精神的な健康さに人々は快適を抱かれる。そこから生まれる表現に健康の連鎖が生じ良い気流の好循環へと及び身体的な健康を齎せる。プラス型の楽観基調を持ちつつ重心を抑えた創造性が映って根本を携える動態となり、楽しい中にも安定を備えた表現力に落ち着きある前進型のパワ-を抱く。根本の質感の同質性が良質を作る源泉に作用する。
一過的でない反復のエネルギー循環に及んで心と体の正の波長を作られる。このような快適原理を抑えた創造を持つ事が畏敬の念を根にして平等な心持と適正な構造を描き出す健全な性質からの表現となり、一方向の要望の強い強要的な違和感を起こさずに、外界とのスムーズな交わりを齎す基本的な仕組みと現れる。これが美感を指し皮膚感の快適と心理的な良好さを包含する美の創造原理と表され、根源的な普遍性を備えた人間一般の変わりづらい価値や志向と備わる。
ここから各種の変数が加減され基本公式と応用の関係に及び諸条件が設定されて算出の相違を生む。自己と他者のフラットな認識に対して、所得や資産、職業等の経済面が純粋原理につけ加えられ、外界との対比をとり優位や不利という値付けをして、更に相手方の要望の向きについてお願いする立場とお願いされる立場といった面が加えられ、これらに応じて下座と上座という構造が出来、言葉や態度に反映される。備える価値の自己と他者の認識の一致が根に成り、それを巡って規律が生まれ優位や不利、お願いと応じる関係性が現れ、効用の測定と対価の算定へと進んで一致を見出す過程が生まれる。
根源的な美感の同質性から各種諸条件の認識と欲望と充足の関係と表される。効用を作る価値が先んじ資源の有無が次いで資源配分の合意と至って関係の深化となり「原理>資源>配分」という序列による富の産出と示される。このような一定の調和形成の原型が明示されて可笑しな力んだ姿が明瞭になり、強欲性や適度な欲望等の状態が鮮明化される。物性へ過度に依存して強圧的な態度を取る歪な感性は根源的な美感の崩れを示しフェアな平等感覚に基づいて各種条件等の整理によって適正な在り方が算出される。
この一連の進行を含んで美性が表され過度な欲望を望む姿に美を欠いた性質が浮かび美の相乗性を損ね停滞した状態を招かれる。一部の相手に固執する事無く広く美感の合う対象を探し最も快適な美の創造に及ばせる環境の促進が二次的な施策と配される。こうして市場の意義や効用が謳われ誰もが自由に自身の意思で選択出来る所に健全性が高まる。過度な支配願望から妙な作為を設ける歪な精神を特定し削除する働きも生まれる。
美を損ねる悪性は万人的なお荷物であり人々が出会うプラットフォームへの信用は基盤的な価値を生みこの正常さへ関心が強まりプラットフォーム自体の作り替えや健全性の維持促進の観点が中長期の適正のカギを握る。今日取り上げられる各種ニュースはこうした美感への志向性から事象が特定され局所の事実と一次的な構造や間接的因果への分析が進み、根源原因となる人々の性質面へ思索を進め適正を問う文化の視点が欠かせない。
根源観念の体系を提起して良質化への試みが本書の趣旨と成り盤石な原理の共通性が高まるほどに良質な美が生まれる。現実的な生活の重心を取った美の創造となり、ここに於いて一過的でない長期の価値が生まれ人間性を創り上げる。「その醜さは、どこからやってくるの?」この問いへ真摯に向き合う事から自ずと改善の道が生まれ健康な精神と肉体へと改良される。なぜを繰り返し行き着く先は、ここにぶつかる。醜さの起源を掴みそこを変える事が負への根源的な変化を生む。