文化的創造性へ

「内容よりも外観」で購買を図る消費行動が進行する。これへの適正化が成長ビジョンと描かれて、質実の良い物事を選定する意識が向上し持続的生存と繁栄の軌道が強まる。時代認識と未来ビジョンの中核原理に配されて正しい人間を作り上げる長期的な道筋が示される。根源的且つ分母的全体ビジョンを反映する二次三次的なビジョンになり日常的な感覚に及ぶ適正化原理と強められて文化政策の一環的な展開に連なる。物理的原理の進行や短変数の方程式という現代的な潮流から、パッケージの善し悪しで衝動買いをする購買行動が進む。或いは商品内容よりも流通業者の利益率などという副次的な要素で流行が作り出され消費者の視線に止まる配置に商品が並べられる。手に取りやすい棚割りを作り売りたいものを訴求される。生産者による製品の良し悪しを算定するよりも流通事業者が力を持ち売れ行きに影響する構造が進められる。こうした現代のトレンドが各所に反映され一過性且つ即効的な訴求点を強調して「低価格、派手、独自性より機動性、拘りよりも手っ取り早さ、」等の中核原理で支配され流通業者の意図する向きの製品や生産者が取り入られる。マスコミや情報媒体機能に力が生まれ直接的な製品よりも二次的要素の購買基準が強まり、「軽くて安い」がトレンドと占められる。政治家や学者もこの性格が取り入れられ、あくの強い性質は嫌厭され役人の思うように立ち振る舞う性格が重宝される。産業や政治行政、教育に共通するトレンドになり、「軽い事、言う事を効く、難しい事を言わない、派手で安い事、」という基準が作られる。デフレマインドが慢性化して短期間で規格量産の規模の利益で支配される。これの行き着く先は、「カラで派手で軽い早い」となり、物理原理そのものが良い事、素晴らしい事を指し善や美の基準になる。これが現代の主流を指し一部の支配層の意思が増強され極端な二極構造が生まれる。内実の弱い集権や統合の構造が起こりきめ細かい対応が粗雑化して各所に深刻な問題が顕在化し根本的な面からの質の変化に狭まれる。中身が希薄化して表面を取り繕う感性が進み根本原理を抑えない即効型の基準と運用が進んで、考えられないような判断に対して本来的な良心が注がれ事の重要性に気づきつつあり抜本的な原理の更新へ意識が向けられる。小手先の対処策ではどうにもならず根源性に即してあらゆる発想を更新し質実の問いを高めて堅実な生産へ及ばせるごく自然な態度に重きが取られる。これを引き出す普遍的な原理が再認識され健康な精神から正々堂々と発想を作り中長期の視点や大局性を抑えた生産に及ばせて即効的な期待を制御し構造的且つシステム的な変化を合わせて前進する。体質自体の改良において正常な感性と機能へ進み、欲望と力と責任の均衡する主体性へ連ねる長期政策が求められる。こうした感性に力を集めると共に広く健全な教育の普及や健全な購買に及ぶ社会価値の促進を同時並行的に進行させ局所と構造と性質の連動的な変化へ及ぶ。トップダウン的な手法では限界は早く基盤的な面を合わせて価値の刷新へ連ね着実な改善へ導かれる。産業経済、政治行政、教育文化という全方位的な共通概念の適正を持ち根元から全体に連なる良質化策をもって現実的な動きが進む。「機械から人間へ」が根源ビジョンになり文化政策のコンセプトが示される。

 

1)現象と再生産性

「あいつのせいで悪くなった」という人への恨み辛みが現れる。過去の事象へ対しての検証の一種を指し原因と結果への実感が起こり、良くない結果と原因への確信から一つの総括的な判断が生まれる。それへの適当な対処をもって一応の区切りをつけ、いつまでも過去への負を引きずらない建設的な利益を作る力へと回り正の循環が進む。

失敗事象の特定と反省から原因への追究が起こり誤りへの原因を把握して、二度と失敗を生まない理論が作られ理論と実践の動きが生まれる。被害者と加害者という直観的な構造が起こり両者の対立的な心象による責めを求める態度を表し明らかな一方向的な過失と見られる事象から、相互的な原因による負の発生という割合感覚の精緻な認識へ及び、その程度の実感から適当な被害と加害への統合的概念へ至る。

万人共通性の因果的基盤を根源にして次第に個別的要素と共通性の事柄へと分けられ、直接的な実感と間接性の因果などへと、実感の抱き方が現れ、関与の度合いの認識が起こり利害の程度への認識と及ぶ。過去への清算と未来型の利益構築という意識の向け方が生まれ事象へ対する利害の実感と関与の程度から過去か未来かへと意識が向かう。

事象の善悪への程度の認識から何かの取引で賄える事柄と修復不能な事柄という性格の違いも現れ事象の類型と善悪の程度が序列化される。これへの対処や予防策として絶対性の強い悪性事象への認識と有効な制約が作られる。生物物理的な実感と有効なハード的な方法とそれを表すソフト的な論理が描かれる。過去事象への有効な対処策が見つからない。プラス型の利益を作る発想へ転じて少しでも被害の広がりを防ぎプラスを作る創造性を投じる。等。

例えば、「火災を発生させ、人命を失う」という事象に対して、火元の原因と加害者が特定され、生まれた被害として自己の家屋の喪失と身内の生命を失ったこと、隣家への被害の発生等々が特定される。それへ対する適当な被害への賠償額の算定と執行が図られ直接的な対処が生まれる。関連する法規との兼ね合いから、妥当な基準と適用をとり、民事上と刑事上、行政上の処分が図られる。そして二次的な段階として加害者の行為原則が作り出される。或いは隣人からの要望などが示される。更に、火災への専門的知見から火災予防装置というハードの機器による事前予防の対策とこれを義務付ける法規の制定など生まれ有効な創造策が講じられる。自己基準と他者の基準、行政からの基準などが生まれ履行する活動へ及ぶ。

理想

概念

過去事象への対処
個別事象の

特定

個別事象への

評価

方法の

構築と実践

各種

知見

志向性

思想

 

事象の特定

因果関係の特定

 

利害関係者の特定

利益と被害の特定

損失への対処、

利益への対価

改善策の構築と実施

未来型の創造性
代替可能な提案、代替不能、

こうした過程で、人間性や物理的機器への効用や自然現象の実感が露になり因果の実感へ対する異同が現れ、どんな理想概念と実際の感覚を示すかの認識が生まれて検証と効用などの実感が鮮明化される。頭で思い描く観念と実際的な場面で起こる実感が生まれて真実や真相を掴み実態が把握される。生活者や消費者、生産者の性格を表し予めの行為や能力を算定し外界へ明示して効用と検証をもって持続的需給へ及び市場が生まれる。

自然 人間 道具
概念
実感

こうした結果、クズや健全という人への心象や物への実感や自然の理解が起こり概念と実感に及んで生きた知恵が作られる。健康な感受性を根に自然や道具や人との交わりを持ち、大本になる人間像という理想概念の探求が進められ、評価感覚を起こすと共に有るべき適正を探し作る事へ及ぶ。クズとは失敗への認識も生まれず反省をせず、同じ不快を作る人間を言い、それに適する対処や施策をもって下限事象を減少させプラス性事象を弱めず強める事において、人間の理想を下落させず向上させる事になる。適当な人間像がこれらの羅針盤に連なる。人間像のない経済や政治は根なし草と及んで善悪の判断にも及ばない。