根源的正当性の創出

根源的正当性の創出

「在る」という感覚を「ない」とする事は、正常な精神を備える人間の態度ではない。生物物理的な作用として感覚を得た事と、心理的な作用として人との関係上に表す態度とを区分して、「在る」についての規定方法を持つ事が適当に思います。つまり、前者の科学的合理性を重んじる事が、対象との交わりにおける健全な姿であり、自身の感覚に嘘をつく事は心理上の歪んだ精神を指し人との真摯な対話を持とうとしない歪んだ性格と映し出される。

この上で、「在る」という言葉の精査を進め、「持つ」という意味を含めるか、持つとは排他的に支配する事の出来る事等という意味の細分化が生まれる。持つという状態は、どのような条件が揃うと、持つになるか、持った場合は、どのような権利と義務が備わるか、これらの認識を形成し他者へと示して、共通的な概念の整合を果たす筋道が浮かぶ。こうした事は、あくまでも人間世界を中心にした願望を示すものであり、自然と人間との良好な在り方という点へと思索が進められて、「在ると持つ」の相違等への正当な根拠を探る事へと深められて、長期的な持続的循環の世界観が創り出される。

自然を持つ事の責任感覚を示し、自然と人との共存への思索が及んで、人間ばかりの欲望に偏した姿に陥らない健全な精神が現れる。この根源的な面の足並みが揃えられると、持つという意味内容の適当な解釈が生まれる。持つに値する振る舞いといった点への思索が進められ、資源を寝かせる事への罪悪意識に及び、遊ばせておきながら他を欲しがるような節操のない欲望が抑制される。

「欲望と権利と義務の均衡」という構えに、健全な人と自然との在り方が示され、過不足の少ない状態に調和性が備えられる。資源を持ち、どれだけそこから人々への幸福感を与えられる技術を示す事が出来るか、この作用が持つに値する決め手になる。このような原理創造型の軌道に在って健全な技術力の向上への道が生まれる。

何でもかんでも支配したいという願望は、自然や人との良好な対話に有らず、他者への幸福感を創り上げる為に、相応しい主体性が選定されて好循環が加速する。怠けて技術を磨かずに、物的要素で盗む事や支配するような向きに在っては人間界を衰退させる。自然の命を粗末にする感性は人の生命へも劣った振る舞いを持ち程度の悪い人間の性質を増進させる。このような事実は広く知らしめて悪性の認識を強める対処や予防が適当になる。

こうした共通理念を高めるような力が注がれて、個別的な対立の解決への方途が示される。個別当事者間の認識と、万人的な普遍性を作る事を同時並行的に探求する活動に在って健全な秩序が生まれ不毛な争いの予防が高まり人間性が向上する。物性で単純な衝突と支配を進める事に対して、感受性的に納得感の高める理論を作り実践して未来への良好な環境が創り上げられる。時が進むほどに叡智が高まり持続的安定と繁栄への可能性を上げるエネルギーの投じ方に在って健康な精神が実感される。論理を導出する事は技術力を指しソフトのノウハウが生まれハードとの両用で質感が高められる。根源的正当性を強める概念の創出が実際の力と起こり、良質性への感受性が動力源と成り方法が編み出される。物性で支配する感性から、理性に重心が進んで、物性の良好な用い方に及び健全な世界の向上と描かれる。

「在る」に対して、歪める事は物性依存に他ならず、他者の生命への尊重が弱く、自己の利己的願望過多という状態であり非社会的性質と特定される。ここからは富の創造が弱められ好循環の阻害因子に相当する。

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