文化基盤の良質性

在る程度の成功者と呼ばれる人々に共通する性格は筋道を通す感性であり、良い悪いという事象への健康なジャッチを持ち、自身の基準に率直な反応を見せられる自律心の高さにある。相対評価に寄らない自己体系との適用を積み重ね外界からの信頼を形成し求心力を備えて繁栄される原理と浮かび上がります。骨太の気質が創造事物に反映されて支持を取り付け、歪んだ発想に染まらずに有機体の健康な成長を遂げられ、尊敬や共感を集められ社会の模範と映し出される。

生きた勉強の素材に合わされその遺伝子が空間の性格と浸透して強い生命力を宿した文化と引き継がれる。悪い事には潔い反応を取り良い事には良いという公平公正な態度を持つ気持ちの良い主体性に真の信頼が寄せられて醜態に及ばない美しさと響き所与的な感性への本能による共感や協働に至り力強く大きな好循環の躍動が進行する。気持ちの悪い小手先手法に不快を抱き、純粋な気持ちの上昇から真に溶け込むエネルギーが合流され、歪んだ横道に寄らない上昇軌道を創り上げられる。

依存的な感性の脆弱な生命体は虫けらの感性に受動的に染まって醜態へも誤魔化し無難な世渡りに満足される。これに不快を抱くか同化するかの違いが主体性の性格を分け、貧しい生命体と活き活きとしたエネルギーを生みだす生命体との分かれ道に成り、その程度の同類が集団を作りだされる。一度、歪んだ手法に着手されるとそれに慣れ、体質と化して標準感覚を作り抜けられない性質が固まる。これを戻す事は容易でなく染みついた体質と現れ実態の美性に住み着いて誤魔化しようのない性格が掴みだされる。一度盗む奴は又繰り返し更生するには相応の時間が必要になり、放置しとくと被害は止まらず悪性の拡散が進行する。作りだすより盗む事が常態化してエネルギーを萎ませる。

この切り分けが遅れると取り返しのつかない文化の堕落に及び、腐りを感じられない感性が蔓延って全体の水準を下落させ手のうちのない衰退のスパイラルを回される。これを留めるのが自律心の強い主体性の存在であり良い悪いへの客観的な認識を習慣にして来られた規則性を持つ健全な人格であり空間を牽引する良性のエネルギーを増産される。不抜けた感性は腑抜け同士で仲間を作りマイナス行為への正当化を強めその貧しさに気づかない哀れな振る舞いを見せられる。どこか根源的な文化の違いを持つ基礎感性の相違と映し出され、建設的な発想よりも歪んだ手法を基調として空間の良質な性格を歪める元にも映ります。これに対峙して根の浄化を果たすのが健全な感性の好循環に連なり日本文化の興隆と描かれます。

力の元―アナログ的感性

5)力の下-アナログの感性

坊ちゃんの感性は、与えられる事に慣れ、適正なお返しが出来ない愚図な体質を生みだす。これに主要な配置を与えれば、この感性が基準に成って空間の秩序が進行する。形式上の権限と履行の感度が鈍化した主体性が生まれ、システムと人との断片性に及んで有機体の質が掴みだされる。永年の時を重ねて作られる成長過程における個別事象と積み重なりが、人との構えや感度を生み適正調和感覚の個別性を生みだす。エネルギーを投じてエネルギーをえる当たり前の循環と離れた規則性は不調和の下になり、この道筋に寄らない生産領域に居座ってプラスよりもマイナスの影響を与えられる。調和や平和という理想概念を崩す根源の原因がここに浮かび上がり対処や予防の基本となる構えが作られる。至ってシンプルな普遍的原理であり実際の感覚との適用における実感を明瞭に示して他者との感度の異同を確認して基準を見出す公明正大なプロセスが生命体の肝に成り堂々と踏み行う真っ直ぐな感性があらゆる動源に備わる。

ややこしい論理を作る事無く基本に立ち返って合理的な適用をこなす事が感受性や理念に基づく創造で在って、これへの歪みが不良な感受性と捉えられる。犯罪はそれ以上でも以下でもなくその事象に限定して事実を捉え事象発生者の性質が確定される。下限的制約を超えた実感を持って粛々と刑に服させ更生の過程を取らせるのが生命体の維持に欠かせず健全な感受性による合理性で在って余計な理屈は可笑しな感受性による歪んだ性質を表し適正を欠いた行為を生む。どこまで本気でやれるかに感受性や理念の実態が現れ主体の性質が特定される。ボンボンの軋轢への免疫の弱さはこの過程から逃避するひ弱さを表し楽な方への選択を取る。不快へのエネルギーが弱く根源からの改革に及ばず容易な所へと視線を向けて実態的な効用の弱い軌道を進める。力への依存体質における必然の因果と現れ細い感受性から創造の質が想定される。この点が抑えられてマイナスからのプラス化の程度が作られる。

どんな人間を望まれるか、多彩な志向性の尊重に及ぶ以前の下限的なインフラの強固な基盤を作るのが抜本的な改造で在り骨組みとなる水準の上昇という次元の異なる枠組みを描き感受性からの蘇生に在って合理性の刷新が進む。経験等の過去の規則性に重心が取られても質の変容には及ばず現況を感じ取る感度の質が変化の契機を生み、シンプルな動線を下に適用の感度の違いが方法や結果に反映される。普遍原理は変わりづらく適用の感性に時々の共通性や個別性が生み出される。根本はアナログ的性質でありパワーの源泉と備えられる。

理念の源泉

独立自尊という観念をはき違えて、利己的な欲望を追求する節に見られる創造が浮かぶ。あらゆる創造の出発点は真摯な対象との対峙であり、循環という本能と信義誠実な心持をとり目的の絞り込みとPDCAのサイクルを描き健康な心身を含んだ活動が生まれる。人々の期待というインプットと自己の繁栄とを合算し対象を絞って実現への方法が投じられて、力と責任の均衡を作る所に適正調和が生まれ、自他の欲望を持続的に叶える軌道に及ぶ。盗みや詐欺は信義誠実性を失い力と責任の不均衡を招き活動の持続性を途絶えられる。

独立は、自他との欲望に真摯な対峙による活動と期待と責任の均衡に与えられる概念であり、そこに自尊心が生まれる。自己への蓄財に偏して一過性の搾取や詐欺、盗みに及んでまで力を入手する事に在っては独立心も自尊心も生まれない。非社会的主体性という認識が適正であり循環の理念とは意を異にする人間性を欠いた振る舞いと見做される。

公平公正な態度を取れない利己的力みの強い性質は基礎的概念を体から形成されずに頭脳に偏した操作の規則性が健康な感受性に及ばず歪な感性と実態を露わにされる。フラットな感覚を維持されずに原理の純粋な解釈と離れた流用や転用になり肥満や過保護な諸条件から主体性への客観認識の習慣を失い、外界への操作性の強いエゴの発散を作られる。制御不能な暴走と及んで盗みや詐欺が慢性化して、それへの疑問も浮かべずに歪な体質が作られる。

だぶついた非効率という肥満が健全性を阻害し傲慢な感性と振る舞いが現れる。検証されない観念体系ばかりが宙に浮き、質実の弱い見た目の形骸化という外観美への感性が主体側への客観性を狂わせ外界への過剰な要求に及び、効用の少ない活動と閉鎖的な感性を増進される。情報の隠ぺいや一方的な操作環境を生まない緊張を持続する仕組みが緩んだ発想への防波堤に成って、原理と純粋な適用を可能にし裁量の適正な幅や深さが生み出されシステムと人との適正規模へと収束した均衡が現れる。

健全な外界との公平公正な感受性を根にして作りだされる基準観念の形成と明瞭化は事象の客観的な認識を強め事象を動かす作用に連なる。人々の潜在的顕在的期待へ応える良質なアウトプットを作りだす理念の所在が良質な循環への力に働く。健全なエネルギーを開花させ、歪んだ手法や発想による停滞を解消に導く好循環と自他とのプラスを掴み取る作業に現れる。

道を外した盗みや詐欺や誤魔化しで日の目を見せるような事は許されず、正しい道を歩む人々への力を作りだすのが根本の理念と備えられる。ゴミはゴミと粛々と処分する健康な美性が健全な文化の源泉で在り不動の感性と備えられる。文化体系の創造の効用や意義はこの程度から現れ実態的な創造に連なる活動が生まれる。

人間の実感規定

欲望を充足する為に創り上げた技術自体に踊らされ欲望の変化と回り、技術が先行して技術に縛られ人間が作られる。物的感性を欲するままに創造策が投じられ、身体的な酷使への回避願望が、頭に偏した作為による財の獲得へと偏り、各種生産事物や制度の性質に現れ物的原理が進行して現代の物質文明が形成された。

感覚的な質実を経て創り上げる工程の減少からバランスを欠いた規則性が進み、欲望の生じ方に連なり創らずに盗むという性格の強い仕組みの構築が進行する。この因果へ対する修正への欲望が人間論の形成という向きに回り、歪さへの是正へと統合的な志向性に回る周期が生まれる。急激な技術革新と利用する人間との検証工程を経て分化に対する統合の反応が現れる。
こうした事象や焦点の抽象が物理性と感受性の相関と示され、その在り方の不動性について思想体系が組まれて価値の重心が確認されて、感覚の制御へと回り、歪んだ規則性への修正を持つ大きな循環の系が描き出される。

短絡的な経済感覚と、構造的な制度や規制、性質という面での文化という観念は感受性を表し、観念表現という手法で理念の実現を図る作業となり実効性を齎す理想画と示される。外界への視線が偏る事に対して主体側への視線が投じられ、両面を包含する重層の対象認識が生まれて主体への客観性を掴みだし外界との良好な調和を形成する思索が生まれて健康な人間像を作りだして現況の姿との比較が進む。この土台的な掴み方が根っことなって理想と現況と方法の軌道が現れ共通と個別の感性が確認される。

行為の反復という志向性と言論で示される志向性とが浮かび上がり変化への反応の性格が掴みだされる。この程度感覚が理念の実際的な創造へのエネルギーと示され強弱感の相違と現れ、同質の感性がグループと集まり生産や制度のアウトプットで感性が変換されて、実質上の内面が外側に表出して人間性が掴みだされる。何をアウトプットされるかと、創り上げる過程の特性に感受性に基づく思考と行為の結果が生まれそこに人間の実態が生まれる。

1)盗みという手法を過程で用いるか、自らの力で作るか、
2)アウトプットされる財の効用にどんな期待を備えるか、
この2点が人間性の主要な中身となり実感規定と現れる。
どんな人間であるか、どんな人間でありたいかを映す鏡となって主体性の認識が生まれる。公平公正な対象との真摯な対峙を持ちたいとする欲望が共生感情を示し、単純な盗みから、詐欺という性格の行為か、これらの性格を含んだ財の生産や制度の設計に反映されるか。
何れに於いても人間性の腐りを示し、これに寄らない秩序の形成が文化の主題と浮かびます。