人間性の正常化

6)人間性の正常さ

見える所は綺麗に見せて見えない所は手を抜く事や汚いという状態に、不快や不信が強く現れる。こうした心理が働く事もある意味に自然な反応とは思いますが、これが深まり言行の乖離した事象に及ぶのが現代の悪性事象の本質的な面で在り、人間論や創造性の原理を述べるに外せない焦点と取り上げられる。

外界が体よく整い内面で考える事が薄よごれている状態に健全という概念は充てづらく、内外の一致に正常感覚を抱かれる感性に正常な心身の所在が映し出される。言う事とやることに整合があり、頭と体の一体的な動作に精神と肉体の整合性が見られ普通や自然と形容される事が人間の長期的な性質から見る標準となる。これを強調する背景に、現代的な問題の根が取られ、改善への力が注がれて長期的な正常への軌道へと修復する事が文化論からの優先的な課題に浮かび上がります。原因分析としては、頭と体の分断的な生産性が上げられ頭脳過多の作業に寄る程に身体的な感覚工程が減り自然や人との生身の衝突への免疫が落ち正直な感性を率直に表さず、不快事象についても表情と内心の離れた態度を見せ見えない所で不快への腹いせのような行為を取る歪な精神が垣間見られる。こうした面が人間のひ弱さとも伺え、身体を衝突させる習慣から遠のき頭脳や道具を多用するスタイルに慣れた副作用と示される。裏と表が離れた病理現象でありフローの面の充実を意図せずに過度な欲望と執着した態度となり姑息で陰湿な性格を慢性化させる。表に現れるイレギュラーな現象への過敏反応を見せ、体裁を整える痩せ細りの感覚と現れ、根本の太い感性と異なる打算的な人間性を進行させその心理的な歪さに根本的な不快感が現れる。こうした事象に根の深い性質的な悪性が蔓延り、各種生産や表現、振る舞いへの改善へと志向が取られ正常な感性へと蘇生される。

教育プログラムの形成段階からこうした問題点を取り込んだ人間形成へと反映させる事が必須であり、手先の技術論の高度化に先んじて基盤の良質性に重心を持った全体プログラムを考案する事が重要に思われます。長期性の観点の変容には深刻な感度が取られて良き部分を壊さない事が適当であり、問題の序列を間違えない適正感覚を堅持する意識が注がれ中期や短期の想定を組む事が肝要に思われます。

技術論が先行して、根っこが腐っては力の用い方に正常さは生まれず今日のような出来そこないの人間が多産される。マスコミ、政治家、財界と、広範に渡り各領域に忍び込む悪性を根本から浄化するのが文化政策の柱になり、問題の重要度の取り方の適正化に力が注がれます。この面が変わると、二次三次の原理へと連鎖して健全な人間性の具体的な効用に及ぶ変化が生まれる。うすら馬鹿といった姿に見える人間はやはり美しくない。皆様はいかがでしょうか?

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