組織としての上下関係や、組織間の需給関係が生まれる。「意思の形成と協議と承認」という過程を経て、組織的な意思と及び、個々人の意見と組織としての意見との違いを見る。組織として意思を形成し外界へ表し、利益を作り対価を経て利益に応じた内部の分配へ回る。対価に連なる意志や技術を発案した者と、意思の実施工程との合算で外界への利益を生み、組織への対価が払われ、個々人への分配へ回る。一つの組織としての主体性を浮かべて、構成する個々人の役割を鮮明化させ、外界との交流を図り、生産と消費と分配へ回る完結的な仕組みと掴み出される。外界への透明性と内部における透明性のある過程が検証されて違和感の少ない内外関係を遂げる。

こうした意思形成と執行の原理が、通常的な在り方と描き出される。起案者は、ふさわしいと思う協議体や上長に意見や提案を作り示し、その良し悪しについて起案者へ返答する事が望まれる。何も答えを返さずに、良い点をつまみ食いするような行為などから不信感が高まり、組織体や組織間の生命線が萎んで感受性を悪化させ、血流の停滞や逆の流れが起こり、体の不調を齎せる。
概ね予めの裁量範囲を整えて、その手順に従い意思形成過程に乗せて、活動を執り行うことが望まれる。そして、正々堂々と起案への回答を示し、それへの納得へ至るかどうかの程度が生まれる。真摯な相互対話から外れて歪な性格を見せると、精神性が途切れてまともな関係から距離が開き、不信が高まり形骸化した組織図が残る。システムの設計と人的運用面の合算で、質実が測定される。
このような組織や組織間の円滑な運用と瓦解する因果性が特定され、後者の性格が強まるほどに、内部にそのまま残るか、新たな組織へ移動するか、自己による組織を立ち上げるなどという選択肢が生まれる。
はじめから、組織規程を外すような態度に陥れば、組織員の適性を欠き、個人の暴走的な態度と映る。堂々と決められた経路をまずは辿る事がふさわしい。そして、健全な上下の流れへ及ぶか、歪な上長などによる悪性が出現し、組織の上下関係が破綻して、これらへの問題を第三者的な配置に取り上げ、相互の判断の良し悪しを伺いながら、適正を見いだす等の経路が作られる。
一般原理に対して、組織の成長段階の多様性や作る技術の個性が起こり、個別的最良性の運用が図られる。盗み症という類は、基礎基盤面における欠陥を指し、まともな対人形成は期待できない。躾や文化の質が基盤に相当する。