3)事実と形式

4)事実と形式

「与党として相応しい行為を見せろ」等と野党の側が評される事へは形式に凝り固まり野党の立場を望まれる姿と見做される。与党をやるつもりがあれば、事実上の与党という意識をもって行為や態度を起こして、その実力が人々に認識されて形式上も与党になる。形式上と事実上の整合に、頭と体の整合が起こり、形式上よりも事実上に重みが生まれ形式化される。変化と維持の動的側面が現れ不動にはないエネルギーの発生と循環の流れが途切れず作り出される。組織図などや職責上の肩書も形式と事実上の観点が生まれ意思決定過程の流れが映し出される。形式に従うとは限らず個々人の信用が事実上生まれ信用に即したエネルギーの経路が作り出される。形式上に不満が起こり事実上の感性が優先される。この状態にあっては形式を事実上に更新して健全化される。放置したままでは悪性が広がり直接間接に負を広げる。言い換えると頭と体の整合へ及び健全な感受性が生じる。頭と体が分断するとはこうした点に浮かび上がり書き示した事柄と実際の手順が異なり運用される状態を指す。妙に過剰な欲望が形式面へ偏って欲求を表す態度に及んで体の面がついて行かず責任の満たされない欲望過多と実感される。体が先行して事実上の力を作り頭で認識して観念で表し多くの人への認識や周知作用が生まれる。形式に固定化されず事実上の力を注いで基準も変わり自然律の生きている状態が確認される。事実か形式か、価値が事実を生むか、事実が価値となるか、両面の相互的刺激と反応で統合へ及び真相真価が掴み出される。法律家の感性と科学者の感性の違いとも見受けられ、或いは政治家と財界の性質にも類似する。現実的かつ適正な生産者の感性はこの両面を含み、理想と現況と方法のサイクルをもって利益を作り上げる。独りよがりの理想をいくら一方的に備えたところで外界の状態を無視しては理想は遂げられない。又は科学的事実に対して、人間側の欲求への視線が弱いと心理的な欲求への不足を生み、理想概念に人間性の実現を備えて事実を作る態度に適正が生まれる。いずれかへの偏る性質には健全性が見られず、両面を包含した生産概念において完結的な活動の適正な感性が生まれる。事実と形式を動的規則性の周期で繋げる活動概念が形成される。人と人の間で人間概念が生まれる。自立や自律という概念も人間概念を前提に構成される。

 

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