感性表現

リハリを持たせない秩序形成は良質なエネルギーを生まない。失敗や成功という総括を取らずに責任も曖昧で怠けたものがいつまでも主要な配置に居座っては善良なエネルギーは高まらず、事象に変化を作るに際しては区切りを設けて理論の再構成を取り過去の変遷に対して理論家によるビジョンが欠かせない。

この過程を設けて納得感を高め、責任と権限と報酬の関係に一定のけじめを取る文化秩序が望まれる。成否を判断する基準をどのように掲げるかがリーダーなるものの最大の役目であり人々からの賛否を図り一定の合意を取り付けて、過去からの決別と未来の創造が更新される。これによって過去の規則性にけじめがつけられ、成績を客観的に測定して相応しい処遇を与える評価制度が進められて納得の上がる人員配置が生まれる。

この過程の曖昧さを残しては力の湧き方に閉塞感を作り公平公正さを欠いた舵取りが成長を鈍化させる主因と見受けられます。過敏反応と鈍感さとの適正には、この基軸の設け方が柱に成り基準とプラス・マイナスの感覚が形成され、これを明瞭に表すのが主導者たる第一の役割であり基準と適用の適正な執行が伴って完結した活動が生まれる。このメリハリ感がある程度備わってヒステリーな反応や鈍感な態度が予防され健全な基準による落ち着いた反応が現れる。太い枠組みとして観念体系が備わり、それをベースに細かな事象に規律が付けられ評価の揃った同一性が安定や安全と共に成長や繁栄という軌道の促進に及ぶ。

このような基準と予めの範囲が想定され、個別的な事柄と共通的な事という議題の内容が設けられある程度の限定によって絞りこまれ認識の同一性に及ぶ。経済活動という人間の主要な領域に対して成果を計る指標の高度な体系を作り、個別性の判断と共通性の要素とを区分して指標の細分化によって精度が高まり納得感の及ぶ測定が生まれる。経済に対して政治活動、文化教育活動がどういう関わりを持つべきかが、このような思索から領域の基準が定められ評価の適正に連なり総括が生まれて更新される。健康な心身を作りだすには必須工程であり気持ちの良質さを高める施策が欠かせない。

基準による公平公正な運用が健康体のカギであり不平等な処遇や評価が停滞の最大の原因をつくりこれらの大本に根源ビジョンが表される。歴史からの学びを如何に集約的に抽出し魅力ある表現を生み出せるかにかかり、量ばかりのデータから絞り込んだ重要点を表すかにより評価が加えられ創造性の善し悪しが生まれる。

この作業を頭にばかり偏して行う事無く、普段からの良質な発想や実践の規則性から生み出されて違和感の少ない洗練された軸と表され機動的な活動に連なる。頭脳でいくら考えても生まれるような表現ではなく性質と備わる感受性の質が表される。この作業は単純な労働時間とは比例せず全人格的な付加価値として測定される。

文化体系という根本観念に納得性が高まる程に健康な二次三次の原則と運用に及んで整合のとれた活動が強められる。文化文明の上昇は以上のような筋道に置かれて人間が向上する。頭の固い者ほど英語等を基準にして価値の序列を作られる。まるでお門違いと思います。

1)人間の性質

2)人間の性質

表現者は「すごいね、偉いね、立派だね」という風に見せたいと実情以上に着飾る場合が多々見受けられる。そして、エネルギーとなる糧を得て、不安な状態を回避し楽な状態を創り上げるという発想の道筋が浮かび上がる。子供もお年寄りも、あまり大差のない性格に思われます。この心理状態は、さておき、表現を受けられる人の効用感とフィットすれば、それへの反応が現れ、エネルギーが注がれる。どこに効用感を抱くかに千差万別性が生まれる事と、かなり限定される事とが生まれ、意図して対象を想定するか、意図せずに自然形成的に集まるか、過去のデータ寄りの学習を取るか、発するエネルギー自体への良質さへと拘るか、他者よりの心理と自己寄りの創造か、こんなような分析点が浮かべられ事象の性格を知り、その因果認識を下にした模倣的な表現を作るのが頭脳的学びの回路と描かれる。外界を知り自己に取り入れ外界に放出して、自己化するプロセスと言い換えられ、多くの表現は少なからずこの型式を基本にされる。まったくの絶対性原理はあり得ず、外界からの学びを下に、その組み合わせや応用を取り様々なパターンが作られ、固有の表現者と認識され効用感が備わり需給が発生する。

創造者の心理と、実際の効用という面で区分され、最も正常な姿は両面が連なる事であり、主体と客体の調和感が高く持続的な生産に及び、変容しづらい規則性に備わって人間の性質が作られる。よって、この調和形成に及ぶ為の作用面の創出に及ぶ心理面や需要側として良質な創造を引き出す心理面といった両者に同一する根本的な性質の在り方への分析を充て描き出された型枠に成ります。長期的に見た基準像と、それを下に強弱等が作られ、一定の許容範囲が生まれる。これが余りに狭まると窮屈さが増し、逆に広がり過ぎると無秩序化し収拾のつかない事態が予測される事からも、基盤的な根源観念を作り適度な性質の同一性への欲望が生まれ、いつの時代にも人間の問いと浮かぶ中心の焦点に備えられる。技術力の発展から感覚的な利便性が向上するプラスに対して、マイナス面に目を逸らさずに、両面を抑えた歩みから健全な感受性が持続し、生活環境という時代的な背景と向かうべき未来像を見据えて一定の答えが導かれる。或いは、こうした問題感覚を恒常的に備える事こそが基準像を指し、答えよりも過程の面に重要点が備えられる。

「盗むの上手だね、騙し方が立派だ、見事だ、どうやるの?」というような不快事象への肯定感を持つようなルールが出来ては安定した社会には及ばず、健康なプラス性の感情を与える事が前進における方角と定まり不変的な根本原理と備えられる。本書では、こうした問題の限定から長く備えられるべき人間の性質と形成方法への探究と成果を表すものに成ります。