社会形成において、個人の尊重と集団への奉仕という対立性の概念が生まれる。「労働者と使用者、国民と国家、地方と中央、国家と国際社会、」等々の応用的な概念が生まれる。これについて、頭の理解と体と感性を通して作られる個人と集団の在り方への違いが出現し、上辺的な認識と、実際の変容過程を通して作られる認識が現れる。
憲法等という概念の理解を先行して描かれる個と集団の適正像と、体や感性を通して自己の体験から反省と学びを経て作られる個と集団の在り方へついての違いが生まれる。実際社会の稼働を経て、多様な正負との対面を通し、根源的な生命観を浮かべ、根源からの社会原理を作り上げるような過程において、他空間との相対比較よりも自己の体験から根源性を掴み二次三次の概念を作るようであって、健全な観念と体の相関を作り、感性の適正に及ぶ。
絶対性の原理が掴み出されて、個と集団等という観点が取り出され、静的な他者の枠組みの受動性によらず、自己尺度の形成と適用に及ぶ、適正な規則性が導出される。ゼロベースからの原理を作り、自己尺度の基軸性を内包して、外界との対面と異同を掴み、良き点は取り入れ、悪しき点は真似ない取捨選択を果たし、自律的な尺度と運用の規則性を遂げる。
頭に過剰な偏りを生むか、体や感性の限定的な偏狭性に偏るか、一般性と独自性との対極が現れ、根源性を掴んで、適当な基準尺度を見出される。頭による一般性の把握と、体側の独自性の形成について、根源的な生命観への問いと答えを浮かべながら、自己基準と他者基準との同一的根源性の共通性が進んで、適度な自他との相関を生む。
個人主義と集団主義なる対極の立場に及ぶようなことは、実際社会では稀であり、集団的な共通欲求と個人的な欲求との接点を見出し、適当な個人と集団の循環系を作り上げるような発想へ及んで、持続的な生産と消費と分配の循環系を遂げる。
生の導出は滅を招く因果性に変わらぬ生命観が備わり、より良き生の導出が心掛けられて、自他との対立や軋轢を調和へ及ばせる創造性へ発展する。集団としての共通利益と、個々人的な面での利益と、根源的な普遍性を持つ利益等という識別へ及んで、適当な割合や相関を作る規則性を常態する。
体や感性の体験と概念の導出をもって、消化不良の概念過多に嵌らず、質実の良き感性と感覚と概念の整合へ及ぶ動静の規則性を常設して、良好な主体性と創造力へ回る。或いは、物質依存性の体質が進んで、自己と他者との利益を探さずに、自己のみの利益へ偏り充足の方法へ陥り、歪な感性の出現へ及ぶ傾向が掴み出される。金や権力知力等々の力と活用の適正を問い、同一欲求と充足と貢献に応じた分配の循環系を引き出し、領域の利益概念とビジョンを示し、公平な適用を果たす主導者の役割が求められる。健康な平等性の感性が変わらず、良好な利益と充足の仕組みが構成される。力や権限の大きさに比例して、求められる期待は高まり、領域全体の利益へ及ぶような体系を作り、堂々と明示して利害関係者の共感を遂げ、運用する牽引性が求められる。
物質依存に偏り、自己の利益に偏し領域全体に渡る利益への思慮が萎み、歪な力と活用に外れるようであると、制御不能な範囲の権限や力を与えた事についての修復圧力が加えられる。制御可能性の高まる範囲の利益と実現の工程へ修復されて、欲求と力と責任の均衡性へ及んで健全な主体性を生む。
どのような範囲の利益を求めるか、予めの思慮と概念の形成を出来る限り整えて、基準と運用と検証と改善を持続する規則性を生み、健全な感性の持続へ渡る。個人性と集団との対立について、適正な調和を果たす実際上の工程が生まれる。
根源的な原理の形成と共に、領域の基礎変数となる人口や資源、歴史という諸条件に対面し、最良の方法を見出す事へ回る。諸条件が異なれば最良的方法も変わる。しかし根源的な原理には変容は少ない。安直に他空間がこうである等という模倣性に嵌らず、根源的な原理の形成をもって、自己と他者との違いを分析し、良い点は取り入れる主体性を生み、健康な心身性が出現する。
基礎や根源の厚みを問い、適正な原理を掴み、全体性の概念を引き出して、個別専門性の活用や在り方へ反映される。これを持続的に追及する規則性として動静概念が起こる。生命がある限りこの発想と規則性を回し続ける事に及んで、健康な精神性が備わる。物質受動性が強まると、堂々とした創造力から外れ、歪な精神性と肉体を作る事に及ぶ。盗みや詐欺による糧を得るような不健全な態度に嵌り犯罪に着手する歪性が深まり、これへの的確な対処を果たし歪性の拡大が抑止される。根幹が歪化した対象との長期的な関りは生まれない自然律が働き適正化を見る。
インフラという対象に歪性が強まると、その常識が拡大する。健全な主導者の牽引性が求められる。適正原理の導出と適用のエネルギーが進む。社会理念と社会科学と社会技術を回す社会現象と規則性が作られる。社会の「経済的観点や政治的観点、教育的観点」等という各種特定観点の導出と観点間の因果性が組まれ社会観と経済や政治教育の相関を生む。「感性的な側面と感覚と観念、精神性と身体性」等といった根本的な観点を基礎にして、各種概念に応用し具象と抽象の整合を遂げる。根源的基礎が歪むと応用する概念に反映される。健康案主体性概念を問い対象の広がりへ応用する規則性に及んで、ミクロやミドルやマクロの適切な相関を掴む。
「研究が長い、体験が多い」ことをもって、良好な質があるとは限らない。健康な精神性が変わらずに出現する研究成果をもって、良好性の判定へ及ぶ。動力源の健全性に重要な着眼点が起こる。枝葉と根幹といった構造を浮かべ、重要着目点が導出される。枝葉が小ぎれいで、根が悪いようであると、良い生体系を生まない。以上のような社会学についての基本的考え方が社会哲学になり、これに長く良好な普遍性や不変的原理の探究と導出を担う文化社会学なる領域観が起こる。文化は長く良好な精神性等という要素と加えられる。