思想の根源-因果認識

思想の根源-因果認識

貢献した分のリターンを得るのが納得性の高いエネルギーの投入と見返りの仕組みに成り、この理屈が万人的な抽象原理と備えられ個別解釈に多様な見方が現れる。欲望と充足、その範囲や深さ、実感の程度や持続性といった変数が浮かび、明瞭にしやすいい部分と曖昧な部分との程度が生まれる。「因果関係の実感をどうとるか」がこれらの算定に及び、感覚性の事柄と情緒的な作用の抱き方の相違から個別性と共通性が生まれる。

 

その範囲や深さ

実感の程度

持続性

欲望

     

充足

     

ここに人間の根が置かれ、成長過程で作られる個別条件から生まれる感度が備わり、有難味の抱き方が作られ、その認識から反映した行為が生まれる。この均衡感覚に適正感が生まれ、不足に不満、均衡に普通、過剰に対して満足と見るか、不満と見るか。

この根源的な側面があらゆる事象の土台に備わり、各種創造や協働と自立の感覚に及び、同一的である事が快適感を作り違いが大きい所に様々な不協和やマイナス性の感情が生まれる。管理的な業務と現場的な業務とを経られて、いずれの工程における困難な面を知り適当な感度が育ち、感覚差の広がらない反応に及びいずれか一方に偏する事に対して正負の作用が生まれる。

この事から活動動態の完結的な標準図が示されて、それを基準に適正感覚を探る事に成り、更に活動動態から積み上げられた適正観念像が生まれ、その比較が執り行われる。こうした思索が感受性の客観性を作る取り組みに成り、個別性に対する適正基準と調和を作る共通的根拠が生まれる。

公平や公正、平等という観念はこの面がベースに成り、因果関係の取り方から抽象的理想を示す観念と感覚の解釈が生まれ、事象の認識を作りだす上での所与的な焦点となり、実感性の相違を探る視点が備わって、真相や真価という感覚が掴みだされる。同じ事象についても人によって感じ方の差が生まれその認識から論理や行為の相違を生み、感受性の異同の実感に及ぶ。詐欺や盗みという行為への認識も、この実感の取り方から始まり犯罪意識の相違を生む。

以上の事からも、文化という根源的な感受性の近さを作る事から細かな相違への許容性や、対立よりも相互補完的なエネルギーに回り停滞的な状態の予防に連なり好循環という軌道が強まりを見せる。どこに標準的な実感感性を見るかに、あらゆる基準の根が置かれ快適や不快の感覚が現れる。こうした事から根元を揃える試みの意義が備わり、ボトムアップの感性の厚みとトップダウンの創造という両面を睨んで個別状況に照らした変化が創り上げられる。