事実が先んじる。理念やビジョンの下に組織図が作られ事業の収支が計画される。そこに実際の資源を投じて運用する中で、当初計画との各種ズレが生じ、それへの適正な更新が取られないままに、形式上の人員配置が残ったまま、実質的な意思形成のラインというものが浮かび上がり、表と実態の乖離した不健全な姿が現れる。客観的認識を欠いた過剰な欲望を持つ主体性によって、対象との真摯な対峙を避けて、ある状態を在る状態のまま形式上の更新を取らない歪な組織体が作られる。実質上の動きは形式上には無く各人の実質的な判断にあり指揮命令系統や対話の実質が備わる。事実上の標準に力が在り真実は誤魔化しきれず、形式上の居座りの姿は哀れな醜態と明瞭化され、次第に自身の客観性が強まって自ら相応しい配置を探される。感覚的な事実が先んじられ、形式的な上辺の付き合いは長くは続かず自然の理に即した形へと収斂する。表と裏の乖離の激しい性格の個人や集団は持続せず実態を把握するのに長くはかからない。このような自然律が健全に回る感性に健康な感受性の実感が現れ歪な精神性が表に明瞭に浮かび上がる。人間の変わりづらい良心が残り哀れな振る舞いは取り返しのつかない恥を晒される。信用を一度失うと取り返すのは容易ではなく、なるようになるものと思います。事実が重く着飾った衣やメッキは見透かされ誰もまともには信用せず、金だけの利便性となり利用する関係が生まれ、この利用という発想も感受性を崩す原因であり同質化する事に及ぶ。正直な態度が最も快適な活動性を生み、ここの変わらない性格に普遍的な原理が備わり太く強い力やエネルギーを生み続ける。堂々とした気質から客観的な事象の認識や評価が作られそれに即した循環に在って健全な感受性が持続する。平等思想を根にした表裏の少ない性質に日本文化の中心的な要素が浮かび上がり良好な創造性に連なる力の源泉に思われます。恥を引きずった精神状態から、力んだ行為が生まれる。冷静な判断を見失い多くの犠牲を招かれる。歪んだ行為に着手した事は消える事無く誤魔化しようのない事実として多くの人の脳裏や心に刻まれる。