根源原因から見て4次や5次という所の事象を問題視しても、なるべくしてなるような事であり、より上流の原因を突くような発想に向かう事が解決手法としては有効であり川上の変化が下流に連なる。特定の生産的立場から規則性が固まり、同じような焦点に集中する事から意識が偏り、分母的な大局観を探し自身の生産を向上させるような軌道に行くのが持続的改善の基本的な在り方にも思われます。
部分的技術を磨くという作業を持つ一方で、そこばかりに偏して大局面を欠いた力加減によると持続的な創造性が痩せ細り、こうした点から技術と営業ないし経営といった協業的な取り組みによって車の両輪と作用する。問題を抱くのは理想を持つからであり、どんな理想であるか、身近な事から普遍的な事、個人的な事から万人的な事という様々な想定が現れ、永年の歴史の成功や失敗からの学びとなって集約される長期的且つ普遍的事柄が上流に配され認識が固まる程にそれを土台に二次三次の原理の連鎖が生み出される。
事実という体験の経過から編み出された理想的価値という性格の方程式が形成され、人間の欲望という一方的な願望のみならず自然現象や社会現象を体験しながら人と人と自然の適正調和作法に及び行動や思考の支柱と固められる。このような性格の体系が上位の源流になって問題を察知して正道への修正へと力が注がれて横道に逸れた事象を修復する作業が生まれる。こうした思索から描かれる観念が文化論という領域の創造であり絵空事のような理想論というよりも永年の時をかけて切磋琢磨の中で収斂され確信の強まる考え方の下に適正な方法を導出する力強さに及ぶ。
人や自然と自身との良好な在り方を求める意識と行為の持続から創り出され、諸条件が変わっても平等な対象との対峙を崩さずに探し続ける事から良好な真理を掴み普遍的な万人性を備える原理が生まれる。物理依存の感度が高まる程に自己に有利な偏った発想に染まり、或いは楽な方に逃げるといった対象との真摯な公平性を欠く利己的原理に進み、万人的意思と離れて他利への探究が及ばずに利己的閉鎖性の体質が作られそれへの反発に対して物性で押しつぶす手法を用いられる内向きの体質が作られる。
この非人間的な性質のサイクルに健全な普遍的原理をもって正すエネルギーが当てられ社会の自然則と作用する事が健全性の維持になり、下限的制約を直接的に超える事象が赤信号の目安となり改善への力が進められて構造上の歪みへの是正を取り平等感覚を抱けるように個々人の健全な性質へと戻す事が大きな周期で見る根源原理と現れる。
局所の規則性に偏して根源性や大局観を失う事のない感性の持続から欲望と力と責任の均衡感覚が保たれ肥満からの精神的な脆弱を直す事へと及ぶ。こうして表される大局観の一つが社会システム等の人間観であり自然の変容しづらい規則性を含んだ人と自然の調和作法と描き出されます。
近年現れる異常な自然災害や温暖化といった根源的な変動から生まれる二次三次の影響を想定した予防や対処の施策が生命へ直結する視点であり目先の利害に偏して社会関係上の面子等に拘る優先順位の可笑しな利己性が多くの犠牲を招かれる。大きな影響力を持つ配置の歪んだ感性は早期の是正が望まれる。