文化形成の概要

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身内という他人と異なる近親者との関係は、相互に良く知る良い面と共に、馴れ合いによる曖昧性から深い溝が生まれ、マイナスへ反転する事がしばしば生じる。病気や災難に遭遇した際に、最も身近に駆けつけるのが身内で在り、その時のパワーは理性を超えて情緒を根にしてなりふり構わず助ける感受性が作用する。これへの有難味と共に過度な思い入れ等へと及んで、感情のズレからすれ違いの溝を深め憎しみへ転じる明から暗へ切り替わる事がしばしば生まれる。あれだけやってやったのに、お返しが足りない。等という感情が強まって深い亀裂が深まり複雑な心理が形成される。血縁等の肉親関係にみる一般の関係性とは異質の側面が問題の根に備わり問題の広がりへ繋がり、前進性の力を停滞させる。多くの人が少なからず経験される感情の起こりに思われます。

出来る範囲の事柄を適度に掴んで、無理な所までやらないという制御感覚が、適正な長期の関係を作る肝に成り、身内だからと言って見境なく負担をする事無く、適度に自己を掴んで過度な見返りを期待せずに、出来る範囲を見出して、なるべくやってあげたいというスタンスが、深くねじれた関係に及ばない構えと成り、これを欠いて適当な距離を掴めずに進められる事や、より悪性な性質に於いては、身内への心情的な振る舞いは上っ面で、金銭的な意図の強い発想による糧の入手という姿が現れる。お世話をして上げるというスタンスで、金目の吸収を意図した曖昧性や詐欺的な感性と現れる。自己生産の規則性が弱く、身内からの財を生活の糧にする歪んだ感性による甘えた性質が作られる。

他人の方が緊張のあるメリハリを利かせた節度が設けられ、却って高くつくような身内の世話を嫌い、距離を持つ他人との関係を望む発想が進行する。様々な想定から一様の良質化を示す事は困難である事は言うまでもなく、しかし、一定の傾向や体験の同質性は浮かべられるように思われます。年と共に様々な体験を経て身に染みて掴みだされる原理が作られ、人との関係形成の在り方に反映され適度な感覚を身につけ健全性を図る工夫が取られる。これを抽象観念で表すと心理と物理、攻守や楽観と悲観、プラスとマイナス等々の二極の概念と適正な調和の作り方になり、長く良好な関係形成を果たす上での適度な感覚を身につけ制御を図る営みと表される。この感覚が乏しく過度な力を抱えて、適当な力の利用を見出さずに、力任せの粗雑な感性のまま物性型の体質を深める人々も少なくない。経験の未熟な段階で人格の備わらないまま大きな影響力を備える配置について、空回りの醜態を見せられ、その自覚に及ばない物性の体質が進行して心理的な面が育たずに健全性を損ねる姿と現れる。外界からは、盗みや詐欺という犯罪感覚の弱い物性従属の乱用と映し出され、自らの姿にはこの認識が及ばず外界と主体との酷く感覚の乖離した認識が生まれる。これは、なかなか修復される事はなく、過程の万人的な共通性に於いて同質的な感性が作られ適正調和の底の厚い感性を持った需給関係が作られる。一般常識という言葉の意味する面は、こうした同質的過程の体験から作られる適正な健全感覚を指し、ここが離れる社会形成では皮膚感の差が強まって、物性の過度な進行と心理面の育たない人間が増加する。自由ばかりを野放図に求め過度な要求を表す異質性と起こり、これへの適正な予防の施策を講じ基盤の厚みが作られ、子供のような大人による管理型の社会構造が予防される。

偏差値偏重の人格や物性従属の人間性は、実践的な生きた人間性を創り上げられず歪な精神性のまま不快事象を発生させる。協働生活という体の振れる工程の不足や体験を通した健全性の構築が正負を適正に掴み適度な距離を図りだす主客の適正調和に作用する。感覚工程の少ない頭に寄った生産性からの負の側面に対して、事前予防型の人間形成過程への探究が深められて異質性の強い人間の出現を予防し、基盤の厚みある適正な挑戦心をもった安定と繁栄のバランスにおいて持続的に循環する永続への道が作られる。

特殊業界と見られる領域において一定の万人的な共通感性を築きあげる発想が求められる。過分な評価による高額な報酬に振り回され、常人的な基盤の崩れた感性による表現は負の影響が強く現れる。賢明な管理運営者の所在が欠かせず一定のインフラとしてどこの領域にも同質的な健全性を図る役割が領域間の円滑な対話に及び極端な性質への歯止めと作用する。広く見ると、政治行政という領域がこの役割りにも思われますが、実情にはだいぶ異なる感覚の性格が映し出され、力をコントロール出来るまでの良好な過程の設計と施工へ力を注ぎ、感覚と頭と心の健全像を目途にした適正化策が求められるように感じます。

マスコミという生産への責任感覚の劣ると見られる領域における人間性は、かなり特殊世界の常識が作られるように思われます。特殊な財力を持つ人々と、そこからの操作によって操られるマスコミという世界が進む事には大きく社会システム上の健全性を破壊し各所へ負の影響が進行する。金を持って良い性格への探究が深められ短変数的な経済判断に寄らない人間性と製品とを含んだ需給構造の構築を鑑みて、大局的な社会構造を創り上げる感性に在って健全な厚みある基盤を備えた秩序が形成される。このような発想と論理の体系に文化・教育の役割が浮かべられ長期的な性質の作り込みが果たされる。基礎教養と共に常態的なシステムと組みこまれて実社会の適正な制御が果たされる。

確固とした理論体系の確立と、その尺度による公平公正な判断を表せる事に於いて、恣意的な利己性に寄らない納得感が提供される。これへの足がかりに、『日本文化原論』が形成され良好な基盤作りへの力が投じられます。大変困難な道筋が予測されますが少なからず社会の関心や要請にも伺えます。
いい加減にしてくださいませ。お坊ちゃん。という感じでしょうか。

オリンピックの趣旨

理性と物性の適正な相関に在る健全な人間像という理想概念を不動的な人類の叡智と固め、科学技術を多用する生活習慣から崩れる身体面の弱まりと精神性の歪みという事象が起こる事に対して、普遍の理念に立ち返り、緩んだ人間性への矯正を果たすのが、4年に一度世界的観点から開催するオリンピックという大会の理想や理念である事は万人的な共通理解に思われます。常に大会の開催国は、この人類共通の理念を下に如何に大会を通して表現出来るかが試され、大会を評価する優劣の中心的な基準と備えられる。スポーツ大会自体のみならず、開催までの各種準備の工程に於いても、当該理念が反映されると見るのが適当であり、開催施設の建設やデザイン、資源の運用等の協働生産活動に、健全性概念を尺度にした人間の実践が図られ、世界からの評価を受けるものと成る。日頃の個人や集団、特定の領域で掲げられる理念と生産活動に対して、根本的な人類共通の原理の展開という面に、最も特徴的な側面が生まれる。特定的利益の追求とは異なり、人間の理想的なビジョンという純粋理念を忠実に展開する事に於いて、人類の破壊への道を回避し、永続的な共生や協働の意思を強める上での貴重な機会と確認される。ここがベースと抑えられて、開催国は単なる経済性の発想へ偏することなく、オリンピックの長い歴史を棄損する事のない使命が課せられ、収益を獲得する面と同時に、最も重要な理念を実現する事の期待が寄せられる。国の威信や国民自体の信頼性に関わる重要な催しで在り、この主導的な立場の人選には極めて神経を払い適格性を損ねる事のない運びが求められる。文化理念を実践する一大事業であり、この善し悪しが各種の争いを緩和させ、本来的な人間性の復旧へと運ぶ重要な作用に連なり、4年の一度の貴重な取り組みの趣旨に反する事のない誇りある姿や態度が求められる。準備工程からオリンピックは始まっておりお粗末な行為は世界の笑いものと見做される。恐らくこのような認識が多くの人の共通理解に思われます。