平等感覚が弱まると、人が人へ安直に指示命令を下す態度が生まれる。何某かの要望を起こせる根拠や正当性を探ることなく、一方的な欲望を充足する行為に、人間の根源的な破綻性が伺える。なぜ、その要望を起こせるのか、相互的なエネルギーの循環を所与の観念と持ち、平等思想の浸透した感性の実感へ及ぶ。この面に、文化という長期性の人間へ備わる根本価値が生まれ、生滅観念を起点に生まれる生命観への基本的な態度が作られる。人間心理の根源を表し不動の体質に備わり、物理的な力の適正な保有や利用へ連なる。
力の蓄積や依存の感覚が強まる毎に、この平等感覚が崩れ、自己の欲望に対して外界との適正な平等意識を崩した力の用い方へと及んで、アンフェアな一方向性のエネルギーを強め、そこから心理的基盤の適正を崩した関係へ連なる。要望を起こす根拠を明示して、要望に相応しいリターンを含めて適正な相互性を見出す発想に変わらぬ平等意識の実在が起こる。力へ従属した性質へと進行する程に、こうした作法が歪み、予めの基準も示さず粗雑な要望を見せる醜態へ及ぶ。肥満な規則性へと堕落して、それが持続する状態に構造的な欠陥を抱いて、適当な緊張を見出して、肥満な性質を残存させない動態性を進めて悪性を是正する事に、社会の自然律が描かれる。こうした原理が、強く人々の意識に内在して、適当な態度を自然に表す事の出来る空間に、健全な文化の存在が確認される。
これの展開の中で平等思想の適正な実感が起こる。何を基準として基準との違いを表し、乖離へ対する不平不満の根拠を示して、当事者的な交わりをとり、解決へ及ばせる真摯な態度が求められる。基準には、私的な直接的な利害と共に、社会的利益を求める部分が備わりこれを理想の概念と形成して、基準からの過不足を示し充足の方法を見出して利益となる効用とそれを遂げる資源の負担を求めて実現の軌道が生まれる。このような協働生産活動の概略を抑え表現と示されて対話における作法の水準が確保される。
| 理想概念 | 現況認識 | 方法の提起 |
| 私的利益
他者の利益 |
基準との誤差 | 方法の表現
効用の測定 資源の負担 |
「理念とビジョン、現況の満足や不満、方法の展開」という活動性が起こり、持続的生存と繁栄という万人的な理想概念に相当する最上の理念に即した生産性において、健全な生産者や人間性が掴みだされる。平等思想の具体的な中身を指し中身の弱い平等を絵空事に表す人間性に根本的な病理性が浮かび上がり肥満者と見做される。
以上の表現は、平等思想等の根本性の概念と具体的な展開図を作る表現活動という生産性を指し共通的な観念と及ぶ事による効用が生まれると、その実感へ対して利用者への資源の負担を求める根拠が生まれる。良好な型枠を形成して、それへの共感が起こり実際に用いて効用の検証を測り効用への対価が生まれる。平等意識が劣るほどに、人の生産性への粗雑な感覚が起こり、エネルギーへの適当な態度が現れない。空の概念を用いて人を騙す生産で糧を得る物理依存の激しいクズな性格が実感される。