7)歪な静
物理現象には心理作用は含まれず、機械的に淡々と物事が進み、蓋然性の高い因果を実感する事に及び、心理現象は人間の変わり易い意志による因果の不安定な事態が生まれ予測の難しい事象と現れる。経済活動を表す人間像として物性的機能を効用とする生産の規則性と、情緒的要素を含んだ製品サービスに変動性が生まれ大別的な変容度の原因が浮かべられる。心理面の安定への志向性が生まれ、長期的に備わる変わりづらい人間の性格を見出し、それを根として発想や論理を組み上げる創造性において規律ある安定と躍動の世界を創出し快適を抱きたいとするビジョンが描き出される。不快性の事象が特定され、それを発生させない為の施策が図られて基盤の安定が創り上げられ、快適性の事象への基調を落とさない前進性の動態が促進される。正負の事象や正負の因果を含めた包括的な創造図面が描かれて、共通的限定性の高い負の感度と相対的な幅の広い正の感度という実態が掴みだされる。力の蓄積と共に力の利用から欲望の変容に反映され、内向きの欲望へ傾注すると外側への利益を作るエネルギーが弱まり不快事象を起こす主体への性格が進行する。肥満症による正負の感度の崩れが不快の循環を作り、局所や構造、システムへとその性格を忍び込ませる。これへの是正や予防に欲望と力と責任の均衡という尺度が設けられ健全性を計る基準と示し健全な活動や人間性の維持へ連なる生産性という領域が生み出される。こうした社会現象の良好化へ向けた根本理念とビジョンが表されて常態的な制御策と備わり、一定の変わりづらい意志が固められ良質な安定という積極的な性格を備える創造が展開される。ストックを守る意識の安定というよりも、良好なフローを守る為の安定という概念で区分され、性格の特徴が浮かべられる。ここに於いて動である対象との適正な調和を見出す動態への道が示され過度な静を望む力んだ姿による弊害が予防され自然な外界との交わりを叶える調和性が図られる。妙な利己的性格からの執着や正当化は過度な静態と現れ、自然な動態への歪な静を意図した力や表現として顕著に映し出される。好循環を阻害する一方向性の不均衡という態度に及び、均衡式と離れた過剰な欲望や責任意識の低さや、力の用い方の歪みと掴まれる。均衡に及ぶ大きさや範囲へ修正されて、歪な事象という認識が減少し、適正なサイズと運用に及んで安定した精神と肉体の関係へ及ぶ。欲望過多から過保護な規制を作り、公平公正な均衡を崩した歪な精神性による作為は健全性と間逆の作為を指し人口的な制約を歪んだ発想により創り上げ、外界への違和感の強い常識感覚を慢性化される。人間の物性への過剰な進行に箍を嵌める適正な規制とは異なり、両者の性格を鮮明化して、違和感の強い静態現象への改善をもって動の良好な気流を損ねない真の調和へと連ねる事が社会現象の中心的な観点と生まれる。健康な人間性の安定化を図る「健全な静」とは異なる「歪な静」という概念が強調されて人間の良質性を損ねない為の制御が図られる。慢性化された怠け者による愚図な行為は醜さの象徴であり、不快感が極まる。