3)活動観念のポイント

議論の前提には事実の認識があり、どんな対象の範囲を想定して「どういう全体的な動態に在り、自身はどんな立場に置かれているか」についての見解を求められる。そこから、先々の予測が示され、マイナス性には予防策を投じ、プラス性には伸張策を図る論理を導出されるのが、事実1と評価1と事実2という工程を表し、基軸の論理と描き出される。事実1の認識が異なれば、次工程の内容にもズレが生まれる事は必然であり、各人の立場から事実1の見解を表す事から議論の進め方が形成される。因果形成の取り方に違いが生まれる事か、想定される範囲の異なりか、未観測の事柄の違いか、事実1の精緻な異同への共通性に及び、同一的規則性の延長に未来予測が描かれ、それへの快不快感の程度の違いから、方法の強弱が作られる。快不快感を生むのはどんな理想図を備えるかにかかり、価値1への吟味へ及んで主張者の全体的な考え方が浮かび上がる。こうしたポイントが抑えられて、各人との異同を確認しながら、新規の発見や違いへの歩み寄れる点等を探す事が、建設的な議論の進行であり、前を向いた創造的態度を表す事になる。どの程度の見識を備える主体であるか、幅や深さを明瞭にさせ、或いは未来の想定と能動的な手法の用い方と信頼性等が問われて、更には根本的な思想への共感や違いという深みある対話の発展へ及ぶ。原理創造性へ重心を持った自他の利益を創り上げる真摯な態度によって、身近な利益へ偏した発想に寄らない大きな利益を意図する社会的な存在と知覚され、どんな主張に在っても一定の敬意が払われる。この水準を少なくとも保つ事に於いてまともな対象と見做され、議論の相手となり、ここに到達する以前の躾や行儀が悪いと健康なエネルギーを投じるには至らず相手にされない。恐らく多くの人の常識感覚ではないかと思われます。基礎教育として、こうした面の充実を図り、共通の基盤を固めて、より多くの利益を創り上げる盤石なインフラと備えられて、文化の水準が測定される。

政治活動者や報道機関にあっては国家の外側と内側の認識を表す事から始まり、国際情勢と自国の置かれた状況の認識をまずもって明示する事が求められる。広く大きな立場から全体観を示し、予期する将来と在るべき将来と有効な施策を提起して資源の負担への協力を取りつけるといった態度が表されて、一定の見識や持論を備える生産者と認識される。どの程度の考察にあるか、優れた先見性や思想への共感が伝わり、多くの人から耳を傾けられ、実際事象による検証で信頼性が積み重ねられる。部分への妙な重心の取り方にないか、大枠観が表されて個別への性格が浮かべられる。このような健全性を計る筋道が浮かび上がり、測定の尺度になって適正な評価に及ばせる事が健康な感性を表し、直接的な利益に偏する事のない間接的な広い想定をもって求められる事柄の焦点を浮かべ受益と負担の適正が創り上げられる。

価値1 事実1 価値2 事実2
主義や思想

生産的立場

中核技術

特定事象

の選定

特定事象の評価

快不快、喜怒哀楽

仮説の想定

投じるべき施策

費用と効果

利益と負担と質

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください