日別アーカイブ: 2019年12月24日
保護中: 思想・世界観の形成、主体性学の構築
真理の探究
3)抽象原理
3-1頭と体と精神性
「頭と身体と精神の相関は「論理的整合」と「実質的整合」等という概念から違いが示される。
イ)論理的整合
すべての動物は、空を飛ぶ。豚は動物である。したがって豚は空を飛ぶ。
ロ)実質的整合
すべての動物は生物である。豚は生き物である。何時かは死んでしまう。
3-2善悪美醜の判断
表書きというと前者の性格になり表裏の一致は後者の形が相応する。表を小奇麗に表し、表と裏が異なると人間世界においては汚い物という性格の認識が産み出される。こうした常識を前提的な配置に浮かべて、善悪美醜という価値判断を摂る人間に健全性が映る。汚い性質と綺麗な性質との違いについて適正な判断基準が整理される。
3-3感覚と感性の因果性
醜い性質による文字の表現は仮に表向き綺麗に見えても書く人間が薄らぎたないと実質は小汚い心象が進む。醜いパンダが作る料理は仮に味覚的においしくても作った者の心象が味覚に作用し、満腹感が起きても喪失感、縁起が悪い心象が残る。表向きの綺麗さと裏と表を吟味し真に綺麗な文字と表現の判定が起こされる。こうした真理に対する見解が人間の根源性を産む。「感覚と感性、身体性と精神性」の観点を根源に持ち、この在り方の適正が基礎土台を作り、「頭の表現」や「体の表現」という部分現象を分子に配置し精神性の適正が判断される。こうした原理が基礎になり基盤性の基準と専門教育の相関に応用される。
3-4純粋理論と現況と方法
純粋真理に対し多様な現況の認識が出現し良い精神性を遂げる事を理念に抱き有効な方法を鑑み、時には黒を白という事もあり得る。純粋理論と身体的現況の認識と適正策の相関を浮かべ静と動の回る動静に及んで真の真理という解釈が生まれる。精神性を重んじ身体性と対面し適当な方法を鑑み精神の良質を遂げる道理が作られる。
3-5解釈の深み
「内面性が外形を作る」等という相関も浮かび、「内面が汚いと外形に現れる」とも解される。実際性の真理も結果の適正を想定し表裏の違いと表す事もあり得る。多種多様な体験の蓄積と反省と適正化の習慣が持続し、「論理的整合と実際的整合」の深みを有する見解が産出される。
3-6山登り
山頂付近ではこの辺りの景色が見えてくる。三合目は論理的整合に意識が向けられる。未だぺらっぺら。五合目あたりに実際的整合に意識が向い、8合面くらいになると深みが増し広がりを産む普遍的不変の見解が内蔵され、人間の質が測定される。どこから登っても山頂では同じような景色に統合される。健全な精神が変わらぬと同一の世界が見え自然調和性が高まる。「日本文化原論」の景色をご堪能下さいますと幸いです。私も未だ7合目の角を曲がった辺りに思われます。多くの諸先輩を前に少々出すぎた真似で恐縮ですが、若気の至りとご容赦くださいますと幸いです。
4)準抽象性の文脈
こうした抽象論に対し準抽象性の日常性の観点と文脈が生まれる。現在は、どのような状況にあるか。これを広く観測し伝達する働きに報道機関等という存在が生まれる。各所で発生する現象について、どのような優先序列を構成し何が重要であるか取捨選択し表現を広げ、意図する適正像へ及ばせる作為が投じられる。創造の完結的一巡性の文脈を基礎に持ち、個々の表現がどのような性格を持つかの認識へ至る。妙に特定対象をヒーローのごときに映し好感と支持を集め、潮流を促進させるか。妙に悪者という性格を与えエネルギーを削減させる等という心理的な作用も垣間見られる。「地震が起こるぞ危険だぞ、セキュリティー対策に金を払うべきだ」や「戦争になりそうだ、危険だ、危険だ」等という表現も行き過ぎにないか、逆に不足でないか、これらを分ける適正基準を問い、どのあたりが妥当か、基準を浮かべ制御が図られる。予めの基準はどのような姿にあるのか、
現況の事実の把握が不十分でないか、方法的な表現に適正があるか。こうした観点を持って表現者に対する適正を伺い検証性の工程を経て妥当性の判定や反省と改善に回る。特定的な利益への意識が強くごく偏狭的な利益に終始する立場で良いか、自己の影響力に相応する利害関係者の範囲を想定し適当な利益と形成の発想をもって、表現や価値の序列が構成される。影響に応じ責務の範囲が起こり妥当な方法への判定が成される。出来る限り意図する基準を予めに明示し稼働の検証に回る仕組みを備え健全と永続の軌道が続く。頭と体と精神の回る主体性や領域観が産み出される。想定する範囲によっては、頭の作用と体の作用の分化と専門性を進め統合を持って一巡する自律と協働の制御性が図られる。理性的な精神性が働き、体制と手順が生まれる。
各種表現者は自己の個性がどのような性質にあるか、自己なりの認識を先立ち整理し、予めの尺度を整え内外へ明示し、誤解や混乱を招かぬプラス型の力に及ぶ作法を持って、内外との適正な交流が進む。影響力が大きくなるほどに自己への適正な認識を作る仕組みを常設し、外界への良好な生を求める態度が生まれ、安定した公性の存在と信頼性が定着する。当該生産性は、理想概念の形成を主要な特徴とする表現者という自己認識が形成されます。主体性や人間性、生態像のあるべき姿を問い描き外界への有用な働きを求める感性と創造性が進みます。