1)生命観:力の源泉と絶やさない炎

外界と自己を描き出す最も上位的な集約概念は「人と自然」であり人は一人では存続できず複数の定期的な関係性によって人の求める欲望と充足の為に自然と対峙し願いを叶える活動を持つ。人と自然、欲望と充足、有形無形の事物、人の欲望、人間の欲望、自然(動植物)、「人と人と欲望と自然、」という集約概念が浮かび上がる。

人の欲望に対して自然の状態が在るか、自然という状態の中に人が要ると感じるか、欲望と充足という人側からの作為を持ち、自然を知るという相互の真摯な対峙を重ねる中で、両者の適正感覚を掴み、持続的な共存を果たそうという永続への願望が創り出される。それを叶える方法として、頭脳という作用の特性から概念を作り、感覚の最良な実感を得ようとする。感覚的な質感を言葉に置き換え、言葉の配列を欲望に照らして構成し頭脳的に纏めたものを感覚に落とし込み、良好な感受性を得たいとする根源的な人々の欲望と伺えます。

人から見て、1)人との良好性、2)自然との良好性、3)両用の混合した関係の中での良好性、について考え実現する欲望を、万人的な感受性を鑑みながら、それを根にして多種多彩な方法が生み出される。このような根源的全体概念を描き、志向や思考や行為のベース図面と表され、個別的な場面での反応や中期の視野を作りだす事や、長期的な不動性を作りたいとするといった各種場面における根源的な概念と配されて、理想的軌道を踏まえた現況と方法を導出する思索を進められる事が、万人的欲望に即した活動と考えます。つまり、不動的静態概念(根源と全体図)の探究と、その中での個別的な活動を執り行い、前者と後者を行ったり来たりする中で人間という生き物の実感が創り出される。良好な感受性を得たいという変わらない性質が人間の動源であり、これを抱き続ける事に根本の根が備わり各種の力が湧きだす事に成り、この実際的な活動と活動を見る重層の認識を持ちながら、過去への反省と未来の前進的な質感を形成する不動的動態が静態概念と現れ人間という概念の中身が作り込まれ動態を進める動静の永続的な循環図と集約される。

この力の源泉を絶やさずに強い炎と燃やし続ける事が生命の実感でありクールな頭と感覚を用い感受性の実感と充足の終わらない生命の繋ぎを持って人間の歴史が生き続ける。このような生命観が有限性を無限にしたいとする永続的な生への欲望となり充足の途とされる。人や自然の命を軽視すれば、それと同様の反応が返り外界の反応は自己を映す鏡と成り自他や主客の調和が創り出される。一義的には、あらゆる原因は自己の反応に在り欲望を得たければ同様の欲望を充足させる事が要る。この感度が著しく異ならない質感の形成に問題の根源が浮かび、特異な習慣や力の極端な偏りが妨げの原因となり同質の人間像を作る力と働く。躾の水準を下限のインフラとして強固に備える事が初動の施策であり、盗み癖や騙し体質に及ばない生産の規則性が歪な感性の発生を予防する。経済的な向上や社会的な地位、物的生活水準の向上といった面に対して長期的な性質の維持が健全性の要になり、良質な炎を発し続ける力となる。

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