2)社会の自然律

幸福感や世界観を形成するアプローチとして以下のような思索の筋道が起こる。不快性の事象が発してすぐに司法という第三者に依存した解決へ走る傾向にあるのが、今日的な人間性と映し出される。言葉と行為の解釈の違いから、相互の共通性と離れて意思疎通の齟齬へ及んで、対立的な感情を発生させ、当事者による和解へのエネルギーを投じずに第三者を介入させて争う行為が多発する。欲望の過剰性と敏感な反応が先鋭化して少しの違いへ我慢が出来ず法による争いへ発展する。抽象的に単純化した原理に基づいて事象との適用を図り、その枠内での最適解をもって正誤を判定するプロセスへ向かう。関係の希薄性と即効的欲求が強まって人々の距離が遠くなり、融和や共存性よりも自己生存性の本能を剝き出して対立的且つ淡白な反応が発生する。物理的な道具や生活習慣により作られる体質と見られ、多様な観点や因果を掴むことなしに、短変数化した感覚が進んで、感受性の起こり方に現れる。経済環境や需給構造の偏った力関係等も起因して、目先の利害へ偏し、人間性の根本的な性質を崩しながら、外界へ対して妙な倫理や道徳的表現を作り糧を得る内外の不整合性を露にする。人間性の破綻的な姿が顕在化し、劣化の著しい事への認識へ及ばず、外界への評価感覚を高める姿に、適当な客観性を起こして人間側を映し出し健全性へ働かせる発想が生まれる。空の文化を頭で吸収し体に浸透せず頭と体の分断的症状に形骸的な有機体の歪性が鮮明化し、感受性や欲望面が過剰に進んだ人間性の下落と映し出される。外界への利益を作るエネルギーが減少して自利へ偏した歪な欲求と充足の態度が生まれ、滑稽な言葉を多用する姿に醜態が映し出される。偽善や詐欺という性格の行為への自覚が弱まり、特殊な自己認識を宿して平等思想と離れた人間性を作り、エネルギー需給の適正を欠いた要望を強められる。こうした事象は社会へ対して負の性格や影響を与えられる。プラスを作る生産者とは見做されない。自己の適正な認識をもって適当な配置へ回り欲望と力と責任の均衡感覚をもって健全性が生まれる。いずれかに、特異な欲望が強く歪な事象と出現するか、相互的に歪んだ原因を持つ事か、多くの人から適当な因果の感度を当てて自然な認識が形成され、それに基づく態度が投じられ法律を超えた自然律が促進される。歪んだ精神性から妙な小手先の技術を悪用して、その場を免れても体質は変えることが出来ず、時をかけて真相真価が掴みだされる。見る人が見れば、誤魔化しはすぐばれる。

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