中核的技術と技術の受け手という構造の中で実践が取られ、供給側の論理と需要側の効用との対話を持ち、技術の確信性や新規の発見を重ね、或いは他領域との協業を結び、技術の向上という活動が展開される。一度作った規定や要件と感覚的質感による検証と持続的向上のエネルギーが投じられないと規定自体が死んでいる状態であり、頭や身体が動かずに固定化されている。一定の安定的技術の確立に在るか、又は向上心の弱まりや内向きの閉鎖性に陥り犯罪感覚も劣った慢性的な堕落にあり領域の解体等の抜本的変化が要る。不変原理や普遍原理と乖離した状態への懸念が映し出される。ストック過剰で外界への効用の上昇や探究心の弱まりといった原因が浮かび、贅肉が溜まり精神の荒廃に及び、エネルギーが湧かない体質といった現況認識にも及び、生命力の萎んだ物理依存の規則性による悪性の症状という推察が生まれる。この辺りの焦点と自己認識の適正を定期的に振り返り、根源原理と領域の原理との検証という作業に在って、健全な心身を備えた個々人や集団、システムが作られる。こうした長期性の規則性が内蔵されて持続的安定と成長の中核技術が宿り文化の所在が確認される。

4-1社会現象の基本フレーム

個別局所事象と構造と性質という重層の因果を想定した世界観を備えて、3つの観点を浮かび上がらせて社会現象の実感が向上する。機械論的合理性には、答えは比較的限定され、解釈や解答に違いは生まれづらい。これに人間の心理的作用が加算され、それまでの対話や関係の過程で生まれた心象が現れ、賛否への態度に反映される。ここまで含んで合理性を見定めるのが、外界と主体とそれを見る主体という重層構造を備えた認識になり、生物物理的側面と心理的面とを包含して原理の創造に及ぶ。

感情を持つ動物という変容しづらい性格への認識を根にして、自他の利益と実現の構図を作り、観念と感覚との質感を経ながら実感を向上させ、エネルギーの投下とリターンの適正を図り、持続的な向上への活動が展開される。

心理的な面を含んだ純粋原理の創造と解して、人間と技術を含んだ提起を果たし、自他との見解や発見を見出し、真理への探究という意識に統一されて、相互の理念と尊重の歩みを持って、歪んだ発想に逸れない建設性のエネルギーが促進される。

頭ごなしに否定したり、相手の負の面ばかりへと批評を強めれば負の心象が重なり、良好な協働や共生の志向性を弱められる。堂々と大きな理の追求と実現の為に、真摯な対峙を持って、両者の納得感に及ぶ正負の批評が進められて、横道に逸れた論理に及ばないエネルギーの持続が齎される。

或いは、肥満的な体質に陥る程に、建設的な創造性が弱まって、真正面からの原理探求力と異なった焦点に関心を強め、真摯な創造性と異質の感性や手法を用いられる。基盤的な体質の違いに在っては、感度と成る強弱感や意識の注ぎ方に差が生まれ、抽象原理や尺度の解釈や評価や適用に異なりを見せる。下地の共通性という面が対話の円滑性に連なり、文化論のような根源的論理構成という基盤面の同質性へのアプローチが進められて、表層の建造事物の適正な創造や運用に連ねられる。体質面の同質性を高める作用が心理的な開きを収縮し、健全性の向上と原理創造型のエネルギーを増強する。中期的構造の再編と共に、長期的な性質の改善とを同時並行的に進める意識と行為が備わって着実な物事の運びへと連ねられる。

文化の力

文化の力

変容しづらい規則性に則して、同調的な発想を持ち調和を見出そうとする所に共生性が浮かび上がり、他者や外界との根底的な基調が作られる。自然環境や季節の移り変わりに溶け込んだ感性を見せる態度は、自然という対象への関心の深まりから生命感を浮かべ親密的な対峙を持って正負の側面をよりよく知り、自身の特性を掴みながら自然との適正な交流点を見出す作法と現れる。自然との溶け込んだ調和性の高さと及んで動である対象と動である主体とを基調的な動で融合させる技術力が文化という人々の根源的な感性とも言い換えられる。人と人との集団生活に置いても一定の同調性を備えながら自他の利益を含んだ適度な挑戦的創造を発して向上心を持続させ、領域外への存在感を創り上げ内外との緊張と緩和の共存性が叶えられる。このような活動に神道や仏教という自然調和性を志向する発想と融和と鍛錬を内蔵する有機体の基本的な性質が創り出される。直線や単線、一方向性の論理に対して、曲線や複線、円循環という対象との関わり方を根源的な感性に備えた生産や協働等の各種様式に反映され文化といった抽象原理と描き出される。持続性や永続性という長期に渡る建設的な創造観に至る基礎的な感性が内蔵されて、強要的な一方向の過度な支配欲望に寄らない下地の協調面を持ち粘り強い探究心を備え、ここぞという時に適正な力を的確に投じる能力の高さを表される。懐の深さといった心象が作られ実質的な効力を見出す基盤の強靭さという性質が浮かびあげられる。同調性は媚び諂う様な態度とは異なり、外界との良好性を意図してより良く伺うと共に、自己との適正な関係を作る適切な構えで在り、対象化による距離を設けて支配するといった邪道や粗雑な物性的力の行使と異なる堂々とした正道を示し誤魔化しのない誠実な信用に及ぶ良好な協働と自立の健康を叶える。真理探究への欲望の高さが原理創造型の発想を起こし自然や人との真摯な構えによる健全な性質を創り上げられる。こうした特徴として文化の本質が浮かび上がり確固とした普遍原理に即した良質な感性を根にする民族性としてプラスの側面が映し出されます。他文化からの良い面は真摯に学び吸収すると共に根源的な調和性の作り方の相違などを感じ取りながら、自己の良好性を堅持した向上性に在って適正な文化の持続へと連ねられる。今日的な生活習慣の変容から物理よりの感性が進行する面に対して、根源的な良質性の再認識を固めて長い時の積み重ねから創り上げられた価値の源泉を見つめ、阻害させる要素との適正な関係を見出し健全な感性の持続と向上に在って適正な人間や文化が継続する。人間のアナログ的な側面から浮かぶ独自性を根に、機械的なデジタルの生産や利用を取り、受動的な性質に寄らない探求型の気質にあって文化の本質的属性が守られる。痩せ細った一過性の個性を表現して差別化を図り商売的な優位性を掴もうとする発想からは根源の感性と離れた文化の脆弱性と映し出され頭と体や精神と肉体のアンバランスな姿と伝わる。力へ振り回され正気を失う過敏な反応や臆病な心理からの小手先の手法や容易な道に着手する行為は根源的な性質の歪な進行に見受けられる。これが生まれる原因が諸々浮かび上がり基礎変数の急激な変化への予防的施策を進めて局所に生じる歪な事象を回避させる重層の視野へと及んで優先的施策の序列が見出される。慌てふためいて根源の性質を棄損させない為の適正な筋道を描く事が文化政策の役割に上がり真価を見定め人間の健全な成長を創り上げる力が作られる。

14)文化の神髄

一纏まりある文章を項で立て、更に節や章、部等という階層構造を設けるのが、一般化された文章構成法に思われます。個々の文章を記述し、それらを俯瞰して何がしかの規律を設けて、抽象集約されて個々の文章の性格が与えられ意味内容の明瞭化に連なる。この程度が良く整理されたものほど、熟考された表現に及び、時間を取らせずに何を申し述べたいかの意図が鮮明化される。断片性から有機性への進化とも言い換えられ、根本的な発想や思考と行為に、事象の特定と評価と改善の周期を持ち、これらを導出する土台の尺度が備わって生きた動態感の伝わる感受性の通った文章や表現が生まれる。

周期性に、日頃の活動の規則性と成る需給構造が意識されるほどに、課題解決型の施策に及んで、PDCAの文脈が自然に創り上げられる。人々との共生性を根に他利を創り上げる動態性を持つ習慣が生命感を宿したメリハリを持つ意思を表し、スッーと入り込む表現を齎せる。根本原理がどのようなもので、それが体にどの程度浸透しているか、この様相が振る舞いや文章に映し出される。感覚や感受性の実感が良く伝わる頭脳的な観念整理の良く取れたものと表される。個別表現と抽象集約を繰り返すほどに、基盤の原理となる骨格が創り上げられそこに個別が配列される関係に至る。この基盤原理という面に根本的な文化体系が配され文化論という原理と体系化される。

各人の歩みと過程の中で紆余曲折を持ち、試練を重ねて作られるほどに、血肉化された普遍的な原理の形成に及ぶ。体験工程を省略するほどに脆弱な基盤になり、完成度の弱い原理の下に個別の表現が作られ、自身での整理が良く取られないままに、表に主張等が取られ相手方に良く伝わらない錯綜した文を見せられる。こうした意味からも、本来的には誰かが作った根本原理を読み込んで吸収する作法は適当ではなく、自らの感覚と感受性と頭を用いて、深く考えながら抽象集約の思索を何度も重ねて、次第に不変の理に行きつき確たる根本原理や文化思想が備えられる。この柱が強固になる程に、安定と共に躍動感を含んだ強い発信力が生まれ、相対性に寄らない絶対性の原理を持ち影響力に反映される。対象からの影響は弱まり影響の発生源という光源を備える主体性が作られる。

二次情報の読み込み等で留まる安直な原理の形成過程はその程度の原理となり、エネルギーを投じた程に比例した創造性が生まれる。頭脳的な先行性や小手先の表現に対して体質と浸透した原理を備える質実を兼ねた表現者に及ぶ。台本などを多用するほどに自ら考え作る習慣と乖離し、痩せ細った感性とモラルの低い性質に及んで外界からの信頼性を築けない。

今日、頭と体の分断が顕著に浮かぶ不快事象が多発する事へ、細分化した感度に本筋を通す統合性の作業が生まれて人間側の強化を図る活動が求められる。このような性格を持つ文化領域の強化に意義を抱きます。

根源感性と技術力

個別各所の社会現象の出現と原理体系の内容と両面の相関性で、感覚と観念の因果の実感を掴む事になる。皮膚感覚と現れる問題の取り方が先んじその発生原因の分析が行われる。原則と成る観念体系が実際的に生きたものであったかの検証が生まれる。物性の過度な進行に在ったという事が現代までの総括になり、観念体系自体や作用が不十分という実感が生まれる。ここから文化体系が生まれ、憲法等の規範へと反映されて理性と物性の程良い在り方へと修正への力が注がれる。

生活全般から浮かび上がる正負の側面がどこに在るのか、この直接的な事象と間接的な因果の感じられ方が創造性の起点になり、改善への熱が生まれて観念図と感覚に現れて活動の過程が示される。素の個人という立場から生活全般との関わりで見る純粋な感性が根になり、ここの認識を示して創造や協働への出発点が表される。物理性に負けて自制力の劣った感性が問題や不快に上がり、人間の精神的な痩せ細りと浮かび、この原因に着目して改善に及ぶ人間像が文化体系として纏められる。

このような根源的な感性図面を土台に、産業経済や政治行政の在り方への軌道が生まれ、根と幹と枝葉という有機体の全体観が創り上げられる。個々人の感性や集団の感性、社会システムの性質と成って社会事象が出現する。このような焦点が長期性の人間の認識や改良の道筋に描き出され、中期的な権利義務関係や需給構造に変化が生まれ、個別各所の事象に反映される。

専門的領域の技術的な作用の前段に、上述のような構図による問題や好感という感性が示されて、改善への有効な施策として特定領域の技術が配置され、人格と生産の有機的な関係が表される。各生産者は、外界へ自己を表すに際してこうしたストーリーを解るように明示する事が外界との真摯な姿勢と態度に相当する。技術の性格が異なる他領域との協業を取るに当たっては問題の感性の同質性が接点に現れ、この足並みの同質性を下に多角的な技術と技術の相乗効果を意図した協働性が創り上げられる。こうした筋道に健全な感性が現れ自立と共生の良好な在り方が生まれる。以上が根源感性と技術力、総合と専門の相関と言い換えられます。

文化の奨め

快適は増進、不快は減少という直感が働き、快適ばかりに視線が向かう。快適感は不快感との相対感覚と現れ一面ばかりによると適正感を見失う。権利義務関係の均衡への意識は、快適を達する権利の面と、それを得る為の義務から成り、後者の側に不快の性格があり、こちらを取らずに権利を欲する事が適正からの乖離と表され健全性を見失う。エネルギーを投じてリターンが得られるという原理と同様であり、タダ乗り感覚や盗みという行為は他者や外界を尊重せずに一方的な強欲を表す姿であり、両者の適正関係の形成にはフェアな均衡感覚を持って、成果や効用の創出に適正な対価や報酬を支出する感覚が伴い需給構造の適正や人と人の適正な皮膚感覚が作られ、一過的でない反復した関係や深度に及び、快適ばかりを求めずに不快に耐えられる感覚が伴って健全な心身が作られる。

二つの基本的な感覚に対して、適正を見出す情緒の作用が理性と言い換えられ、物的即効性の効用に対人的に良好な感受性を求める健康な感性が示される。二項対置概念と調和を創り上げる思索の根本的な仕組みと成り、生滅や正負、攻守や明暗等々の対極に人との関係性を視野に含ませて両者の適正な調和を探す所に人間性の概念が当てられる。

個人と集団、民間と行政等の対立にも、同様の感性が適用されて両者を統合する観念を作り、フラットな関係性から同一理念を見出してそれを叶える協働関係の構図を描き、効用を齎した事への適当なエネルギーの返還に在って健全な関係の持続に及ぶ。こうした原理を「因果応報」等という抽象概念で表され、世界観や世界観の形成基準と表現される。どこか一面的な欲望を当たり前のように求められる今日的な感性には、偏った快適性への過剰ぶりが映し出され、物性感覚の進行による過敏反応が起こされる。問題と映し出される事象の根本的な原因に相当し、人との良好性よりも個人的な欲望を強く求める向き回り、平等感覚の欠落した自己中心的な姿に、長期的な普遍性と離れた歪な精神性が映し出される。

他利を作り自利を得られるという気流から他者を抑え込む事や他者から奪う発想の対象化や攻撃性が進み利益を得る容易な手法に向かい、粘り強く原理を作るエネルギーが脆弱化する事へは基軸の弱い人間性が進行する。管理手法ばかりに意識が向かい、人との距離を設けて支配する作法が多用され、純粋な原理自体の向上に力が投じられない創造性の歪んだ状態と映る事が少なくない。ここに問題の焦点を定めて健全な人間性への基本原理を訴求し、適正な人間作りへの秩序の醸成が進められる。

これを称して「原理創造型世界観」と抽象され、資源等の有無に関わらず原理形成力を動源とした推進力を強めて生身のエネルギーに対する適正リターンが均衡し健全性が向上する。物理依存症が過度に進行する弊害が目立ってきているかにも感じます。画一的、偏狭な感覚が強まり、単式の方程式による物事の決定という思考や行為の型式化が進行する。根本面への深まりある思索が進められて、厚みのある基盤や極端な反応の予防に連なり物性による強要等に陥らない二極対立の適正調和を見出す感性が創り出される。持続力や継続力に文化力の本質が生まれる。

8)原理と原理の優先付け

8)原理と原理の優先付け

原理という言葉の定義も人によって様々見られます。学術的に作られる原理があれば、生産現場において取り行われている原理や、個別事象に何がしかの共通観点を設け収集して有りようを描き出し、観測する行為も原理となり、対象に観点を見出し、観念と感覚の実感に及べば、対象の現象化や認識という質感が取られ、その反復性の程度によって法則等という言葉が用いられる。こうした探究行為の根源は生命の存続や躍動を欲する感受性をエネルギー源として、安定と成長を遂げる為に、再生産の仕組みの形成や新たな発見による様式の向上という創造活動で表される。学術的な狭い意味での原理に固執する事もなく、人間の生活全般の様相から根源的な欲望と合致する生産性に及べば一定の型枠が創り上げられ原理の創造が果たされる。

知の厳格性や継続性等の相違から原理の確かさ等へと視点が取られ信頼性の程度が生まれるものの、多種多様な範囲や想定を想像して行為と頭脳で型枠の実感を遂げ、他者へと明示し関心と効用の共感に及ぶと一定の価値が現れ、意義ある創造性と認められる。或いは他者の反応に関わらず自身の納得感に重心を置いて作られる創造に価値が備わり創造の無限性が認められる。もちろん他者への利害を考慮の上に一定の制約の下で自由な創造性が許される。つまり、共通基盤になる一定の制約原理に上位の優先度が備わりここを外した創造性は許される事はない。万人的な共通価値は普遍の原理でありこれが基礎にある事の認識が弱まり、物理原理を先行する事のない共通感情が根源原理であって、こうした相関に普遍性を置いて人間の中枢的な性質が維持される。順番を間違える事のない感性の所在が健全な原理の創造における基本作法で在り、これを外した原理の創造には一定の制裁を課し人間の根源性への更生期間を設ける不動の原理が明瞭化される。一時の区間で作られた原理ではなく、長い歴史の形成から多くの人間の熱意や総意の下に創り上げられた根源原理に反した事への重みは単純な経済性では計られず、人間の根幹性を棄損させる作用には猶予なく原理が適用され適正な秩序が堅持される。肥満な性質が慢性化して基礎を崩す事に対しての健康な感性は伏せる事無く粛々と反応を持って過去の尽力に対する忠実な姿勢と未来に繋げる布石と成って人間の歴史に刻まれる。重要な管理点の認識が揃って関係が生まれる。ここが著しく異なると交わりに及ばず成熟度の同質的な性質が集まり協働生産が執り行われる。このアンバランスな実態には適正な感度から適材適所に回す自然な本能が働いて、構造の良質化と個別事象の適正が生まれる。性質が根になり構造と局所の関係が作られる。このような自然律を停滞させない健全な感性に根源の原理が備えられる。人口的な形式はこうした意味の自然律を下にして創り上げられ、後者が可笑しいと前者に感覚が反映される。根源価値の棄損には重たい判断が投じられる。コソ泥のまま旅立つも自由でありその汚名は子供や孫に引き継がれる。いくら金があってもこのレッテルは消える事無く、いつどこに行こうとも負け犬の精神状態は消える事無い。哀れな生き方を望むか、改心できるか、決めるのは自分自身で在り、心身の健康はコソ泥には宿る事無く無惨な最期を遂げられる。縁起の悪い性質には人は近寄らない。