社会事象の中枢的な面に、ギブアンドテークという原則が生まれる。貰った分は返すというごく自然な皮膚感と作用するのが多くの人の感性に思われます。在る場面で、直接的な自己の利益になるエネルギーの投入を受けた事に対して、別の場面で、同程度のエネルギーが投じられて、相互関係の適正な釣り合い感覚に至り、それが一つの信用と成って更に別場面で、信用の積み重なった関係の下に力を投じ相互の確かな信頼が構築される。この感覚的な実感を得られる創造性において言論のみならず行為という質感が現れ、実感という感覚を掴み、強く心象に残りそれが行為を生み出す根拠と置かれる。
この提供とお返しの基本的な型式が、感受性に基づく人間形成の自然律とも言え根源の感性として備えられる。そして各主体の価値観と確認され、道理や道徳等という人道的な性格の普遍則と固まり、この動的歴史を下に個別の局面への所与的な前提と入り特定抽象原理の運用へと反映される。つまり、積み重ねられた感受性はマイナスもプラスも消える事無く、行為を起こす前提の感度になり、特定価値の執行という姿に及んで、ギブアンドテークの実際的な適用と描かれる。
ここに個別的な歴史を重心に持ち、共通的な感性が形成され、更に、これらの抽象集約の行動原理に普遍的な型式が表される順で、感覚に基づく観念が創出され、それが認識を強め行為に及ぶ循環が生まれる。感覚的質感と特定対象者が事象の中で明確に限定され、体を土台に原理を作り実際に現れる過程となり、机上や頭のみで作られる純粋原理と入力に、対象者との関係という生きた生命観が入り原理と実施の整合が取られる。
今日的には、集団的自衛権等という概念もギブアンドテークの原理が土台になって、特定的な場面の想定での適用の在り方が作られる。貰った分は返すという自然な本能にそぐわない関係性は継続しない原初的、万人性の皮膚感でありここに常識という概念が生まれる。これを外した人間性には、大きな瑕疵を抱くと共に、マイナスのエネルギーを注ぎ適正な調和が作られる。
こうして因果応報の原理が社会の自然律と現れ誰にも止めること出来ない行為が生まれる。共通の原理に成り、そして実際の質感で個別性が生まれるという感覚を根にした観念と及ぶ所までを見て、普遍(根本)の原理と表される。体と頭と感受性の有機的な規則性を常時の型式に備える必然的な論理となり、どこかの分断や、どこかの割合過多によると、適当な共通の調和感覚が現れず、不快な心象が形成される。体質や人間形成過程の同質性が一致へ反映し大きく異なると適正調和が生まれず、マイナス感が積り争いや衝突に発展し酷くなると人命の奪い合いに到達する。
物理性の力と等しい原理原則への執着や向上が作られ効用と影響の適正な行使が成され、後者が欠けると物性への依存感覚が深まり、適当なギブアンドテークの感覚を喪失する。それへの不快が自然な反応と起こり力を減少させ均衡的な感性へと自浄化されて健康な主体性に及ぶ。これのフォーマルな共通規範が法律等で纏められ、確かな強制力をもった行使へと強められ歪な性質の予防に及ぶ。法が客観的に作用しているか、中立な立場という期待を持って作られるシステムの実際的な測定が取られ、その誤差への持続的改善への要望と対応へ力を注ぎインフラが形成される。インフラや準公共的な役割に求められる資質が要件化され適正な適用を欠くとインフラの暴走や責任不足と現れる。要件の厳密性へ及ばせて不適格な性質を明瞭化して対処する事が大局に見るギブアンドテークであり、その程度が中局や局所の質に影響する。中立性を求められる立場が想定され、資源の適正な配分と責任の行使があって原理原則の実際が浮かび上がる。
利己性へ偏る中立の乖離には深刻な感度を持って改良する事なしには、物性の乱用や責任の劣った無駄な資源の支出に成り、システムに見る重要な瑕疵に至り強制力で是正して正常さが確保される。盗みや詐欺の体質を慢性化する一部のマスコミやそれを操る資金提供者への性質へ言及される。適正な対処が遅れると影響は計りしれず、健全な安定と成長の軌道を外される。こうした焦点が、ギブアンドテークを崩す根本的な原因に浮かび、個々人と構造とシステムの観点を形成して、力の強い所から改良し適正の連鎖という好循環が加速する。根源的な原則と成るギブアンドテークの正常さが下地になり、特定的な想定や場面の感度の一致へと連ねられる。こうした事が、集団的自衛権の解釈等に現れ公平公正な感度が測定される。肥満症からは自己に有利な偏った解釈が現れ、適正な調和を欠いた論理が推し進められる。
健全な主体性を前進的に創り上げる創造性は定常的な軌道であり、健康な精神と肉体が確認される。受動的体質で棚から牡丹餅の規則性にあっては適正な発想が萎みリターンばかりを望む違和感を生み出される。質の劣った評論活動者からは感覚的な質感の弱い上辺の優劣をつけ方法の提起や実践に踏み込まず、その感性が安易に人の生産を盗みギブアンドテークの原理を破壊する。この性質への対処や社会秩序の高揚や形成過程へと視点が深められ、良好な下地と基盤の確立への創造が進められる。問題の対象を特定する事はそう難しい事ではないように思います。