文化の活動面

文化の活動面

良い悪いの根拠も理想と現況と方法という並びで示す事が健康な規則性を備える人々の感性であり、この動態から浮かび上がる判断に於いて地に着く表現が齎される。今日多くの評論家が出現する中で一定の品質を測定するのに以下のような点が示され、責任感覚の有無や程度が実測され、表現には効用を齎す型式であって付加価値の実感に及ぶ方法と成りどんな性格の表現であるかが特定される。

・現況を見たまま表す事 ・現況への評価を表す事

・その場合は理想と成る尺度を背後に備えられる。

・評価から更に突っ込んで方法論と言える表現であるか。

そして、そもそもこうした表現はどちらかというと主体的活動者の活動とは異なり実践する主体性は原論活動というよりも実感性の強い実践工程の中に在り、表現は他者へ求めるような性質を濃厚に含まれる。つまり要望という性格を持ち要望を表すには効用の確かな根拠という信頼性へと視点が注がれる。欲望自体の在り方や欲望に対する現況の認識の程度と、欲望を充足する実感点と、充足に及ぶであろう刺激と反応の仮説に対する根拠、過去のデータと過去に無い変数の加減と反応への根拠等が責任ある表現の裏付けと成りエネルギーの投じられ方が測定される。これには一定の限定的な焦点の絞り込みと定常的な規則性を持ち特定領域へ重心を持つ反復的なエネルギーの投下と検証のサイクルに在って遂げられる。あれもこれも虫食い的な感性によると重心を持つ活動と離れ質の低い表現が示される。こうした生産倫理規定も一つの抽象原理と備わる人々の感性に成り一般的な認識に在ると思われます。これを強調する活動が程良く投じられて各種生産者への規律の下落を予防し落ち着きある生産と協働や共生の空間秩序が醸成される。多種多彩な感性から意図するコンセプトも一様ではなく、しかし対象との対峙にはある程度の自己の性格を表して外界を混乱させない表現に在って健康な精神を宿した人間性が現れる。投じる事への効用と影響へ思慮を持った活動者において根源的に良好な性質を備えた表現に及び、ここに文化という感性の所在や内実が確認される。受け手に於いても同様の感性が備わり供給と需要の共通基盤となり健全な人間が作られる。このような焦点と意図に絞った生産という立場もあって良いかに思います。動的な因果に対して不動的な理論を表し動の乱れを純粋原理で補正し大きく軌道を崩さない安定装置に文化という付加価値が生まれる。純粋原理の確かな型枠の程度が計られ分化した感性に背骨を通し基軸の太い道筋が確認される。表現装置を独占され社会に大きな影響力を与えられる立場に在っては尚更の事にこうした表現作法への原理が備わり自他の良好な欲望と充足の在り方が求められる。これを欠いた一方向的な要望や誘導、扇動という行為に及んでは人間性の基礎を破壊し平等感覚を著しく欠いた主体性による健全性の下落を招かれる。このような焦点が社会事象の中心的な関心と関係形成の基礎原理と示され良好な文化基盤が形成される。社会的地位という実像も確かに備わり比例して適正な表現を求める事は自然な要望であり声ばかり大きく社会的付加価値が弱いとなれば健康な人間とは乖離しこれが酷くなると犯罪感覚の及ばない悪性の犯罪者が出現する。

抽象原理とは

抽象原理とは

理想と現況と方法という活動の観念をベースに、各種の物事を配置する事が創造性の基軸に成り、このシンプルな動線に則して、考えを述べ他者へ訴求し、協力を取りつける事が生産の基本となり、活動観念と示されます。

・理想とは、欲望であり、何を欲しいという効用を指し、

・現況とは、何がしかの事象を経て生まれる快不快感であり、

・方法は、現況を受け生まれる欲望を充足する手段を指す。

この3要素を核に、詳細を分化させるなどして明示し、効用とコストが算定されて判断が生まれる。主張等の表現一般も広く言えば欲望表現を指し、感覚的な直感を言語で表し誰かに向けて発する事に心理的な作用が備わる。現況か方法か理想に関わらず、明示して発する行為が、自己の欲望であり、そこに他者の意図する欲望がどの程度はいるかで、共通的な志向性の上にエネルギーが投じられる。個別事象の積み重ねからこのような生産一般の原則や論理が整理され、これをある程度揃えた上で各種場面での個別表現を起こして、筋道の共通基盤の上に円滑な対話が形成される。このような概念に哲学等の領域からの創造性が現れ、表層的な創造の下地と成って、一定の規律を生み、快適な意思表明や協働関係を叶える事に及ぶ。

活動観念は、長期的に備えられるべき人間像とも言い換えられ、感覚と観念と感受性を主要素にする活動の動態を指し、身体と頭脳と心を備えて動きをもつ事が健全な精神と肉体を宿す人々の基本的な作業を指し、内外との関係性の中でこうした活動のサイクルを備える事が普遍的な原理と描かれる。

最も人々の実感に届くような型式を、出来る限り解り易くシンプルに表し、皮膚感のごとき型枠と通じて、実際に浸透した原理という実感に及ぶ。このような生産のコンセプトを絞って探求する活動にも、効用や意義が現れる事に思われます。人々を快適に繋ぐ作用に及び、自他の創り上げられる基本原理をより良好に向上させ、盤石な基盤と固まる程に個別感覚への一体的な意思疎通の精度が上がり、複雑な協働生産や長期に渡る欲望と充足の良好性へと資する作用と現れる。言葉や論理、概念、体系等々が、いわば原理という型枠を指し、感覚や感受性をそのまま表すか、適正に制御するか等の意図から創り上げられる。長期的に用いられる型枠に文化という言葉を充て識別し、その過程では様々な人々からの検証が加えられ、大中小の改良が重ねられ、これ以上ないという程に磨きあげられた様式と成って当たり前のように前提に置かれる。多くの生産事物を世に輩出される生産者に備わる基本的な欲望であると思われます。生存や安定、繁栄は、こうした末に実感され根源的な本能を充足する作業であると抽出されます。

例えば、「憲法」という型枠も、国家を主体とする理想と現況と方法という性質を混在して表される表現であり、大きな人々の基本となる規範という意味を設けるか、人々という意味を絞り込んで対象の限定と特定機能という強調を取られるか、在る欲望の下に作り用いる主体の範囲が特定され、最良に作用するような型式の提起が進められる。「作用する」という事の実感へも言及して、言葉のみならず体の感覚を内蔵させて実効性ある様式に在って健全な概念が作られる。