異質な常識を備える人が異質な行為を働いた。その行為を受けた人が黙認した。これを見ていた人々が想定するのは、異質性が自身へと降りかかる確率が高まる懸念である。因果の発生と二次的因果の想定から特定事象に対する間接性の利害を持つ当事者性の拡大的な解釈が生まれ、何がしかの意見を投じる正当性が現れる。因果関係を実感する多様な皮膚感覚から、過敏か、鈍感か、適当かの判断に、過去の事象と現在の諸条件の変化と現代から見た未来への潮流が加味されて、因果の実感に妥当性の判断が作られる。遠くで生じた事象の認識と、危機感が高まったと感じる異同が生まれる。そして二次三次のマイナスを防ぐ視点から適正が図られる。事後的な対処の結果、事前的な知恵が積み上げられ適当な準備作業が算出される。投じる行為の効用とリスクの比較でプラス期待が高まると熱が注がれる。
こうした一般的フローに対して、絶対性の下限則はそれ自体が在ってはならない事となり因果によらない事象と特定され、直接間接の連鎖の想定を成す以前に直感的に万人が声を上げ、対処の適正と共に予防に及んで普遍的な価値の実現が叶えられる。残悪な行為の認識が揃い一斉に阻止するエネルギーが発生し負の最少化となる。これが強固な基盤を示し共生感情の実態的な姿と解される。大きな目で見た利害の共有と最良の方策であり直接の対処に当たる能力云々よりも、万人の共通意思と行為が強固な基盤に及び、在ってはならない事への規律が強化される。この瞬間的な反応が最小のコストで最大の効果を発揮する健全で強固な安定基盤となる。国益の範疇を超えた個々人の皮膚感の同一性という文化の根源的な厚みが本流の施策に位置付けられ国等の特定領域の利益を意図するマイナスが低減し、最小単位の個々人の意思による普遍的原則が守られ、確かな基盤の理想形が作られる。こうしたビジョンを推進して、違和感や過剰に力んだマイナス事象の連鎖を食い止め、未来建設的な根底からのエネルギーが増大する。統一的な文化教育による効果は計りしれない利益を生み人類の永続に寄与する。この合意を固めて負の循環を変換し利益の増進軌道が加速する。積み上げ的な地道な作業とトップダウンの並走による機運が高まり感覚と観念の実感が掴まれる。一部の異常な金権体質による暴走を阻止する面と下限事象への健康な感受性の堅持による包括的フレームで最大分母の同質的な一体性を持つ人類の実感への道が浮かび上がる。小さな利益やメンツに偏した縮こまった判断がこれを阻害し本流の成長を鈍化させる。トップの器以上のビジョンは実現されず、こうした観点から価値の序列を形成する事が小手先に寄らない根源からの利益創造策に成り、コソ泥の描く絵ではエネルギーを萎ませる。人々の幸福感情は文化教育に熱心で大胆な決断を投じられる真のリーダーに委ねられる。
時は来た、今こそ文化の礎を強固に創り、1000年先を見据えた遺伝子を植え人類興隆への統一的な証を築く歴史の大転換点にある。過去を振り返らない、在るのは明日を作る強い眼差しのみであり、後世に向け生命を捧げよという先人からの熱い歌声が響き渡る。