文化の重心

文化の重心

過程と結果で言えば、個々の感覚を体験しそれらを抽象集約した原則が纏められ、体の芯に備わり個別の判断や行為に原則が適用される。今日的に浮かぶ歪な事象としては、頭でどこかで作られた抽象原則を読み込んで頭脳的な説明は行えても行為の中に浸透しない分断的な精神分裂症に見られる事象が発生する。

口頭でばかり直接的に抽象原理を表現する行為は、本来的ではなく、個別的生産の中で、原理が適用された行為に及ぶ事が、健全な過程を経て創り上げられた原則と適用の姿と示される。口頭説明は人への要求という自己の欲望を表す行為と解され、自己に適用する事無く人に求める表現の性質となり、要望には負担を強いられ、これを欠いた要望は適当な調和を作るに及ばない。

表現の多くは基本的に自己の欲望を示し、欲望を充足するには効用が推し量られ、それへの負担に理解が示される。この構造を口頭で示す事と、実際に提供できるかは、未知数であり、過去の規則性が信憑性に反映され言行への整合が測定される。

過去に起こした失敗への対処の仕方等が、過程から絞られる原理形成へのポイントに置かれ、適当な対処を欠いた性質は、いくら未来へ向けた建設的な創造性を表現しても、信頼が付与されない。抽象原理を見栄え良く表現しながら、行為の中には間逆の姿を表し、体と頭の分断した出来そこないの人間が生まれる。抽象原理の形成過程へと視線が注ぎ込まれ、実態的に生きた原理と適用に及ぶかを推し量り表現行為への信頼性へと加減される。

個々人や特定組織の理念や国家の憲法等も顕著な例であり、自身のエネルギーを投じて創り上げられる程に執着に至り、個別事象の中に原則が浸透して生かされる。頭と体の分断した性格は、健全な過程を通らずに、生まれる人間形成過程の失敗であり、多くの人が抱かれる教訓にも思われます。

以上のように、原論ばかりが先行する表現活動や、頭ばかりで二次情報を入力するという行為の性格が示される。物的力を備える過程にも同様の事が言え、適正な過程を踏まずに力を備える事や要路に就く事が、本来求められる役割を充足するに足りない倫理や能力の釣り合わない姿と及び、利己的な欲求へ偏した力の利用と至り、歪な性格の集団やシステムを創り上げる。力の乱用や暴走へ及ばない為には、過程の健全性に、重要な焦点が加えられる。

そして、時代状況によっては、過去との連続的な原理を超える新設的な発想が求められ、質の異なる創造体系を描き、実践する力が必要になる。パラダイムの変化や世界観の更新を適時適切に行える改善力が健全な主体性の維持や向上に欠かせず、健康な精神を堅持する為に感覚的な規則性を変えるなどして、良好な感性や体質が守られる。これを先導的に創り上げる力が、確かな未来を齎し、保身に執着して変化を嫌い停滞させる事は大きな損失を招かれる。対象も主体も生きた生物を指し環境の変化に照らして、或いは環境を創り上げる魅力ある創造を遂げる事が生き物への性質を創り上げる。

ここでの不動的な型枠が、頭と体の一体性であり、人間の変わらない在り方と固められ、抽象原理と個別行為の有機的な実態を持つ活動に在る事が、持続的な安定と繁栄を遂げる肝に成り、この原理と適用は根本的な原理と置かれる。

こうした点に、文化基盤が表され、下限的な不快事象を生じさせない為には、必須の型式で在り、ここの崩れがマイナス事象を生む根本の原因になり、確固とした信念において、人間の根源性を堅持する事が重要管理点と取り上げられます。この原理を先おいて二次的な力は優先されず、例外なく適用して崩れを許さない事が過去の人々の良好な熱意を継承する姿に成り未来に繋げる責務が生まれる。

一日にしてあらず、長い歴史の重みから在る重要な原理は何があっても変えられず、一過的に気の振れた歪な感性に対して、正気を戻させる過程が避けられず、これを曖昧にする事は歴史的汚点と刻まれる。性根の弱い権力者は役割を欠き、自己の適性に合った配置へと移動する客観的な感性が、頭と体の有機的な状態からの判断に現れる。精神分裂症は自覚の弱い欠陥と定まり人間の体を成していない。解りますか?みすぼらしい態度は後世に対して未来へのマイナスであり、適正な感性を貫徹する日本人を残す事があらゆる創造の根源に配される。

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