言葉と実態
多くの場合、単独で欲望が充足される事は少なく、人と人との協働関係が生まれる。欲望を表し充足できる方法や対価が特定され権利と義務の構造での約束が締結される。この紙面上のやり取りと実際の感覚による実感で履行の図式を持つのが実態であり観念と感覚と感受性で物事が掴みだされる。頭脳に偏して実際の感覚に届かない内容を紙面上で交わす意識が先行するのが現代的な体質にも伺え、紙面で表す事や言論を発する事で実態を持つかの感覚が生まれる所に健康上の歪んだ姿が現れる。
これが過ぎてテクニカルな論理や小手先の詐欺ともとれる表現や行為が多発し、実態面の脆弱な歪な協働関係が進行し、言葉と実態の乖離に不快感を抱くと共に、活動の規則性に対する本質的な疑問を浮かべて、健康な心身へと正す大本的な観点を起こし正常への施策を講じる事が中長期の改革と位置づけられる。電波の発達からマスコミニケージョンという表現作法が進み、露出して顔や名前が先行して安易な表現や内実の弱い一過性の流行りや過熱から虚偽や扇動、騙しと至っては根本的な人間の崩れを増進させ、物性への流れに慣れ質実を問わない思考停止の感性が創り出される。
供給側の経済性へのテクニカルな手法に対する精査や制御の素養が中長期的な教育の役割に備えられ健康な人間像を下にした各種プログラムが形成されて産業経済、政治行政という領域の最良性が叶えられる。身体面の弱まりが安直な頭脳の小手先手法による言葉の歪みに及び感覚面の検証が弱まり詐欺に嵌まる。或いは元々ある温和的な善意ある主体性を利用するかの悪性な技法には大きな警鐘が鳴らされる。根本の良質な感性を崩す悪意の主体性は文化基盤を蝕ませ負の影響を拡散させる原因と伺えます。歪んだ感性の発生源や二次三次の連鎖を食い止めて、良質性の阻害へ厳しい反応を示す事や、各所での予防装置を組み込んだ社会システムの形成によって、不健全な体質の予防を取るのがインフラの役割であり、そのインフラ自体に悪性が見られるようでは抜本改革が急務という判断が生まれる。
これらの尺度に健全な長期的標準を明瞭に表し同一の認識を固め不良な因子を作らない基盤の強化策が文化政策と位置づけられ負の対処が欠かせない施策と浮かび上がる。目先の利益に躍起になり下限の制約さえも超える悪性の自覚の弱い面面へ正気を戻させ被害を発生させない良質な機運を高める持続的な根本策が推進されて適正な基盤の下での二次三次の創造策が増加する。
根本の腐った所は早期の切除が欠かせない取り組みであり、問題の重軽を間違えない為にも根本観念の認識を強化して健康な文化を守る発想が重要に思います。一部の質の悪い芸人や単細胞の経済系のマスコミ、歪んだ自由主義や空疎な保守主義という政治家や内股歩きの行政職、原理構築力の劣る学者、倫理道徳観の欠如した財界人という類に適正感覚を与えるには、健全な観念体系を根源の共通理念と備え感性の強化と推進が基幹の改革になり、根や背骨の良質化に意義が生まれる。
そして、良質なエネルギーを投じられる人々が前面に現れ質実の取れた文化文明が促進される。この基盤観念の強化に本書の文化体系が好作用に連なる事を意図して描き出されました。全方位的な根源性をもつ文化政策が大きなビジョンに浸透して良質な規律を形成し、健康な人格を抑えた叡智を創り上げる活動と認識されます。根本の痩せ細った体質からは安易な盗みや詐欺が蔓延し技術の良質な創造が衰退し、不信や疑念をまき散らす虫食い的な生産が増進される。これに陥る事のない言葉と行為の有機的な人間形成に主眼が定まり健康な感受性を備えた主体性が創り上げられる。
わけのわからない多国語を多用して、自国の文化が体に備われない商業的な小手先発想に回る事無く、体と頭と感受性の良く回った歩みから健康な発想が常態し、信用に及ぶ創造者が生み出される。