文化論形成の狙い

3)文化論形成の狙い

生産や表現、対話の良好化という面から学問体系の在るべき姿が浮かび上がり一般的な学問体系に文化の視点を挿入して人間作りの型枠を提起します。

3-1感覚寄りと観念より 世界を表現しそれを作る工程への意識が弱いと負担の感覚が生まれず、質の上昇となる概念を作りだされる。実際に感覚的な実感に届く方法を描かずに概念のボリュームに偏るのが文系の学者世界等で顕著になりこの偏りが妄想へと及んで世界を歪める。或いは理系の部分限定性の感度が実感の多彩性を弱め過敏な利己的体質に及ぶ傾向にも映し出されます。言葉の進化は感覚的な実感と離れた概念の複雑性を創り上げ妄想的な世界観を広げられる。良い悪いは受ける人々により多彩な実感を否定する事は出来ませんがあまりにも標準世界と離れる事には健康な感覚を崩し良い精神状態とは見受けられず根源的な概念に立ち返り贅肉を削ぎ落として質実の程良い表現を持つ所に感覚と頭脳と感受性の良好な人間の実感が現れる。

3-2根源の焦点 人々の活動の基本的な焦点は、「欲望と負担と質」という面で現れ、この概念に様々な要素が付加され多用な抽象世界が表現される。対象の広がりある実感を作るのに人の構造を原理に広がりの認識を掴む概念の創造に無いと実質感が生まれず偏った映し方へと流れる。これに陥らない根源観念の充実が骨太の論理を抑えた思考や行為を組み、良好な感受性を持つ主体が作られる。特殊世界の弊害という実感が生まれる事に対する基盤の厚さを作り概念の特殊性への峻別ある感覚の形成から落ち着いた表現が生み出される。

3-3活動観念  理想画と現況と方法という活動観念を備えて、欲望と充足の構造を持ち、欲望内容の規定や、負担の可能な資源の有限性を踏まえた質の設定や方法の思索を及ばせて健康な心身が実感される。この切り分け感覚を持たずに負担の意識が生まれず気ままな世界を表現される弊害が生まれる。標準的な生産工程を備える人々からの異質性と現れ地から離れた感性という実感が作られる。その特殊性から犯罪等の下限的な行為類型への感度も異なって、社会の良好性という所与的な動機と間逆の行為を見せられる。

理想画を主に扱う生産か、現況認識に力を注がれる生産か、方法に拘る生産か、全てを完結的に範囲とする生産か等の自覚や事前的な明示を要して外界との誤解の少ない対話が形成される。詐欺や盗みへの意識を持って不快予防の観点から作法の良好化へのポイントが示される。完結的な一巡在る生産体験を持って部分業務を担う工程があって切り分け感が作られるものであり現代的な生産方式における分業体制はこれを弱めてひ弱な体質を作る因果に映ります。

3-4根源観念の強化 頭脳へ偏した生産形態から身体感覚の脆弱化や精神的な飛躍感を生み一般との感受性と離れた感性を作りだす事へは根源的な実質感を表す文化論を強調して骨太の感性の厚みを共有させる取り組みによって分業や部分最適からの弊害予防を達成する事と思われます。二次情報に過度な依存をせずに一次体験からのゼロベースの論理を作りだす事がないと文字情報という加工度の上がる原理を下にした原理の創造となり質実感の特殊な表現が現れる。観念ばかりの世界に寄らず身体感覚と生身の感受性の程良い体験が回って質実の良い世界を表現する事に成る。

3-5全人格の形成 国語や数学という基礎動作に対して体育が伴って、特定対象を感覚と観念で作る工程が生まれリアルな世界の質を持ち、理想論と現況と方法の図式を常態する感性が備わり欲望と負担と質の形成という基盤感覚を持つ健全な発想が生まれる。以上のような点を踏まえて学問体系を作る所に良質な人格や創造世界が生まれる。倫理道徳と基礎動作と特定領域の循環を重ねて感受性と感覚と観念の程良い有機性が備わり欲望と負担と質を作りだす健康体と描き出され、歪んだ方法の着手や犯罪感覚の防止になり不快の削減と快適の増進という軌道が固まる。基礎教養にこうした面の充実を図り健全な心身を育てる土台の強化を訴求する活動として文化論及び文化活動が示されます。

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