3)平和の獲得

科学技術の発達は目覚ましい生活の向上を遂げられた。外界の事物がどう在るか、どこをどうするとどうなるかの探究と実践によって多種多様な道具や制度を創り上げ利便性の向上を齎せた。一方で技術を用いる人間側の変容という焦点を持って人間側の実態を掴みだす事が欠かせない。道具の力に依存するほどに人間の身体や精神面は脆弱になりその力なしには生活が成り立たない程に技術力へ依存した関係を創り上げた。こちら側の認識が弱いままに理想の人間美を訴求され実際の物性に染まった管理的志向性の強い人間関係の形成を取る等、理想と謳われる内容と現況の人間との相反する事態に現代的な人間社会の問題点が浮かべられる。頭で描き表される事と実際の行為との相反した状態には健全な精神と肉体を備える規則性と離反する。このような人間を直視の上に先々の懸念が浮かべられ、マイナス性の事象を想定の下に適正な制御方法を取り入れて弱まった人間への適正な管理を持って制御を果たす発想に、外界ばかりの認識に寄らない主体を含んだ人間と技術の適正な調和策が導出される。人間の側を関心の対象に取り、物理性と理性の在り方がどう在るか、どうすべきかの課題を設けて、人間を創り上げる哲学や文化という領域の活動が生み出される。こちらの側が弱いまま科学技術を気の向くままに追求するに至っては、適正な主客の調和には及ばず、人間の現況を正しく掴み理想を描き適正な方法を実践する事に於いて地に着いた発想や創造性が向上する。こうした仮説を下に各種の方法を実践して空の理想論に留まらない自己を含んだ認識と健全化への道筋が生まれる。論理形成に留まらない実践策という活動を含んだ文化体系と纏め、有意性の強い創造へと及ばせる事が当面の目標に掲げられます。

今日的には、自衛権や集団的自衛というテーマとも密接にかかわり、人間の過剰な美化に陥る事無く、正負を内蔵する実態や精神や肉体の弱まりや、物性依存的体質の進行、管理発想の強まりの面を捉え、先々に想定される不快事象への懸念を持って有効な制御策を投じる事に適正感が生まれます。

頭で浮かべる過度な人間美やその押しつけという歪んだ性質を深める事無く、健全な感性を創り上げる事が重要な課題に浮かべられる。人間自体を直視し醜い実態に目を逸らす事無く適正な認識を持って適当な制御方法を作る発想に在って主客の適正調和が叶えられる。感覚と観念、科学技術と人間、理系と文系といった両面に視野が及んで統合的な観念を作る事に健全な感受性の所在が確認される。根源的な思索を深め盤石な原理の上に、適正な二次三次の発想を持つ基軸の太い人間性に在って適正な安定と成長の軌道が現れ、平和を掴み取る活動が展開される。

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