生産性の基本形態は、理想が備わり、現況の選択と対面をもって、良し悪しの実感や心象を浮かべ、良きは増進、悪しきは改善という発想へ進み、方法的な深まりへ及んで方法の考案と実施と検証へ至り、改良を図る完結的な循環の動態となり「思い・描き・作る」という創造性へ至る。理想の中に、他者や外界の欲望と充足という利他の感性が出現して、誰かのお役に立つという願望を抱き、それを叶える方法へと進み、サービスと対価の合意へ及ばせ、生産と消費をもって人と人との交流が生み出される。
この欲望と充足の完結性をもってエネルギーの投入と効用と対価という需給構造を形成し持続的な技術力の向上と改善へ力を投じて、資源の負担を得て、継続的な生産と消費と分配のサイクルが回される。文章などを起こす際にも、この生産性の基本形態に即して、自己の考えを示し、外界との共通性を見出す行為となって、健康な感性を根にした表現が示される。例えば、教育勅語について、良し悪しの心象が起こり、外界へ意見を表明する」等という表現においては、理想となる価値観をまずもって示し、教育勅語という型式が理想へ向けて有用であるか、評価感覚を見せ、その採用への適正を訴求し、共感を遂げ、欲望を充足する方法へ進行する。対象を選択する前段の価値を示し、対象が有効であるという正当化の論理が示され、方法的な有効性への賛否などを伺う創造性へ至る。
対象を選ぶことに、理想と方法の構図が起こり、どんな欲望と充足にあるのかの関係が前提的な構図と作られる。前提を飛ばして、良し悪しの直接的な心象などを表すと、目的と方法の構図が見えず、「粗雑な評価感覚や真意が伝わらない」等という外界からの心象が生まれる。前提となるビジョンや価値が曖昧で、確たる考えが整わずに、対象への安易な評価感覚などを起こして、外界への粗雑な生産と伝わる事には、生滅不可分と最良の生を導出する態度から離れる。「理想と現況と方法」という生産の基本形態という原理の同一性をもって、共通の様式と備わり、丁寧に自己の欲求や考えを表すような姿勢から、外界への生命を尊重した表現が起こされ、自己のみならず外界の利益を意図する表現の心象が出現する。生産の基本原理という前提や理想概念という前提が、前段的な配置にあり、そして直接的対象の選択と評価を与え、自他との異同を確認し、より良き考え方へと及ばせるような発見を求めて、内外との交流を見せられる態度に、健康な生産者の姿が映る。生産性の基本様式という原理が、基礎概念となって、この前提には、良き人間形成を求める感性が内蔵し、或いは平等という感性が所与となって組み込まれ、各種の原理を導出する創造が投じられる。
ただ、一過性の表現から露出を高めて、それ自体による糧を得るような態度が強まる事は、外界の利益を意図する感性よりも、一過性の利己的欲求の強い生産方法と解され、あまり好意的な心象が起こらない。逆に、本性を見透かされ、悪心象が強まり不快感を高められる。よく考えの整理された表現に及んで生滅不可分と最良の生を見出す健康な感性と論理や方法を表される態度に、健康な生産性と人間性が実感される。
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理想概念 |
現況 | 方法 |
| 平等思想
生産原理 社会ビジョン
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特定対象
評価感覚 |
理想を実感する方法的な具体性 同一欲求と効用、 サービスと資源負担の合意、 |
生産の原理への問いや適正なども含んで考え方が形成されて、確かな土台を基にした表現を見出すような態度に、健康な内外関係を遂げる感性が出現する。前提や前段という準備的な工程の良し悪しという間接的要素を問われて、総合的な心象を生む。良き感性からの表現であるかどうか、立体的な観点が起こされる。虫けらマスコミなどという表現者に見做されるか、健全な感性を根にした表現者であるかの識別が図られる。虫食い、つまみ食い、盗み症を習慣とする悪性が深まる事のない健全な文化基盤への欲求が高められる。サービス経済化という流れが進んで、どこか完結的な生産形態への認識が崩れ、健康な感性によらない貧素な性格が強まる悪性面が顕在化し、文化や哲学的問いが強められ、基礎基盤の良性へ修復されて、健康な心理と方法の生産へ及ぶ。このような想定をもって、基礎基盤教育の確かな形成と導入を図る生産性が出現し、利益を遂げるように思います。寡占的な構造に甘えて、肥満な生産が野放しにされ、悪性を広げるような現象は放置させずに、適当な対処をもって、生滅不可分と最良の生を進める軌道が生まれる。生命観の根本的な崩れと映るような現象には、深刻な感度をもって事前型の予防が図られ、適正な利益を生む。質の悪い生産性や人間性への流れについて、健康な感性から適正を見出す創造性が強められる。基礎が貧弱では、その上の創造性はそれを反映した生産に及び、正よりも負が上回る。前提が疎かになり、気ままな欲求を追求する流れが強まる周期に対して、所々での修正をもって健康な制御性と良好な感性の維持が図られる。質より量の過熱や、デフレマインドが進むことや、短期周期の製品ライフサイクルが加速するほどに、感性の下落を生み、一過的感覚面の欲求を推し進められる。局所現象と構造的な因果と性質的な分析をもって、健康な空間の主体性が作られる。哲学や文化への欲求が出現して、物理的な偏りによらない心理的適正を意図して、長期的な良性を備える主体性を持続する。こうした生産のコンセプトが描かれ、「日本文化原論」なる著作が作られます。単純物理の即効性への過熱は、原理原則の崩れに陥り、長期利益を喪失させる因果がみられる。短期利益と中長期利益なる概念をもって、良き永続への道が進められる。