1-1生命観
強く釘を叩き板と板を強固に止め繋ぎ合わせ、安定と不動を求める作為が投じられる。人間の向上心の表れから改善の熱意と形が進み作為と結果に反映される。釘という加工物を形成し板と板が固定しぐらつかずに安定と安心を見る。建物の頑丈さと耐久性をもって人の住みよき環境を実現する物理因果性の側面が浮かび上がる。木材の芽や流れという素材に生きた質感を感じ取り、その性格に未だ生命の所在を映し木と木の有機的な動態を想定し自然な繋ぎを達成する等という固定性の在り方にも思慮が及ぶ。第三者のエゴが強く当事者の意思を阻害し強制力を加える態度に行き過ぎ寧ろ固定性が弱まる等という感性的な因果を浮かべ、真に良好な不動性を志向する観点が出現する。自然に生きた生命観を抱き対象の意思を伺い自己の欲求が過ぎぬように対象が求める在り方を探し自己と外界との調和を見出す融和と共生の精神性が投じられる。強く板を叩き力任せに欲求を実現する態度と性質を良く伺い生きた対象として性質の規則性と動態による不動性を作り上げる事により真に長きに及ぶ固定性を実現する等という違いに見られる。生滅不可分の感性から喪失性への不快と矛盾の感性が現れ、真に良好な再生産と永続性を望む発想と態度が形成される。繰り返される発想と感性と作為となり長らく変わりづらい性質面と掴み出される。各種正負の体験と蓄積からより良き感性や生命の在り方を探し一定の不変的な基準と及び、根源的な性質上の適正像等として産出される。文化なる人間と生態の長期的様式の性格が産み出される。現代社会の生産の性格に対し根源的な観点を浮かべ現況の観測と評価性となり良し悪しと適正策に連なる創造法則性が生まれる。
1-2人間の物化
あまりに人間の感性が歪化すると根源性の観点を失い自己の意のままに外界を強制させる態度が進み生態の短要素性と画一の世界を生む。豊かな生態をどのように解するか。健全な生態であるか、長き渡り存続する生態とは?等という欲求が生じ真に良好な人間と自然と創造の循環体系を発想する長期周期の創造力の観点が産まれる。こうした観点がどこかに残って人間への制御性を与え、あまりに歪化が進む事への補正に回り中期や短期的周期や利益の適正へ働く。普遍的不変性の基準となり重力的なベクトルを持ち前進性と後進性への適正を引き出す性質を内蔵する人間像が形成される。根の性質と人間と自然と創造という全体性概念の導出と特定性の適正を作る周期性を持つ人間と生態概念が産まれる。
1-3根源性の問いと答え
一度作られた楽な習慣や様式についてその基調が留まることなく進行する潮流から各種行き過ぎた現象と対面する機会が起こり、根源性へ視線と思慮が回り基礎基盤性の適正を引き出し、全体と部分の適正に回す普遍的不変性を想定し概念と起こし現象の客観評価と形成を遂げる長期原理の形成と稼働を果たす。科学技術万能的な感覚が高まり精神性や感性の歪性が強まる事へ対し哲学文化という面の感性や個性が起こり永続思想等という体系観が産まれる。教育の基盤性に少なからず、あるべき概念と存続させ取り返しのつかない大きな失敗を招かぬ基準が起こる。「平等の理性と成長の願望と永続性」の観点と整理されて主体性学や文化等という中身の認識が進む。万人・万国的な普遍的不変の尺度が揃い特定領域の適正を引き出す根源性の原理が働く。幾らかこれが残らぬと危うい世界の進行に歯止めが効かず大きな過ちの未来が想起される。
1-4生態概念と稼働
根の性質が「夢」等という人間の希望と志向の抱き方に形を表し、特定的な現象の性格付けに及ぶ。根と全体について、ある程度、真に良質と不動性の概念を揃え各種個性や自由度と適正が作られる。「子供と大人、男性と女性、労使、小国と大国、個と全体、私と公、各論と総論」等々の二次三次の概念を用いるに際し、根本性の観念を浮かべ論理の健全性や扱いの適正を導出するに及ぶ。根源性が弱まると意味不明性の言葉と羅列性の強まる混乱性の表現と内面性が表面化する。憲法等も良く生命観が伝わる形に改良させる発想と力が継続し歪性の制御と作用する。個々の政策の良し悪しを問い作る観点と合わせ政策の全体の適正を問い作る観点を生み、それらの根拠となる根源性の観点を起こし全体の調和性を求める想像力の法則性が作られる。根本と専門と全体の静的概念体系と動態の規則性となり変わらぬ人間の芯が挿入される。頭と体と精神性の観点から適当な習慣や規則性を問い作る力に回る。「無機質性と有機質」の観点を備え、前者が無意識的に強まり後者を喪失させ根源性が狂う事への観点が残り自然浄化と永続への循環性が生まれる。生態における「果実」という概念の位置づけの適正が求められる。
表1

1-5幸福感
物質的豊かさや金銭的豊かさに対し、感性や精神性の豊かさの観点や欲求が残り、適正軌道を探し作る周期に及んで生態の健全性と永続性の軌道と世界観が産出される。少々、前者の感覚が強まり正道からの崩れた現代の様子と感じられる。人口的加工物に取り囲まれた都市施設や生産現場から遠ざかるほどに無機質性が増し歪な精神性と感覚的欲求を作る因果性と映る。物からの影響力に受動的な精神性と身体性を招く事への修復性の欲求が起こり精神性の良性を求める態度が現れる。
1-6情報集計と伝達の適正
情報革命なる現象に対しても根源性へ視線を及ばせ冷静な検証性を重ね健全な情報技術の向上を遂げる軌道が産まれる。農産物の輸出入規制撤廃という自由を広げる事について、根源的な面から確かな人間像を抑え、健全且つ自律的な自己形成の感性と基準が確立され自由への適当な制御性が起こる。足場からの適正策を欠きシステム的構造上の制約を急激に解くと根源的な面からの思慮が希薄なまま物の安価さに流れた消費行動と社会性と生態を招き根源性の益々歪化した空間に陥る危惧が増す。格差拡大の社会性や工学的な技術力への価値観の増す産業観や金融産業への割合を増進させる資本主義や自由主義の基調を強める事により幸福感を遂げるかどうか。こうした問題提起と大きな方向について視線が及ばず、妙な部分現象を問題と報じるメディアであると歪な未来を作られる。無思考物理の反応の高まる社会性を広げる。メディアなる働きを望むにおいてどのような人間性や生態を志向するか、予めの概念を整え提示し真価を測る工程を作り金の暴走に及ばせぬ仕組みが望まれる。情報システムなる観点に偏しそもそもの領域観や価値観への纏まりある見解が乏しいと物質受動の因果が広がる。大きな力に相応する責務と稼働と検証を求める長期原理が働く。
1-7主体性原理と稼働
主体性や領域観を浮かべる変わりづらい根幹となる基準概念を引き出し、各種現象を配し客観的な観測と評価と未来予測に回り適正策を起こす創造原理を持って充実した思考や議論と実際の産出に反映される。普遍的不変性の概念と共通性の概念と個別性の概念の有機的一巡性の体系と稼働を想定した概念を持って領域化の作法が進む。個々の知見の豊富さもさることながら集約概念の導出と各種知見の配列と適正利益の産出に回り静態過多によらぬ動態に及び、健全な思考と行為の主体性を実現する。