飾り熊手の販売において、「領収書をくれ」等ということは、昔は皆無であった。しかし、今日の人々の感覚では物品の購入と同様に損得計算に含まれ経費で落とす事が少なくない。葬式の花輪やお布施なども同様の傾向がニュースなどで報じられ、信仰心や思想、長期的なビジョンの形成などという感覚がどこか消え失せ物理的即効性の感覚で支配される。経済的な不況の長期化やデフレ環境の影響を受け、「安く良いもの」というトレンドがあらゆる発想や思考に忍び込み、金銭への神経質な感度が強まり人への要望も精緻化し利益を得る事や損失へ厳しい態度が露に生まれる。市場原理の強い影響や外部環境の激変から生まれた結末に映り、資本の原理で急激な集約が進んで規模の利益を強め価格競争力による差別化が進行する今日の需給構造へ及ぶ。情緒的な面などは間髪入れず生存の最良性を最適解と割り切る判断に富が集まり物理原理を通す事で経済的優位性を掴む傾向と映し出される。こうした原理を全面的に否定する事には及ばないものの長期的な周期や大局的な観点から未来の持続的成長を描き適当な手法を投じる事において歪な成長やパイの縮小を回避する健全な成長概念が描き出される。物性の過度な従属性への修正期にあるのが長く見た大局からの転換期における価値を更新する態度を指し、持続可能な安定と繁栄をいかに作り上げられるかに人々の根本的欲求が集められ健全な人間性の起こりと良好な共存への志向性が確認される。単細胞の直線的な軌道から持続的循環の系を描き、単線から複線、直線から循環、一過性から継続性、権利と義務の適正、欲望と力と責任の均衡という根本概念の適正へ至り、生態系の健全な有り様を探す意識が強められる。この過渡期に立ち会い各種混乱が表出し旧来秩序と新規的な概念の葛藤が生じて問題が表に現れる。良い変化の軌道へのエネルギーを指し根本的な面から物事を考え長きに渡る良質性を作る建設的な衝突はプラス発想を向けて正々堂々と正論を投じる態度に健康な性質が生まれる。この改善意欲を投じて少々の衝突に後ろ向きにならず堂々と良好な原理を追求して中長期の利益を作る態度に適正が生まれる。未だ、保身性の強い政治家やマスコミ、行政や物理依存の激しい財界人という一部の勢力が肥満な体質の改良への抵抗を示す態度もしばしば起こり、それへぶら下がって糧を得る輩も相まって良好な改善への力を停滞させる。根本的な概念へ思慮を深め健全な人間像の形成へ熱を注ぎ過剰な欲求と責任の不足への適正化を進め未来の良質性を見出す力が求められる。適正なビジョンが強まり肥満な性質が浮き彫りになりそれへ不快を自然に示す社会常識が進行して適正化の道筋が生まれる。膿を出し切る覚悟で肥満症を炙り出し構造的欠陥への改良に着手して性質を適正化する健全化のビジョンが自然な潮流と起こされる。盗み症、詐欺癖といった基礎的躾の至らない行為は明瞭な肥満症を指しこれへの適正な対処から欲望と力と責任の均衡ある主体性を作り良質性が増進する。長期周期のビジョンを土台に中期や短期の判断を見誤らない重層的な概念の形成へ意識が持続し真に良好な判断が見出される。競争圧力が過熱する事へ対して、姑息な手法を多用する破綻的な性質へ及ばない根の盤石な人間像が固められ基盤を見据えた前進軌道が生まれる。
日本社会においても、クズがいつまでたってもけじめを付けず醜態のまま居座り続ける。きれいさっぱり根本的な悪性を片付ける事に適正が生まれる。