統合と分化の適正

外界へ真摯な態度をもって、率直な感性を表す事が、まずもって自然となる。あれこれ深読みをして、自己の中枢性の痩せた感性に陥る事は、人間の根源性の崩れという性格を作る、中枢性は不動にして、外界との関わりを形成する態度にあって、人間の人間たる性格が持続する。

一個人的な各種諸条件のつかない立場を浮かべ、純粋に人間の利益を追求する態度が基礎に備わり、理想概念と固まる。これが基準となり、現況への自然な感性が出現すると共に、各種諸条件の吟味によって、直観からの修正や思慮の深みを加減して間接性の因果を含んで適度化する流れにおいて、不動性と感性の出現と思慮の深まりへと連なる。この原型が確認される。主体性の内心的中枢の精神性と浮かび上がり、時空を超えた不動性に及ぶ。

人々の共通的な価値の持続を果たし、純粋原理が備わり、現況と方法を含んだ工程が想定される。各種欲望と欲望の多様性と生産の出現という需給構造が形成され、各立場における関心の中心が分化し、個性が出現する。その個性の前段として、統合的な観念や感性が浮かべられて、生産者や需要者に共通する統合的な根源性への意識が内蔵されて、統合と分化の適当な制御性を生む。

良き個性に及ぶように、統合的な根源性を基礎にして、専門分化との連なりを浮かべて基礎と個性の持続において、健全な主体性と解される。人間共通の価値という面への関心や意識が常態して、各種個性の形成と異なる個性との違いと連なりを形成する下地の共有は、社会の安定と躍動の基礎を作り上げる。こうした観点の形成や問題意識が、哲学や文化の創造性と及び、融和性や調和性、平和という軌道を求める発想となって、分化を統合する意識と出現する。

現象の切り取り区分の流れを進める科学的な創造性によって、現象の精緻な部分的解明を果たし、応用に繋げる作為性に対して、部分のみならず間接性を浮かべ事象の広がりを浮かべて、部分最適への偏りが過ぎないように、統合や全体への発想や、そもそもの根源性へ立ち返る発想が備わり、細かく分化して精緻性を意図する感性に対して、基礎や分母の形成を併設して、科学と哲学、生物物理と心理との適正を生み出す。

両面の程よい割合や相関を形成できる能力に、人間の価値の中枢性が浮かべられて、変わらう良性と固まり、持続的生存世界を作る力と浮かび上がる。道具の開発からその普及促進への発想が過度に進むと、その道具の様式や型枠内の価値形成に意識が集中し、偏狭性となって、人間の基礎や根源性の厚みが崩れる。極端な力の集中を求め、規格量産への意識が進み、部分性の基準が強められ、根の痩せ細りに及ぶ事への警戒を浮かべて、歪な欲求の過度な促進への制御性が掛り、道具との程よき相関を果たし、欲望の適正に回る循環系へ及んで、人間の根源性の大きな崩れに及ばぬ制御性を作る事へ至る。

この基礎的感性が内蔵されて、専門性や個性の過度な進行を適度化し、全体調和性を生む。

経済的過熱について、政治的制度や法規を作り制御を果たす両輪と、それらへの根拠となる概念形成と適用の教育的な作用の3つの循環系を浮かべて、長期性の良性を持続する仕組みが備わる。3作用は、「感覚と観念と感性」という人間の不動的な型枠を根にして、拡大的応用的な概念と及び浮かび上げられる。こうして、「生存と共存、物理と心理、個人と集団」の適正を制御しながら、自然と人間と道具の良き生態系を作り込む軌道が不動的に描かれ、人間一般の価値という純粋原理の形成と作り込みの範囲が守られる。生滅不可分性の感性を根源とした生命観に起因して描かれる最良性の創造画と浮かび上がる。根源の生命観の崩れとして、各種の不調和性を抱く感性が出現する。自存と他存への適当な意識が崩れ、過度な物理に偏した歪性の出現には、根本価値からの適正策をもって、確かな根拠に備えた運用へ進められて、正解と見做される。基礎の狂った性質は、社会の自然律が働き、適度化される。

統合の分化の適正を求める意識を不動にして、適当な制御性を果たせる主体性を作る事にあって、人間性が持続する。一面性や直線的な世界観に留まらない循環性の働きを求め、良性の維持を叶える作法へ進む。

物理への破綻的従属性と、心理への過度な偏りという両極の悪性を映す、基準尺度への意識が適当な統合と分化を齎せ、循環世界を導く。物理的即効性にばかり価値が偏る今日的時代の傾向については、どこか歪さを抱き、統合的な作用が肝要になり、適正を作る力が働く。

体裁ばかりを整える意識が強まり、良き感性の自然律を塞ぎ込むような力が進む事には、形骸的な物理体質の強さと映り、基礎感性の所在を確認の上に、直観の良き出現を起点にして、間接性の因果や適度化という流れをもって、質実の良い工程に及ぶ。失敗や違いを過度に恐れて、自然な感性の出現を塞ぐような形骸化は、性質的な劣化と映り、生存と共存の適正の崩れと映る。軋轢へ免疫が下がり、妙にビクビクした外界への受動性となって、根の細い気質が進み、道具の過度な依存による精神性の悪化への問題視と現れる。裏表の激しく乖離する精神分裂症とも解される。強権的な管理体質へと進み、物理の適正な制御を喪失した事態を強める。

こんなような背景を浮かべながら、「人権」という価値や概念を取り出し、適正を意図する創造性と表されて、全体の構図と、部分の方法が構成されて、意図する真意が伝わり、誤解の及ばない表現者と映し出される。背景図の抱き方に異同が生まれ、作られる表現にも反映される。多くの利害は、長期性の価値へと及んで統合される。

 

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