健全な創造性

因果の想定を合わせて物事を協業して多数による秩序が形成される。「何をどうする」という優先順位の高い事項を定め、下位事項のズレた感覚は我慢するのが実現力の要でありどんな根源的な願望を抱きそれを達する基幹論理が現れ枝葉と実を規定して全体ビジョンが描かれる。この対象範囲が大きくなるほど多彩なパターンが浮かび、工程と目標点への信憑性が途絶えずに軌道の意識が持続して協働の求心力が宿り、細かな相違に過度な対立感情を生まず分断させない肝になる。

この構造の共通認識を固めるのが協働の初動で在って、普遍的なフレームと中身を詰める事なる。各自が一定の時を経ながら相互の性質を認識し、共通の目標点を見出し次第に協働が作り込まれ団結力が作られる。「金に成れば何でもよい」といった感性が深まり無機質な感受性が浸透して、短期的な反応が増進しビジョンを作り出せずすぐに衝突して分散する個人化の傾向が随所に浮かびます。糧を得る為に容易に犯罪に着手し安定しない見解や物性的な力に追従する孤立的、希薄な精神性で不安定に右往左往した態度を見せられる。

こうした事象自体へ対する快不快感からビジョンが生まれ同質性から協働に及ぶ切り口での生産が作られる。それが文化ビジョンという人間の長期的性質に備えられるべき在り方を表し、実現する筋道として全体図が創り出される。直接的な物事や安定供給する構造というビジョンに対して両者を包含する人間の性質を対象にした作り込みの理想図となり人間像と示される。

人間像自体の感性が大きく異なると協働や共生に至らず、淡白な争いを繰り返し豊かな文化を消滅させる。根源的な感性のズレは不快の直接的な対象となり、人間ビジョンの阻害因子と特定され改善や消滅への力が投じられる。共通ビジョンという価値の接点や程度から熱の生じ方が生まれ、反応や実現工程に反映される。このような創造の基本的な筋道が生まれて、どこに目標を取るか、目指す所の違いが距離や関わりの違いと現れ共生や自立の関係と成り、同質性からグループが作られ、いくつかの勢力と把握される。

価値が曖昧で自己生産の目的意識を持たない主体性は不調和を作るマイナス性と特定される。金への極端な執着からは、図面と行為が乖離して良質なエネルギーを生まず外界を騒がす一過性の迷惑者の認識が形成されてやがて衰退する。価値に他利を含める社会性を志向する感性と実態があって健全な安定と持続に及び、お金自体は二次的要素という方法で位置づけられる。無機質性の深まりは人間性の下落を指し示し歪な調和感覚に及んで不公平な配分感覚が強まり対立が強まって争いを多産し破滅の道を辿る。

以上のように、協働形成、協働の破綻、破綻の回避、予防図の作成と実施という一連の道筋が想定され、良質化へのビジョンを作る欲望が生まれて、持続的安定と成長に及ぶ健全な人間図が創り込まれる。

1-2問題の焦点と基礎教養概念の重要性

市場原理主義という表現も根源的な人間の欲望への思索を経て創り上げられた概念とは異なって見えます。市場は物理欲望のみならず情緒性の欲望も備わりこれらを充足する自由な選択性の下に対話が作られる場所と方法が市場原理という概念でありどこか片手落ちの完成度の弱い観念構成という感を受け頭脳的な学者先生による実像と離れた表現と映ります。どこの原理を出発点とするかが起源になり、二次三次の加工度の高い観念を下にするほどに一次体験面の事象を飛び越えた概念と法則が描き出され真相と離れた表現が生まれる。このような意味の基礎教養の厚みが弱いと歪な専門領域が生まれ、人間への根本的な取り違えを前提に領域の概念形成が進み供給の利己性へと偏して他利の提供よりも過剰な自利への願望という姿と現れ、不快や不調和を招き健康な気流を停滞させる。総合基礎教育の丁寧な充実が良好な根や基盤を作り一見遠回りのようで着実な前進を齎せる。人間の深みある思索を経ないと分化される概念に、精神的不安定な地に着かない論理が現れ言葉ばかりが踊り歪な態度を表される。基盤面の不確かさは二次三次の原理の欠陥を作り領域の痩せ細った性質と現れる。経済や政治という概念と人間の根源性の相関をしっかり掴みだす土台と基幹論理に至って枝葉や実という成果に及ぶ規則性が生まれ、根の不良は力んだ創造を齎せる。基礎教養としての文化論の良質性が良好な専門性へと反映される。現代的な物性依存や過度な管理志向や頭脳寄りの体質から精神面の歪みが醜さや不快を齎し小手先の改善では留まらない根源的な人間の修正への焦点が生まれます。へんてこな学者や政治家、マスコミというバッタモン同士の空騒ぎ目に余ります。