競合環境が激しくなるほどに、差別化のため多機能化へ及ぶか基本性能を盤石化するという方向が生まれる。目新しい技術をもって、多彩な刺激をもって顧客の購買意欲を高めるか、中長期的な耐久性能を上げる素材的な良質性を向上して、コストパフォーマンスを引き上げる施策が生まれる。こうした構図が各所に起こり、法律の形成面でも、やたらと細かな所の規定を必要以上に精緻化して、厳密な基準へと流れるか、根本性に立ち返り、分化した基準の体系的な集約をもって重要性の序列を刷新させる基本性の良性を遂げるなどに及ぶ。分化の流れは、根本性の弱まりを生み、統合へのニーズが生まれ過敏な行き過ぎた感覚を是正して、そもそもの重要性を鑑みて枝葉を削ぎ落とし、構造の抜本変化を作る。この二面の内、どんな流れにあるか、この抱き方に個性が起こり、潮流の認識が作られる。時代認識等と現れ大局からの変化の志向性と現れ、その同質性によって集団が分けられる。
本気で良くしようとされる発想を持つならば、自己の生存性よりも外界の利益を求めて、本質的な問題へ視線を持ち、構造的な変化という中長期の改善へと思索を進める。利己的欲求に進むと、外界への口当たりの良い政策を訴求して、本質的な良性を遂げる意識の弱い人気取りの表現を強められる。
長い目で見て、苦難の道を選び、根からの適正を意図して、種を植え、後世の代で花開かせるスタンスを持つか、楽な施策をもっていい所どりへ発想を進める、果実を得る事へ発想を高めるかという、態度の違いを作る。後者によるほど、後世への未来は暗くなり、問題の先送りを重ねて立ち行かない所まで到達して、後の代がつけを払うという循環を生む。基本となる発想の違いや欲望の求め方が抑えられ、各所で起こす態度の真相真価が判定される。長い時間軸を持って浮かべる利益の求め方を表し、長期周期の循環の性格が掴みだされる。利己性の高まりは自己犠牲的な発想に行かず、後につけを残す態度と鮮明化する。こうした基礎教養的な創造性への認識が高まると、一過性の人気取りに対して、冷静な視座が設けられ、どんな性格の表現者であるか、本性が浮かび上がる。
選ぶ側と選ばれる側に、同一性の尺度が備わり、最良に及ばせる会を作る事への割合が高まる。根本原理への理解度が、表層事象への的確な性格を掴みあげる事へ作用し、基礎基盤の原理の形成度が、良質性を作る程度に反映する。外界へ利益を作る体質にあるか、外界からエネルギーを奪う性格か、物事の根幹が抑えられて、賢明な判断に及ぶ。これが文化基盤という面を指し、生産性や人間性と現れ、利益の作り方や求め方の違いを生む。
二つの選択肢が置かれた場合、どちらが利己的か利他的か、ここに焦点をもって長期性の真価が測定される。いい年になって未だに、利己的な立ち振る舞いを図るような性質では、良き文化の継続性は下落し、年代に相応する感性が現れるか、利他的なエネルギーを発生させられるか、この点から感受性の内実が鮮明化し選択基準と現れる。社会の要路に就く人々の振る舞いに、利己性が強いと自己犠牲的な発想などは馬鹿らしくなり、各人が好き勝手な利益を追求し後世につけを残す体質が進行する。自分はやらず人へ求める態度からは、真面に表現が受け入れられず、愚図な欲求過多の外界への要望を表す肥満症と映り、ボンボンの性質という認識が強まる。マスごみ体質が浸透して中身の充実された生産性は下がり物理依存症の盗み症が慢性化する。物理依存症の坊ちゃんを選ぶ事の損失は計り知れず、悪い面の体質が連鎖して破綻の道を強める。