因果応報

1)因果応報

快適や不快という言葉は、生物的・物理的な反応から生まれる感覚を指し、人という生物や動物の器官作用におけるプラスマイナスの事象と抱かれます。これに人と人との間で生まれる両者の心理的な良好性を抱く感情が生まれ、基準的な平等感覚を下にプラスやマイナスの誤差が生まれる。期待に対する効用の一致に普通という感覚が現れ、期待よりも少ないと怒と哀、期待よりも多いと喜楽といった相手方に対する感情が生じる。単純抽象化する生物物理性と心理性の因果と表される。

こうした中で、各自の生物物理的欲望の起こりに、共通的欲望を持ち、有効に充足する方法へと及んで、協働生産や共生の在り方へと進行し、心理的な良好性の為に、平等の観念をベースにして公平公正なエネルギーの投入と成果の産出と分配の在り方が求められる。この面に理性という概念が備わり、基準尺度の形成と適用の適正を図り人と人との快適への欲望が生まれる。

人間という概念は、こうした中で浮かび上がり、理性を備える感性の所在が確認されると、一方向的な願望を無理強いする性格にはない、自己と相手方の意思や欲望を適正に見出そうという志向性や価値観をもつ対象と認識される。共通の欲望とそれを叶える有効な方法と、方法に当たる各自のエネルギーの質量という点から、納得性に及ぶ成果の分配を成し、持続的な改善の発想を基調にもって欲望の質量の上昇と充足の向上へと探究が進められる。創造性よりも吸収へと意識が向かう程に、欲望を叶える有効な方法への熱が弱まり、分配が減少するか、物的力の方法を多用する反応が強まり、心理的な感性の充足よりも物的合理性の感度が進み、人と人における感受性よりも、生物物理的感覚が深まり、機械的合理性の割合が増す。人間という性質よりも、動物的な快不快感に鋭敏になり、少しの違いに敏感な態度が現れ、相互的利益への志向よりも単独的な快適への執着に及ぶ。この動的流れの増進に在るのが、近代的な合理性を起点にする現代までの基調となり、欲望の画一性と単独性や無機質性という性質が創り出された。頭に寄った手足との分断的な作業性が進行して、物的力による支配や制御の生産性へと到達し、感覚と頭の連ならない歪な体質が作られる。これへの反作用が少しずつ現れ、人と人との生身の良好な感受性への欲望が起こり、心理的な充実への発想が生じて、上述のような意味の理性への価値が高揚し、物性と理性との程良い在り方へと欲望が向けられる。

こうした過程から集約される価値観が、本書で言う「健全性」であり、科学技術と人間との実際的な体験と検証によって生まれた本能的な感受性と現れ、物的一面への感覚を望まない心理的な欲望の強い動物である事が確認される。歴史からの成果とも伺え、成長という概念の適用が適正に思われます。経済先進国と呼ばれる人々における共通的な体験と学びのように推察されます。こうして出来る根源的基盤が普遍的原理に配されて、一定の人間像への共通性が高まり、それを根にして二次三次の原理へ反映する因果へ連なる。

一定の我慢を覚え制御力が高まり、技術等の投入に対して多彩な因果の実感を浮かべ、正負の勘案力が進み、適度な準備や配慮を事前的に整えた生産に及び、そして新たな知見を得ながら、事前型の知恵が積る。それを定期的に集約して規律を与え、高度な抽象原理へと昇華させ、量から質の形成と質の上昇と量の展開の周期が生まれる。根源的基準の更新は各種の規定に方針を与え、構造の改革へと連鎖して、個別事象の変化に及ぶ。

以上のような長期の時間や空間の範囲で浮かべられる外界と主体を含んだ対象の現象化と映し出され、一定の未来形成へのビジョンに配されて、大きな狂いに及ばない健全性を基盤にする自律と共生の創造世界が描き出される。欲望の質量の上昇には、それを叶える力や方法が要り、そして各種の影響を実感する多変数の学びを持った責任感の行使により、健康な主体性の形成と認識が進められる。自己と他者との認識の異同が態度に現れ、刺激と反応の軋轢へ及ぶ。物性に過度な依存をした調和策では、万人的な納得感は得られず、良好な理性の実感に至って支持や協力、協働や共生の適正が進められる。独り善がりの物性へは、確固とした理性を持って反応する人間性が生まれ下限的な規定を守る力が進む。自主内発の良心を求める本能が短絡な力に回らない人間の背骨と備わり普遍の原理と固められる。馬鹿は必ず報いを受ける因果応報の原理が強化される。

1)文化への問い

日常的には、食文化、建築文化、衣服の文化等、文化という用語に○○という限定を付すか、各生産の共通項に文化を付すか、という思索を経ながら表現が作られる。後者の側は共通型式の形成過程で特定生産事物と過程と他の領域に見られる共通項を抽出して同一グループを設ける総合性への思索を表す。自然環境の影響が反映し各生産の様式に現れ統一的な特性を浮かび上がらせ社会的な性格を掴み、自己の認識と他者への伝達等を持って相互の良好な理解と尊重や刺激を得て新たな発見や関係の深化が作られる。定住空間の快適な様式が創り出される一方で、規格量産的な物理性の原理を取り入れながら、個別と均一、独自性と汎用性といった、分化と統合、維持と変化が作られる。統一性を求める発想と分化させたいという境に適正感覚という基準が備わり、大きくなり過ぎて制御が乱れて負を与える事態に適正サイズへと分化して領域内外の健全性を図る事や、個々の共通性を見出し同一的な管理を持って効率性を図る事や求心的な意識の寛容へと運ぶ総合化の流れが作られる。個々の事象の積み重ねとそれらに抱く不快や問題意識が基本的な動作の方向を生み適正を見出したいとする人々の欲望が起こる。基準感覚と強弱、基準とプラス・マイナスという感覚を備える理性の反応と言い換えられ、基準に対して快不快感が起こり、基準への熱を投じる流れか、基準自体の更新という大きな変化へのきっかけ等が生まれる。こうした事象を掴みだす根源的な観念を持って深い思索を備えた因果関係を把握し、他者との共通的な方角感や基調を揃え詳細な施策への基本的な性格を与えて規律を持った創造が図られる。根底的な質感が揃う程に個別への波長が整い基軸を持った自由度が達せられる。文化という集約的な観念を作りだす発想には統合的な欲望が備わり同一的な共通感性を見出し良好な土台を下に個別を生じさせる基調と表される。

空間を超えた多種多様な感性の交わりと質的変化に対して根源的な普遍原理の強固な柱が確認されて、中小の異質な事柄への適当な計測や峻別を持って真に価値ある事柄に重心を持った対処が生まれる。付和雷同的な過敏反応に陥り受動的に落ち着かない感覚が進む事へも負の事態を招き根の良好な土台感を備えて外界との適正調和を見出す所に健全な主体の在り方が映し出される。そして、一歩進んで過去の学びと持続的な向上心から未来への挑戦的な要素が加えられて、絶える事のない新鮮な感性を備えた活動性に健康な精神と肉体が宿される。正気を備えた基準と誤差との把握や試行の創造に於いて極度に取り乱した作法に寄らない漸進の姿が作られ、健康な発想を含んだ歩みが図られる。気が振れた活動は外界へ負を与え健康な精神と肉体を欠いた姿を表される。根源の土台感の形成が良好な変化を生みだす峻別の感覚に至り真価の見極めに反映される。健全とプラス・マイナスという構造が創造の出発点になりこの認識の取り方が各種事象への性格を与え変化への適正が測定される。健康像という人々の快適性を示し実像をどんな場面で実感するかこれが基準感覚を示し文化の性格と取り上げられる。普遍的な良質さを抱く振る舞いや様式への思索を持ち表層の創造に連なって地の付く力が生み出される。人を小馬鹿にする頭脳に偏した透かした振る舞いは日本文化にはそぐわない。盗み癖の慢性化に根の病んだ事態が明瞭に浮かび上がる。目の前の姿を直視せず遠くばかりに視線が及ぶ宙に浮いた感性が際立ち目に着き、何かに、被れているように映し出される。

1)根本的行動原理

1)根本的行動原理

平等という感覚を根に万人的に納得が及ぶ原理の構築へと向かう発想に健康な精神と肉体が生まれる。他者との同質性を抱き同じ人間という意識を持って協働や共生を志向すると共に各人の個別性が生かされる調和の付け方に快適感が生まれる。堂々と後ろめたさを感じる事のない清々しい歩みを持って気持ちのよい精神状態と肉体の絡みに及びここに理想と成る人間像が描き出される。人々との良好な心理的感性を抱きたいといった所与的根源の本能とも伺えこれを作りだす為の各種論理が形成されます。こうした志向性と探求のベクトルを取るのが、本書の基本的な立場でありこの同一性が揃って同一路線による真摯な原理の創造性に及びこの相違が生まれる人もおられる事でしょう。違う所へ行きたいという人々と積極的に交わる事は無く同一的な志向性の人々と良いエネルギーの集積を持って良好な世界の形成へと自然な感性を投じる事に快適感が現れる。根源的な感性の違いは無理に同一化させる発想よりも同じ感覚に在る人との協働性に及ぶ事が自然な創造と発展する。同一的な尺度を基準に自他への公平公正な適用を持って清々しさが生まれ妙に偏った自愛によって適用の歪んだ解釈を取り他への不快を与える事に不快を抱かない感性には抵抗が現れ志向性の異質さの実感が生まれる。この辺りの感性が揃うかどうかに人間性の描き方が映り大きく異なると二次三次の行為もかけ離れ長く良好な協働や共生には至らない。こうした面に文化という長年の皮膚感覚が作られ根源的な快適性と現れる。物性依存症の皮膚感と質的な相違が現れ所与的性質の違いは無条件的な不快感に及び短期的な経済性は度外視した反応が生じる。ここへの無理な関わりは持つ事は無く同じような人々との根本の感性を保った歩みが図られる。内面の醜さは理由の付かない拒否反応となりフェアな精神の劣る感性に文化の違いが現れます。人間平等への本能が個別場面に快不快を起こし各人の考える平等感覚を示す正当な論理が表され自他との異同を確認し同質に力が注がれ平等への協働に及び人間の本能的な欲望が充足される。生物物理的感覚や欲望に対して心理的な面が前者への制御と作用し適正な釣り合いを引き出す調和の作為が投じられる。こうした根本の感性が幹と成る論理へ反映し枝葉や実という実感場面が想定され全体ビジョンと描かれる。その実現への熱が注がれビジョンと感覚の整合への持続的な規則性が生まれる。堂々と姑息な手法に寄らない平等の実現性が保たれて健康な精神と肉体が生まれ物性への過剰な依存による真摯な対峙を欠いた振る舞いが不信を積もらせ小さな欲望の為に取った歪んだ行為が大きな信頼を棄損させる。科学技術を多用する生活スタイルが密接に相関し生身の感受性が薄くなり利己的な性質が進行して物依存の感度が深まり人間性を破壊される。平等への意識が脆弱化し言行の矛盾が顕在化し精神と肉体の分断と現れ外界への過剰な要望と至って欲望と力と責任の不均衡や詐欺や盗みに走る。力の用い方に反映され平等への志向性と外れた一方向の欲望が強まり適正な均衡感覚を欠いたアンフェアな態度を常態される。だからどうしたという人も現れる事かもしれません。これに不快を抱く感性との自然な連なりが生まれるものと思います。

健全な活動の規則性

様々な思いつきの意見が出される事は健全であり、そこから思いもよらない発展に及ぶきっかけとなる。これを過度に縛る感性にも弊害が生まれる。そして意見と実際の施策へと知恵を出して欲望と負担と実施水準を作る過程が進められる。予めに備わる過去の経験と未だ不明な事柄とを実際に稼働しながら検証が図られ質実を掴む感覚と頭脳の循環に活動の基礎が取られる。原論過多と物性進行との間の適正を図る観点を持ち実質を掴んで活動に反映する周期に在って落ち着きある健康な精神が宿され、そに人間の安全安定の装置が生まれる。質感を掴めない事が恐怖心を深めヒステリックな原論や行為を生む。質感を掴む事へと体が動いて真実を体感しそれを下に落ち着きある挑戦や向上への行為を生みだす感性に健全な創造者の姿が描かれる。この循環を増進する中では正負の事象が少なからず生み出される。しかし、何もせず受動的に頭で留まるよりも真実を掴む歩みに在って真の知が生まれ後に有用な資産を作る。ここに健全なエネルギーの吸収と発散の流れが生まれ成長の軌道が生まれる。

見たくないものへ目を伏せ、実態を歪めては、真なる創造者には及ばず、美も醜も真摯に向き合い、美は増進、醜は減少といった自然な反応が現れて不動の感受性が確認される。動力の源が適正に備わり体と頭の作業に及んで健康な精神と肉体が作られる。こうしたスタンスをベースに、開拓型の活動性を意図する文化に持続的安定と成長の軌道が生まれ、長期に渡る普遍の原理に固められる事が生命への謙虚な感性を示し限りある命を重んじた態度に思われます。

文化政策の基軸焦点

外交は言論表現ばかりで捉える事無く、実態的な産業経済活動の中で作られる。各人が備える物的力の差が生まれ、その原理に乗った関係形成に働くのが感覚的な動物的人間の側面であり、これを適度に抑える為に下限的な制約の観念化と実態化という活動が作られる。市場の原理で動く産業経済と中長期の安定を意図した秩序を図る政治行政の基本的な領域の意義が備わって、物性を理性で程良く調整する軌道に持続的な安定と繁栄の道が生まれる。この理念とビジョンを達する民主主義や、自由主義、法の支配、人権概念等が基本的な価値観と高められ各概念の普及と認識が進められる。しかしながら、一般則としての認識と、個別場面での適用に解釈差が現れ、不協和音が発生する。

こうした価値観の具体的な実践の側面は、物理的な力の差に対して力に等しい自制力を求める事や、一歩進んで育成の概念を備えた協働を作られる所に、実際的な理性の所在を実感する事になり非力な立場への公平公正な教育機会の提供や情報格差の予防という仕組みづくりが進められる。これへの資源提供への理解と実践の秩序が高められ、機会均等の制度化が促進される。言論による普遍的な概念の普及やイメージ戦略等という範疇で留まる事へは実質的な物性と理性の調和を見出すには及ばず、実際的な各種の規制による縛りや機会均等政策の推進によって、両面の適正を図る人道という理念と実践の焦点が掴みだされる。

ここが、インフラとして社会のセーフティーネットや生存や成長への基盤となり、当たり前に万人的に受益を授かる事があって現実的な力の格差の是正に働き、物理的な力による固定化を緩和させ、貢献力に応じたリターンを促進してエネルギーの動態を向上させる力と作用する。こうしたビジョンの推進や実践主体に人々の求心力が創り出される普遍的な価値観の強固な認識を万人的な基礎感性と創り上げ、それへの負担へ理解を示して底の厚い良好な人間世界が生み出される。

物性を自主内発的に制御する事が自律心を備える人間性の中核要素であり、力が増加するほどに外界から当たり前に強い要求が課せられる反応に健全性を保つポイントが生まれ、影響力の増進には広く深い見識と対応力が求められて、物性原理による一方向の軌道に修正が及び、共生や永続を志向する循環の流れが作られる。

こうした論理に、根源性を備え皮膚感覚と浸透するほどに、健康な精神と肉体を持つ主体性が作られる。物性を利己的欲望に歯止め無く回す姿へは歪な精神性と映し出し、公権力を背景に適当な要求を強める事が権力の存在意義であり、これを間逆な流れで用いる人格には適格性の欠如として配置を与えない根本原理を堅持する事が変容しづらい健全化策と描かれる。精神的健全性と強固な自制心が力の保有や利用には必須に求められ、頭や原論で留まり体の行使が見られない精神的な破綻者には相応しい配置を与える事が賢明な対処策となる。良いも悪いも経験しながら次第に真価が見定められ、精神と肉体へ固まる過程を持って実態的な人格が生まれ、工程の省略を多用するほどに、或いは特殊な科学技術力への依存によって力を備える過程で在る程に、頭と体の分断的な主体性が作られ人格面の付いてこない物性依存の実態が露わになる。これらの力には、適当な感度を持って縛り精神との均衡を図る事が欠かせない普遍的な原理に望ましい。

行政や財界への透明な観測や監査が怠ると、歪な力に擦り寄った依存的な発想が進行して、健全性を損ない感覚が拡散しチェックの働かない固定化と格差が広がる。報道機関の役不足やシステム的な欠陥への改善なしには本質的な良好化には及ばず、構造的な刷新へ取りかかる強い主体性を作り、力の依存や不適正な利用に歯止めをかけシステムの健全化が達せられる。評価のみで留まらず、理想の型枠を作り実態を客観化し正負の適正な共通認識を高め負の動力源に切り込み、対処や予防に及ぶ制度を設けて公権力を背景に強制させる事が具体的な人道と描かれる。個々人のレベルの意識の上昇策と共に、フォーマルな制度の構築と同時並行的な進行で性質の変化が生まれる。こうした論理の共通認識を進める事から始まり、観測や評価に反映され、制度と運用に連なって実際の変化が遂げられる。性質面の改善には相応の時間を要し、しかし着実に前進させる意識が常に備わって健全な主体性を落とさない歩みが果たされる。

声高に、人道策や普遍性を原論ばかりで主張され、やってる行為が間逆のような人格と映る事も少なくない。悪性と良性を見定め、裏表の激しい精神分裂症という実態を表す事も文化政策の範疇に及ぶ。

1)哲学や思想について

個々の経験から快不快の感受性を抱き、問題の特定と改善への思索を繰り返す中で、次第に焦点が絞り込まれて領域という立ち位置が創り出される。この過程から領域の体系が描きだされ、現況をそこに乗せギャップを示し、そして方法を提示して体系への実感に及ばせる事が活動の主要な道筋に思われます。

あれもこれも視点が飛んで中途半端な批評は却って質を落とし、どこかに絞り込んで欲望と充足の構造を取り有用な型枠の形成と観測と評価と改善手法を考案し実施と検証のサイクルを回す中で多彩な実際的な発見が積み重ねられる。それを抽象集約して方法論自体や価値観自体への向上という哲学的な考察の周期が生まれ主体性が作られると共に合理的な方法論の多彩なパターンを持って各種の想定に的確な改善案を講じ効用を達成させる技能が創り上げられる。哲学自体を領域に取り根本的な価値の創造というスタンスを持つのが本書の文化論の範疇で在り領域の分化を取る以前の根源性や志向性への確かな提起という課題を持って普遍的な原理体系の思索を深め根源的な共通観念を形成する事への挑戦が繰り広げられます。この面が専門領域の技術の用い方へ納得性の高まる価値観を提供し専門哲学という基軸に及んで領域の作り方への軌道を形成し確かな理念と技術の相関を備えた生産性が果たされる。抽象原理を哲学や思想等という言い方で示され個別具体的な課題の抽出や対峙の構えを作り健全な精神の下に感覚的質感を投じる活動が想定されます。政治や経済、産業や自然科学など、これらの細分化が見受けられ欲望と充足の構造を持って人間の欲望自体を含んで定期的な改善を果たしながら次第に固まる人間像が思想と言えるように思います。特定分野と持続的規則性の経過から所々で集約的な感性を作り個別体験に反映して更に集約の作業を意識的か無意識のうちに執り行い生産者の骨格のような気質が創り出される。それを絵に表すか、どんな表現の仕方を用いるかは様々であり様式には多彩性が生まれる。こうした点からも多くの人に哲学が実在し作り方や表し方には一様ではない。当方は神道や仏教を根にした縁起物制作と販売という活動を主にして人々との対話を繰り返し次第に形成された思想を『日本文化原論』と題して纏めました。個別具体的な活動自体に伝統慣習や思想の性格が内在し一般の生産活動とは少々異質の哲学自体への探究と形成を主要な焦点に作られた体系となります。特に普遍性という根源的な原理の形成に意識が注がれ万人的な汎用性に及ぶ可能性を持つ型枠を示す事によって個別哲学とは異なり一種の専門的知見という自伝の範疇を超えた万人的根源性への問いと解答の産物であると考えます。各人の物性的な力が増進されて短期性の感度で支配的に陥る今日的な傾向に、健康な精神の変わらない性質を備えて極端な要望や異常な行為に自制がかけられ相互尊重の構えを持ち破滅的な衝突を回避する持続的な循環の系を描いた調和の叡智が現れる。こうした志向性や欲望を抱く所に根を共にする同一の人間性が生まれる。自主内発の歯止めの掛からない脆弱な精神の破綻した事態に警鐘が鳴らされる。時短的な感度の進行は体を通して創り上げる観念による感覚の適正な制御作用を弱め精神面の痩せ細った性質を深められ自己本位の物理性を加速して根の貧弱な機械性を促進する。こうした面から思想の意義が訴求されアナログ的な良質性の弱いデジタルの活用や本ばかりの知識の形成は本筋の軌道を外した人間形成となり体と頭と心の循環を持つ有機体に正しい感性が宿る。

成長への歩み方

坊ちゃん的短絡発想の成長理論からの脱却が望まれる。適正な分布、適正な調和という概念が有機体の成長におけるいわば条件となり、有機体外部への接点を強いインパクトで表し外からのエネルギーを得る方法か、接点が多種あり訴求は弱いが着実な繋がりの多面化を図るといった有機体外部との関係形成における方法論の相違が生まれる。一極集中化と多分散化という形になり、頭ばかりを成長させるか、手足をも一緒に成長させるか、体の発育についての作法が生まれる。在る程度手足に吸収できる能力が備わっている状態であれば、満遍なく各自が成長できるように促し有機体を分化させ、個々が大きな有機体と育ち局所的な単一の有機体よりも全体として大きなエネルギーの吸収と創造を持つ体形が生まれる。これを意図して分散と各有機体の成長という方針を持つ事に長期の適正な軌道が映し出される。一極の弊害が目立っているのが現在の日本社会の都市の作りで在り責任に対して過剰な権限を保有し、有効な生産性に及んでいない状態を齎せていると推察されます。この肥満的な状態が内向きのエネルギーを起こし、欲望と力と責任の不均衡にあり歪な精神状態の下に歪んだ物性依存型の行為が取られエネルギー循環の適正を欠いた体系が作られている。この構造上の歪さを変える時期にあり、この遅れがますます力の格差を広げ物性原理の進行による健康状態と離れた人間性を創り上げる。根源的な価値の変化に及ぶ事態でありこれに深刻な感度を充てるかどうかの意識の相違が生まれる。シャンパンタワー理論は、健全な人間像から見ると単純容易化で感受性の良好化を軽視した発想に映り、起案者の生い立ちや性格が顕著に浮かび上がる。適正均衡を作り緊張ある勢力関係に於いて、歪んだ性質の深まりを留めるに至り物理依存の制御力を欠いた精神にあっては人間性の歪んだ面が深まる。文化的観点からの正攻法の歩みへと軌道を修正する事が確かな人間の上の技術開発や利用に及び、その条件的な基盤づくりを優先的な順序に配した成長化策に適正が映ります。少々粗雑な表現でありますが、大きく間違っていないように考えます。

普遍性への道

普遍性への追求軌道が備わって、健全に外界と主体を同一尺度から均等に当て嵌め客観評価に至る適当な態度が示される。自己に有利でもなく他者へも公平公正な感度が作られ、万人的な納得性に及ぶ判断を生みだす感性が創り上げられる。方向感覚としては、こうした理想図を欲望と力を備えるほどに、責任意識に反映されて自他の調和を図る事が健全な理性を根に持った物性の構成に連なり肥満に陥らない主体性の維持や促進という方法と描かれる。これと外れて自己に有利な判断を下すほどに短期的な利益は獲得されるものの、長期的なひ弱さを作る性質に忍び込み物性依存型の強要やフェアな感覚を落として外界へのエネルギーを齎す生産性よりも奪う感覚が進行して歪な物理性で動く人間が作られる。普遍的な価値を探す原理創造への志向が弱まる程に客観尺度と外れた力の原理に頼る感性が生まれ詐欺や盗みを体質に持つ平等思想を崩した性質が深まる。こうした因果の結果に見られる領域の性格が所々に伺え坊ちゃん型の感性が増進する事への懸念や不快を抱かれるのが健全な感覚を備える反応であり軌道のズレに適正な修復を齎す発言や施策が示されて正常さを保つ浄化作用が生まれて健全性が図られる。社会システム上の適正を作る力と及んで大局的な正常さが中局の構造を作り局所の場面に浸透する。個々の健全な反応が先立ち大きな基調と成って大局や中局に刺激を与える経路と現れる。物理依存症からの自浄反応はなかなか進められず外圧による感度が当てられて普遍性への歩みが形成され利己的な感度の適正化が進んで長期性の利益が作られる。一定の空間のみならず全体に及ばせるべき根本の原理に成り得る可能性を持つ論理体系にも思われます。一定の安定基盤と創り上げられその上での自由な創造性という構造になり、大きな衝突の予防と共に健全な自由への軌道になり真に納得性を抱ける平等思想の下に無限の感性への尊重を抱く道筋と描き出される。変化の速度は一律ではなく個々の背負う歴史や現況の状態があり相互的に理解を持って過度な強要に寄らない適当な歩みよりを果たす長めの感度をもつ運びから急激な変化による負を生まない漸進が適当とされる。この適正感を作る発想が少しでも生まれる所に適当な共通性を見出す作法が現れ中小の軋轢を取りながら細かな微調整に及び普遍性の原理への道とされる。自身による納得性を抱く事が自由選択の意思の形成で在って良い物事と思われる人々による共通性が進んで過度な強要を求めない寛容な個別性への理解をもって慌ただしい利益を求めない進行と成る。こうした普遍性原理の創造と実践を主とする創造領域があって長期的な平和の軌道が形成され自他の客観性を導出する感性の同質性が向上し無用な争いを回避する原理先行型の秩序が進む。国益間の衝突といった面に対して個々人の立場をベースにした文化という感性が醸成されて過度な対立や大きな取り返しのつかない争いに及ばせない重要な作用を持つ。とりわけ力を備えられる人々への理解が進んで現実的な基調が形成されると想定されます。未だに物性に振り回され歪な精神を見せられる人々も少なくないものの、このような感覚を持つ人々も徐々に現れ旧来的な右や左の単純な発想が解消される質の向上への過渡期にも見られます。

文化力測定の一側面

文化力測定の一側面

集団や領域の現況認識によって、理想ビジョンへの最良な手法は異なり、机上的な観念や傍から見る評論ではこの当事者性を含む適当な観測が生まれない。抽象原理はあくまで原則的な配置に成り現況を飛ばして批評を与えられる無責任な感性に現代的な病の根があり評論を生業にされる人々への不信や疑念が起こる。何がしかの有用な観点を与えるものか、或いは粗雑でいい加減な表現を用いて自身の糧を得られる発想や創造性に程度の悪い生産倫理が映し出される。個別オーダー的な事象の扱いに基本があり一般的な原則と考える尺度をそのまま適用する事への困難さへの認識が弱いと全部を知ったような態度で安直な評価を加え市場をかき乱し迷惑な生産者の評価を受ける。このようなスタンスに文化人としての根源的な感性が計りだされ真摯な対象との対峙や観測、評価や創造の質と現れ人間性と掴みだされる。知ったようなふりに陥りガサツな表現を安易に見せるお粗末さは良好な対人形成と乖離し奢りや性質の悪さを明瞭に表される。それを載せるプラットフォームの質が問われどんな理念や掲載基準を整え適用されているかの程度が推し量られる。信用や能力が問われ質が悪いと他を選択する自由な環境が在って良質性が磨かれて自然淘汰の循環に至り適当な有機体の成長が遂げられる。文化論の主な焦点は机上の観念と感覚的事実という面を強調し健全な有機体の規則性を人間像と描き健康な感受性を備えた活動の型式が表される。ここを根に備えられて正しい感性を創り上げ基盤の良質な人間が形成される。評価という行為への重みが弱い表現者へは厳しい反応を見せるか淘汰させる発想に及ぶ事がマイナスのプラス化であり社会秩序と浸透して良質な創造を表に促進させる真摯な態度を持った原理創造型の基準が強化されて人間性の上昇と把握される。表現者のみならずそれを載せるプラットフォームへの厳格な評価を合わせて質の向上が齎される。経験と共に奢った振る舞いが発生し基礎動作を壊す事のない緊張感の持続に健康な精神が現れる。

無限性を肝に備えた調和形成の在り方に人間の人間としての健全性が備わり、一方向の価値を絶対としない感性に在って成長の姿が生み出され、この新鮮な感覚を失うほどに平和からの道が遠のき破滅的な結末に近づけられる。偏狭な価値に嵌まる事のない向上心や探究心の持続性が健康な精神の源泉であり人間平等の精神を堅持して明るい未来が作られる。ここに文化人の文化人たる本質が規定される。

活動概念

原初的には、経営者が考える事は如何に人件費を抑えて粗利益を高め、自身の懐を肥やすかで在り、感覚的な合理性が現れる。そして自身と同じように動きが取れて、売り上げを伸ばす働きが行えるか、或いは自身が考える全体ビジョンに対する部分性の働きを各人に割り振り思うような全体の動きを作りだし、収入の最大化を果たすかという、コスト削減と売上げアップへの発想が作られる。自身が描く全体図面が最高の創造計画となり、これに従った動きを強いて結果が上がるという想定に立ち、異なる動きを制御させ、計画通りの成果が出るものと予測される。

この青写真を抱きながら、生身の人間との対峙が生まれ、機械的に動かす事の難しさに対面し、自身と相手の考えの微調整が図られる。トップダウン的に全体のビジョンや方針を表し、思考や行為や判断の目印となる優先的な基準が示され、各所の工程に備わる役割が与えられ、カテゴリー間の規律が生まれる。部や課は、これを受けて全体との調和を図りそして、より良いアウトプットへ資するよう業務改善を執り行い、個別と個別間、全体のパフォーマンスを引き上げる自主内発の創造性に及んで、自然発生的な力の創出により、有機体全体の成長が続けられる。つまり、大枠的な制約がある程度備わって、その中での自由な活動という図式によって、安定と成長の軌道が創り出される。

売上と支出の割合を示す利益率という指標が活動の制御作用に用いられ有機体の収益構造が描き出される。製造工程における原価や人件費、装置や燃料費から粗利益が算出され、販売工程に係る人件費、流通費、管理工程における人件費、交際費、金融調達に関わる利息、そして各種税金を引いて純利益が算出され、繰越のストックへと回し体力の厚みが生まれて他の事業への投資等へと用いられ有機体の活動の深さや広さへと発展する。投下資本の運用率から効率的な生産性が測定される。そして、資産と負債の状態から、安全性や健全性を見て一過的な事業の側面に中期的な安定性が加えられ事業体への信頼性が計られる。

以上のように収益性、効率性、安定性、健全性といった切り口で活動の状態を掴み、どこにどんな問題が備わるか個別改善の焦点が浮かび上がる。この定常的な観点に、開発力や市場提案力というクリエイティブな発想や実現性が加えられ、技術や資本の提携、独自技術開発、市場牽引力等の中核的基軸の積極的な創造性が組織の力の源泉となり、ここがルーティンワークに制約を与える。生き物として外界へ与えるエネルギー源となり、この質的形成が内部と外部の関係形成の柱に備わって、大きなビジョンが描かれ各種パーツへの使命が作られる。

根源的な感受性の良質性と、その表れに成る生産事物と、それを作る過程という切り口で、総枠の全体が描かれ有機体の動静が掴まれる。根源は人々への幸福感を提供する熱意で在り、ここが内部の技術と市場を結び、そしてより多くの笑顔を作る改善力を起こし、結果的に資源が蓄積され、より多くの技術の創出と回り成長力と描かれる。この前進性の創造にエネルギーを集中し阻害する要因を取り除き、パワーを上昇的に回す事が有機体の基本的な性質に宿されて健康な精神と肉体の育成や成長へ及ぶ。

マイナス的性格が生まれないように、公平公正な基準と適用の仕組みが内在しエネルギーの創出と吸収の良き絡み合いに及ばせ、個々の成長と組織の発展が整合する。概ねこのような活動の原理が共有されて、一定の規律や行動原則と共有され、腑に落ちる自律や他律の評価に至り前進型の文化と定着する。自由主義、民主主義、健全主義、平等思想という性格が内包されて主体性の健全化が果たされる。

これらの基礎に躾や手癖の善し悪しが備わり基盤の中の基盤に配され信用度や信憑性という指標が備えられる。根源の質が悪ければその上の創造は空疎な形式と現れ却って悪性の影響を広げ健全性を破壊する原因と生じる。これに相当するのが言うまでもなく、概ねどこに問題を見るかは察しが付くものと思われます。根元からの良質化という盤石な文化を創り上げる事に関心が注がれます。