有機体の躍動性

有機体の躍動性

管理職として本来求められるのは資源の有効利用であり、個人プレーを得意にするタイプと大別される。

基礎体力を示す言語能力や計数的な論理形成力と個別の性格を表すビジョンの創出という職務と、その中に配列する作用と、配置内で期待する効果を上げる作用といった3つ程度の区分が生まれる。基礎能力と専門性とも言い換えられ、この縦横構造を取りながら、どこに最も特殊性を持つかという観点から、資源の有効な配置を取れるかで全体の成果が生み出される。

全員に同様の型枠を嵌める発想に立つ単純な型式化ではなく、活きる部分を瞬時に掴み全体のビジョンに当て嵌め、あるものを伸ばす発想が鍵に成り、この面に野性的な実務経験の差が現れる。単純模型や平準性を求める座学的な体質からは、管理職としての良好な効果が望めない。

生かす発想が弱く、平準にするマネジメントが、単純な静態論の適用で在って、活きた動態性を掴み個別性を伸ばす事に在ってパイの良質な拡大が望まれる。この管理的資質の能力と自ら動いて獲得するタイプかという性格を掴み、攻めと守りの全体を動かす作用と、全体を描く作用の連携で、有機的な連なりと大きな成果が達成される。

単純型式とその当て嵌めや平準化を意図するマネジメントは、低能であり資源の有効利用に至らない。内向きのサラリーマン体質からは、個別の性能を嗅ぎわける能力が弱く、管理欲望ばかりが先行して活きた資源を扱いきれない。これがポイントで在って、個別分野の性能云々を特に強調する事は枝葉の話。

専門職と総合職とに求められる素養は異なる。こうした面を抑えたマネジメント能力が経済成長のカギで在って、ゼロベースの構築力の弱さは、型式の模倣か、個人プレーに偏するか、ピンはね型のマネジメントになり、全体のパフォーマンスを高めるに及ばない。断片的な感度は、動的な対象の認識と創造が強まらず、資源を遊ばせる。個人の欲望へ偏って、力んだぎこちなさを表し生身の力を増産する事に及ばない。ダメ管理職が居座る空間としてこうした点が浮かびます。公務員体質や大手企業体質といった抽象で示されます。在るものを活かす感性が自然を活かす嗅覚で在り、型に押し込める発想は停滞を齎せる。

自然との調和性の高い体質形成過程を歩まれて、動を動で嗅ぎとり、動で動かす力が備えられる。座学体質はこうした感覚が発達せず、頭脳によって生きたエネルギーを萎ませる。

高い調和性のマネジメント力が、日本的な感性に根差した優れた集団力を作りだし、欧米的な縦割りや対象との分断を志向するマネジメントは、活きた力とは異なり人口性の強い物的感性を表し、根源的力を活かす創造とは離れ、短期周期の粗雑な採取型の体質となり循環的上昇が強まらない。この体質が浸透しており、日本的な良質性が萎んでいるように見受けられます。

ガサツな力の用い方に転換され自然との不調和感が強まり、歪な成長と向かい正しい軌道と離れた創造や人間を生みだされる。テクニカルな小技に偏り、根元から湧きだす力を作り生かす動態が文化政策の範疇となり、産業経済、政治行政への根源的な感性の提供と動力の革命的変身というビジョンがイメージされます。