一つの表現が示される。この表現の前段にいくつもの前提的な認識が添え置かれ、部分的な表現が強調される。経済とは○○である。政治とは××だ。という固定概念が作られ、その上に表現が絞り込まれる。物事の起源を示す源流や上流から見て3次4次の段階に在る焦点を取り、△△である。という願望を色濃く含む言葉が作られる。各種の固定概念と生産的な立場にみる利害という前提を下にした表現の性格を各種利害関係者による吟味が加え、前提的な概念への異同等へと思索が深められる。表に示されるまでの因果の連なりが整理され生産者利益に過度な重心を取られた主張等が映し出される。こうした様相に無意識的な強要や押しつけの性格を持つ表現が浮かび上がり、明示されない部分への探究を含んで表現者の真相が露わになる。二次三次と前提に前提を重ねて作りだされる表現は、欲望や価値観の表明と外界への要望という真相に在り、この事が抑えられて適正な要望と負担と質の作り込みという一方向性から相互的な対話に及び、両者の利益を見出して協働、共生の方式へ展開する事が対話や議論、関係形成の筋道と描かれる。
学問体系等も、行政という立場からの表現の性格が強いものか、教育を受ける側という立場から教育を作り込む立場へと次第に関心が深められ、主権者という性格が作られる。国を守るという発想は、主権者であれば少なからず意識に内在し、行政運営の安定と特定経済活動は密接に連動する。治安や災害、教育や病気や老後への対応といった面への不安が高まる事には、自己の直接的な生産への悪影響に及び、政治行政運営への適正を考え発言し作り込む主体性の感覚から、公との真摯な対峙を持った態度が生まれる。こうした関心に直接的な従事をする事の負担が生まれ、信頼できる他者へ委ね代議制の仕組みが生まれる。或いは、解説者や評論家の立場に頼らざるを得ず、その存在の必要性が浮かべられる。いずれの表現者にも生産的な利害という私的欲望を充足する性格を含みつつ、外界への利益を提供する事に於いて私益と公益を含んだ生産行為になり持続的な生存と繁栄の活動が展開される。この生産活動への付加価値と負担の適正へ焦点が絞り込まれ、良いサービスを適正なコスト負担の需給に及ばせるのに、どんな前提を取り入れた表現であるかへの思索が深められて、表現者の真価を浮かび上がらせる事になる。安定した秩序と活力ある自由という二面の欲望に対して適正な基準感覚が作られ、私益性の事柄と広く長い公益性の利益を含んだ要望が表され、過度な私的性の強調によらない社会性が備わり、外界から受け入れられる表現者が生まれる。以上のような論理は長期的利益を求めて作りだされ、こうした欲望と充足への期待を抱かれる人々に在っては利益となり需給構造が生まれるものと思います。