文化論の根源

2)文化論の根源

積極的創造策という理想に向けた生産を抱き、自己実現へのエネルギーを投じる中で多くの人々と交わり、実際的な学びを吸収して、多彩な観点を備えた思考や行為が生み出される。自身の生産から影響力が増産されるほどに多くの利害関係者が生まれ要望が課せられる因果から理想となる要素が膨らみ現況を鑑み要望への対応を成し理想の実態軌道が現れる。この動態が実際的な理想と現況と方法の図式と描かれ、欲望と力と責任の均衡を目安に持続的な外界との適正調和が創り出される。理想という概念は空論で留まらない質実を作る工程に備えられ、力の増大と共に自然に人々からの要望も比例し、それに応える活動として現実性が備えられる。これが生きた理想の概念になり活動の水準や動態に則した自己制御力の増進に成長概念が当てられる。多くを望む事は多くを課せられる社会の自然律と生まれ、影響と責任の均衡という生滅の感性が人々の本能と生み出される。理想論に適正感を備えるとすればこうした図式で実際を掴む事に成り、健全な夢と現実の歩みが果たされて質実を持つ人格や人間像が現れる。どれだけ自身に目標を課すかは外界からの要望と自己の勘案で自主的な目標が設定され目標に対して自他から過不足の少ない適正に、調和が生まれる。実現可能な妥当性をもつ目標であって空の理想に留まらない実態が生まれる。この判断が健康な感覚と頭脳と感受性によって導出され、頭脳と身体の有機的な作用から適正な水準が計りだされる。出来そうもない基準を掲げて外界に明示して信用を失う事のない自己評価を掴む所に客観的な認識が現れる。正負を内蔵する人間観に立脚する根源哲学が外界との適正を生む原理と成り嘘や詐欺、盗みへの不快感から導出され自己へ規律を与え外界への態度と現れる。空の美性は実施するつもりのない外観美に偏し内実が伴わず、主客重層から内外の一致を見出す感性に健康な美性が現れる。肥満な体質から過剰な外観美を求めたり、自己陶酔的な感性に至っては要望と自己の目標設定に乖離が生まれ調和を乱し持続的な活動の痩せ細りを招かれる。美感の適性が活動の根源になり適当な美を表す思想の表現や保有が重要な作用を齎せる。以上は標準的な完結性を持つ活動における適正な美感を示すものになり、部分性の美感や異なる意味の美の概念を否定するものではなく、本書の中心コンセプトと設定される健康な心身を表す美の概念に成りこれを根源に各種の文化ビジョンが生み出されます。正直や誠実という概念と同義に配され歪んだ支配願望の先行する論理は過剰な力みになり正のエネルギーを齎せず負の連鎖を回される。

 

健康思想の定着

健康思想の定着

共生志向を表す態度には、自己について真摯な情報を伝達し他者からも情報を伝達される両方向のフェアな対話が創り出される。自身について閉鎖的な態度をとり、他者の事ばかりを知りたがる行為は、しばしば品の悪い営業マンに見受けられ、相手方の要望を汲み取って適する方法を投じる意味では自然な在り方と捉えられるものの、相互的な創造に在っては、自己の性格を案内して興味を抱かれる人々が要望を申し出られ、自由選択性を踏まえた意思が形成される。選んでもない人が不正な手法で情報を入手し自己の欲望を充足する行為からはまともな関係は生まれない。

主体性を明確に示さずに一方的な制御や管理欲望を表す異常な性質となり健康な精神を欠いた人格と見做される。これが、俺俺詐欺やサイバー犯罪という今日的な悪性の根深い病の本質で在って、自身の身元を明瞭に示さず相手を観察して意図する制御を取る一方向の歪んだ欲望と現れる。管理発想に偏するほど一方向の意思を通す発想が深まり協働性を欠いた盗みが生まれ人間概念を崩した倫理道徳の弱い振る舞いが進行する。対象との融和よりも距離感を好み相手の意思を聞く事なく自己の意思を充足する異質性と現れる。こうした感性が各種事象の根底的な焦点になり人間の異質な変容による欲望過多の責任不足といった歪んだ感受性から生み出され物的感度の偏向した姿と認識される。平等思想という根源価値を観念ばかりで保有されて感覚工程の実践に及ばない頭脳寄りの体質を露わにさせ人格の歪んだ人間と映し出される。マスコミ、政治行政、財界という領域の一部に土台的な感性を崩して欲望を通そうとされる異常な姿が見受けられ、この性格に力を与えるほど歪んだ社会秩序が創り出される。改革の根源には人間の狂いに焦点を絞って、対処や予防の施策を講じ根元の良質化と幹や枝葉の健全な体質の回復が意図される。規則性の特殊性が身体の脆弱性を生み精神的な病理と及んで特異な現象を生みだされる。これがマイナスの除去とプラスの増進に連なる抜本的な改善でありミクロ的な個々人の性格や特定集団に見られる非社会性や、マクロ観点からの利益創造を作る肝と成り、表層に現れる生産や制度、法規の基本的な性格を与える動源となり、上流を改良して下流に反映する構造で捉えられる。政治行政という共通性の高い欲望と充足の中心的な視座に成り教育の在り方に反映され、健全な人間像の下に各層の制度や仕組みの体系的な取り組みと示される。つまり根本はミクロ的な個々人の性質であり、対象との適正な構えを創り上げる所から、各種生産の質が変わり健康な人間像を尺度にした全般的な良質化への取り組みが生まれる。日々のニュースから、こうした路線の改善策が随所に展開され、この流れを留めずに個々の事象へ対処するとともにシステムの再構成との両輪で、意識の変革と制度に及び、その集約を観念体系で纏めて認識を強めるビジョンに内部からの変革を含んだ未来図面が示されます。これらの動力は一人ひとりの感性にあり、健康な人間像の強まりが発想や行為、志向性に及び、個々の場面での意思や選択を創り上げる。盗み癖の改善や物性依存から健康な感性による感覚と頭脳の用い方や、システム的な肥満の是正へ関心が強まり筋肉質な体質に及んで、良好な精神が形成され、下限的な不快の減少と積極創造策の増進を叶えるものと思います。大きな利益に連なる抜本改革と力強い歩みには本書の思想が有用に思われます。

 

表現・創造

2)表現・創造

メディア:メディアという性格は事実を知らせる、事実を評価する、事実を作りだす方法という何れの言い方も含まれる。「どんな思想を持ちどんな尺度と適用であるのか」という点から自己の性格の認識を持ち、外界へ示す事が良好な対話作法に思います。縦割り区分でのメディアという規定に限定されず、広く人間の創造活動全般に当て嵌められる概念であり、上述の道筋やポイントで主体性の認識をとり、自他との良好な協業によって人間像を掴むのが人間ビジョンと適用の概略を示し思想という認識が生まれます。

表現:表現は生の増進という捉え方と、外界との対話の機会を得る為に自己を伝えるという二面の見方が現れる。前者に於いては他者の生の機会を減少させる感覚を備えて、利己的な欲望に偏した表現は外界から受け入れられず、他者の利益を含んで一定の理解や共感が生み出される。後者は他者の考えを伺うには自己の考えをまず明らかにするのが利益を得る為に相応しい作法と解釈される。これらの若干ニュアンスが異なる表現の捉え方が置かれて直接表現にかかる意図する動機が合わさって表現の質実が計られる。外界との良好性を意図する善意型の表現か、悪意性の強い騙しという性格か、自己の真意と受け手からの一致によって歯車の回る円滑な対話に及ぶ。前段に良い印象がないと直接表現を真っ直ぐ受け取られず歪んだねじれを齎せる。

体質:平等思想と実践の態度が伺えて信義誠実な心持の有無が表現への真摯な認識を生む。全人格的な側面が分母に置かれて時々の表現を分子に配し理性的な把握が生まれる。部分を切り分け静態認識を取る粗雑さの認識と成り、動態的な事象の上に静態論理との性格が掴みだされる。表現者の歩んでこられた行為の沿革に繰り返し現れる動機や発想の質が現れ、時々の表現の意図が見えて、動である対象を動で把握し真実に近づけられる。小手先の着飾りは表現者の利己性の強い性質を表しテクニカルな欺き体質が直接表現に現れ隠しきれない習慣や発想の性質が掴みだされる。生産の性格が自己の性質に奥深く浸透し表現や行為の質となり思想という纏まり在る人格として把握される。或いは思想から生産の在り方が創り出される。力の用い方に性質が現れ糧を得る方法への良否が計られる。肥満から発想が崩れ体と頭の用い方に連なり感受性の実質が掴みだされる。

こうした体質という反復的な規則性に上述の前段という言葉が当てはまり感性の基盤的な異同感覚が生まれる。快適な型式に持続性が生まれ、健康な心身への欲望が根源的な関心になり、どんな体質を意図するかが主体性を作る中身になり二次三次の創造の性格に反映される。

人間力の低下:こうした表現作法が対人形成の質に現れる。共生感情という健全な動機を根にして無秩序な自由を求める事に及ばない箍が掛かり外界との良好性を求めて適当な表現へと整わせ不快現象の予防となり、下限的制約を生じさせないプラス・マイナスの配慮が加えられ、マイナスを上回るプラスの創造へ力が与えられる。商業主義が進んで物的感覚による感受性の壊れた創造が作法の質を下落させる。人間の劣りに及ばせない為にも良質な思想や自己規定を持ち基盤の安定の上の自由を作る事が必然に思います。物性に偏して人間性の劣りに及ばせない骨太の観念が文化理念となり各種ビジョンが生まれます。

文化図面創出の狙い

文化図面創出の狙い

自身の予測とずれる事への不快感が強まり、支配管理型の欲望が安定や安全志向から現れ、生命に直結するほどこの意識が進行するのは自然な欲望の深まりにも思えます。

しかし、これも程度感覚が取られてあまりに画一的な規則性を強める事には窮屈な発想の萎みを生み躍動的な生命観を脆弱化させる。少々の冒険心を抱き失敗にもプラス評価を持つ文化で在って消極的な守りと未知なる体験との両用により人間の付加価値を獲得してきた歴史が浮かび、急所を抑えた前進軌道の挑戦型に夢や希望、活力が生まれる。

仮説と実際の一致に快適が生まれる事と、思いも浮かばない感激が得られる事との割合感を備えて、過敏と鈍感との許容性が創り出される。小さな所で過敏反応を取るか、大きく育てて太った所で頂くか、ビジョンの描き方や保有の仕方で相違が生まれる。こうした意味からすると、文化ビジョンという大雑把な抽象図面や、空想的な途方もないような観念にも、健康な動機等から表されるものには寛容さを持ち可能性を妨げず、重箱つつきの減点は控えられて既成型の基準を更新し、新基軸を活発に創り上げるエネルギーが将来の糧を生みだす。

下限的な制約以外には自主内発性の自由度が備えられ、寛容な心を抱く事の出来る根源的な基盤の形成という構造によって、最低下限の安定面と躍動的な動きの相反する解決が導かれる。この舵取り感覚が、行政による監督という面に関わらず、個々人の思考に備えられ、大惨事の痛手を回避しながら夢のある世界の増進と描かれる。これを表す抽象画が本書の各種文化図面の性格や意図する事であり、生命の躍動と安全を図る為の方法となり、自由な活力の現れやすいインフラとなって、一部の利益を守るような固定的な部分を超える大きな果実への可能性が促進される。

物性の力から理不尽な行為を取り管理を強めるような堕落を回避して、原理創造型の価値創造という理性が常態して健康な心身が増加し、感覚的欲求へ偏する事のない情緒面の充実が叶えられる。閉鎖性は物性的な力の支配を強め、後ろ向きな発想に陥り新奇の寛容性を弱められる。適度な配慮感覚を持つ事は人との良好性の道理に思われますが、一定の筋を通す構えを見せて過度な縛りに会わない自由な創造であってプラス性の力が増進する。これらの境に最低下限の制約が目印に成り、これを超えない事が唯一の共通限定性となり各人の自制心が伴って相対性の創造領域に無用な縛りを課さない平等思想の実現に及ぶ。倫理道徳という感受性の厚みが規定を自主的に守る事に及びこれを創り上げる根源則に欲望と力と責任の均衡原理から過不足が測定され大きなマイナス感が生まれると善意型の自主性が弱まり物性への感度が進行する。根源則への意識は強め開放的な自由が強まる構図が実現する。安定と成長という相矛盾するかの二項対立を解決する図式をとり長期的な健康を叶える世界が描かれる。

健康体への道

1)健康体への道

組織のトップの性格が集団の顔に成り全体を集約して外界への表現と示される。そして、実際の組織体のパフォーマンスが測定され、顔と体の誤差が現れ身体的有機性の整合が測定される。顔となる人の性格に盗みや詐欺という性質が見られると体の能力に陰りを与え実際の能力よりも劣った組織体のイメージを強められる。このような体形で組織が存続する構造には大きな瑕疵が推察され、一部組織の問題というよりも領域の構造に疑念が及び小手先の手法では間に合わず上位からの強い改革や市場の自由選択性の度合いを高め両用からの変革圧力が不可欠と見られます。事実上の標準と化して大きな力の格差から問題も固定化し放置すれば悪性は伝播し一面の体質と慢性化する。この事態への早期改良には根源的な層から主体性の在り方についての認識が備わり事前型の方法が投じられる。本書で取り上げます保守思想の形成や浸透が俊敏な反応を齎せ、衰退の道への対処を速め頭と体の良質性を創り上げる。手足からの意思と頭からの意思とに共通的な像を持たせて、一貫した感受性という動力を通わせて健康な体質が維持される。

根源的中枢の思想の善し悪しが生命存続や成長のカギに成り歪な感性や体質に陥らない急所と位置づけられる。根源思想は人間像と言い換えられ、その理想に向けた各種プログラムを用意して実際の人間作りの工程が組まれる。この関連を堂々と明示して各種プログラムが繋がり根本を動力に整合在る体系が生まれ頭と体に感受性の繋がる人間像が表される。思想と機能を切り離す合理性という教育観には責任感覚の劣った設計者の質が人間像や思想の弱い物性の体質を招き分断的な物事の創造に連なる。頭と体に行き渡る感受性が常態されて良質な人間が作られる。

文化ビジョン

思想と認識作法と特定対象いう3つの要素から学問や活動の全体的な体系が示される。特定対象の認識作法が、供給者論理に偏して、領域の外側への利益提供という視点が弱まる事への懸念や疑念も浮かべられ、主客の適正感を創り上げる焦点が人格の反映であり、ここに思想という纏まった人間性が現れる。

自己の欲望に他者への利益が含まれて両者の共通性を見出し、実現するスタンスに立つのが、自然な感受性を根にした活動の方針となり、供給者利益と受容者利益を適正に叶える構造が組まれて、良好な感受性を下にした感覚と頭脳の有機体と及び健康体が表される。個人の健康さと共に、集団等の領域の健康さとなり、両者は一貫的な性格で繋がれる。

即ち、感受性と感覚と観念、思想と基本動作と認識対象といった3要素と循環の持続的な仕組みに在って、人間の動態的な良好性や過剰なストックに依存しないフローの良質性という原理創造型の軌道を備えて、健康な心身の持続と描き出されます。

この全体観に対して各種領域における活動の適性が計られる。各種領域には需給構造が備わり、受容者との持続的な対話があって供給者の供給事物への価値が計られる。その中に、基本動作となる特定対象の認識作法への問いが生まれ、それを明瞭に示し、公平公正な適用に在って創造事物への客観的な測定が取られる。

感覚的な規定方法と心理的な側面という基軸尺度から領域の適性を計り健康な対話に在るのかどうかの恒常的な仕組みを備えて緊張ある内部と外部の活動に及び、向上心の持続によって体形と精神の良質化の図式が描き出されます。

外圧に寄らない自主内発的な姿勢と態度が有機体の健康に欠かせない動力になり、外圧による受動的な発想に陥る程に、消極的な発想や歪んだ精神が深まり適正調和感覚を崩した有機体へと堕落して衰退の道へと進められる。こうした動態感を持つ事が人々の不動的な感受性に基づく社会の自然律と現れ、このような志向性に保守思想の概念を充てるのが本書の規定に成ります。

共通の普遍的な原理と備わり各種領域を統制し領域内の規律へと及んで人間世界の安定と繁栄への法則と定められ、自然と人と人との適正調和世界のビジョンと提起されます。物性への依存から思想が弱まり、感覚的な反応が深まって人間性を喪失しては人間界の破滅の道が進行する。理に叶った不動的思想と実践が欠かせない原理と描かれます

文化論形成の狙い

3)文化論形成の狙い

生産や表現、対話の良好化という面から学問体系の在るべき姿が浮かび上がり一般的な学問体系に文化の視点を挿入して人間作りの型枠を提起します。

3-1感覚寄りと観念より 世界を表現しそれを作る工程への意識が弱いと負担の感覚が生まれず、質の上昇となる概念を作りだされる。実際に感覚的な実感に届く方法を描かずに概念のボリュームに偏るのが文系の学者世界等で顕著になりこの偏りが妄想へと及んで世界を歪める。或いは理系の部分限定性の感度が実感の多彩性を弱め過敏な利己的体質に及ぶ傾向にも映し出されます。言葉の進化は感覚的な実感と離れた概念の複雑性を創り上げ妄想的な世界観を広げられる。良い悪いは受ける人々により多彩な実感を否定する事は出来ませんがあまりにも標準世界と離れる事には健康な感覚を崩し良い精神状態とは見受けられず根源的な概念に立ち返り贅肉を削ぎ落として質実の程良い表現を持つ所に感覚と頭脳と感受性の良好な人間の実感が現れる。

3-2根源の焦点 人々の活動の基本的な焦点は、「欲望と負担と質」という面で現れ、この概念に様々な要素が付加され多用な抽象世界が表現される。対象の広がりある実感を作るのに人の構造を原理に広がりの認識を掴む概念の創造に無いと実質感が生まれず偏った映し方へと流れる。これに陥らない根源観念の充実が骨太の論理を抑えた思考や行為を組み、良好な感受性を持つ主体が作られる。特殊世界の弊害という実感が生まれる事に対する基盤の厚さを作り概念の特殊性への峻別ある感覚の形成から落ち着いた表現が生み出される。

3-3活動観念  理想画と現況と方法という活動観念を備えて、欲望と充足の構造を持ち、欲望内容の規定や、負担の可能な資源の有限性を踏まえた質の設定や方法の思索を及ばせて健康な心身が実感される。この切り分け感覚を持たずに負担の意識が生まれず気ままな世界を表現される弊害が生まれる。標準的な生産工程を備える人々からの異質性と現れ地から離れた感性という実感が作られる。その特殊性から犯罪等の下限的な行為類型への感度も異なって、社会の良好性という所与的な動機と間逆の行為を見せられる。

理想画を主に扱う生産か、現況認識に力を注がれる生産か、方法に拘る生産か、全てを完結的に範囲とする生産か等の自覚や事前的な明示を要して外界との誤解の少ない対話が形成される。詐欺や盗みへの意識を持って不快予防の観点から作法の良好化へのポイントが示される。完結的な一巡在る生産体験を持って部分業務を担う工程があって切り分け感が作られるものであり現代的な生産方式における分業体制はこれを弱めてひ弱な体質を作る因果に映ります。

3-4根源観念の強化 頭脳へ偏した生産形態から身体感覚の脆弱化や精神的な飛躍感を生み一般との感受性と離れた感性を作りだす事へは根源的な実質感を表す文化論を強調して骨太の感性の厚みを共有させる取り組みによって分業や部分最適からの弊害予防を達成する事と思われます。二次情報に過度な依存をせずに一次体験からのゼロベースの論理を作りだす事がないと文字情報という加工度の上がる原理を下にした原理の創造となり質実感の特殊な表現が現れる。観念ばかりの世界に寄らず身体感覚と生身の感受性の程良い体験が回って質実の良い世界を表現する事に成る。

3-5全人格の形成 国語や数学という基礎動作に対して体育が伴って、特定対象を感覚と観念で作る工程が生まれリアルな世界の質を持ち、理想論と現況と方法の図式を常態する感性が備わり欲望と負担と質の形成という基盤感覚を持つ健全な発想が生まれる。以上のような点を踏まえて学問体系を作る所に良質な人格や創造世界が生まれる。倫理道徳と基礎動作と特定領域の循環を重ねて感受性と感覚と観念の程良い有機性が備わり欲望と負担と質を作りだす健康体と描き出され、歪んだ方法の着手や犯罪感覚の防止になり不快の削減と快適の増進という軌道が固まる。基礎教養にこうした面の充実を図り健全な心身を育てる土台の強化を訴求する活動として文化論及び文化活動が示されます。

文化政策

文化政策
現代に映る最も深刻な人間の崩れは、道具の開発と利用による効用に対して、負の影響が顕著に表れている所で在り人間側の感覚や感受性の変化から人との関係における各種の歪んだ事象が発生する。

身体感覚的な酷使の削減や物的作用面での効率性に人間の欲望が生まれ、科学技術の知見を探求し応用に展開し欲望充足に及び、この面の志向性が産業経済の基軸的な需給構造と備わった。感覚面への軽減は一度慣れると、その作用なしにはいられない固定性を持ち、或いは更に感覚的軽減を求める欲望や供給的な探究が進められ、この相互的な循環が止めどなく及んでライフスタイルという規則性が形成される。

物的な感覚は発想や思考と行為を強め、産業経済のみならず、制度や法規、教育や文化へと連鎖してあらゆる面で支配的な原理と浸透する。こうして一方向的物性の感度が強まって、身体面の弱まりから対人面での感受性の変容に回る因果に映し出されます。それが各種の犯罪の発生にも現れ、犯罪自体の質的変容も生みながら同時に不快性への敏感な反応も作られて、対人面の窮屈さや神経質にも及ぶスパイラルが見られる。

そして、サイバー犯罪という直接的な主体性を見せない間接的手法によるこれまでとは異質の当事者の特定が難しい手法を取った悪質性の高まる犯罪が進行し、問題の複雑性や人格破綻度の高い病理現象が生じている。根源的な人間概念を大きく外した劣化と及び、物性の感度の深まりが、精神面の狂った事象を生みだす因果と推察されます。

このような背景からも、人間理論の再考や探究へのエネルギーが現れ根本的な負の問題に真摯な対峙を持って人格破綻への対処や予防の抜本策へと思索を及ばせて、基盤の改良への創造を投じる志向と至ります。これらの事象からも、根源という視点を持った時代の転換期への認識が強まり、小手先の対策では済まされない抜本的な変革の時に来ているといった感覚が現れます。

自覚症状の及ばない慢性的な体質と至って、自己制御の向きへも意識が行かずただ感覚的な欲望の暴走が深まる事へは深刻な感度を持って、感受性の変容へ対処する事が必須に思います。こうした焦点が、各種問題事象の上流で在って場当たり的な反応ではない根本の原因特定を成して有効な施策を投じる必然性を感じます。異常者に力を持たせず、欲望と力と責任の均衡を標準として健康な心身を創り上げる発想が強まります。特定空間に限定されない世界的な観点となり、大げさな事でもなく、人類の共通基盤を強固に作りだす事が急務に思います。

4)主体性の良質化4

 

4)主体性の良質化4

4-1実態の人間 失敗や過ちというマイナス性の事象を大なり小なり経験される事が万人的な体験であり、それへどのような態度を示されるかにその後の軌道が現れ、体質という染み込んだ性格が創り上げられる。隠しきれない発想や行為と現れ、実態の人間が捉えられる。過剰な美化にも弊害が生まれ、プラス・マイナスを含む人間の性格を認識の下に適正感をどこに創るかに健康な心身が映し出されます。

4-2根源世界 こうした論理の根源観念には、因縁生起という世界観で示される生滅概念という感性が自然感覚に内蔵される。「生は滅を伴う」という大雑把な示し方でありますが、物事の真相を突いた見事な表現に感じられます。この根源観念から様々な物事の道理感覚が論理と現れる。

4-3根源世界からの道理 

1)有限の生命を持つ有機体は、「生きている」と同時に「滅している」状態にあり、或いは他者との関係でいえば、「自己表現を強める事は他者表現を弱める事」になり、このプラスとマイナス感覚を一定程度持ちながら、前進と共に後進的な見方を含む事に、美醜や善悪観の正しい感性が形成される。

2)そして、過去の規則性に基づく既知の事と、未だ試行も見当たらない未知の事とがあり、前者を鑑みながら、後者を挑戦する等として失敗や成功という感覚を抱き、発見や既知の経験が獲得される。

1)と2)は、消極策と積極策という区分にも見られいずれの方策にも事実という結果を掴み知恵という価値が残る。

3)知恵という果実を獲得する事は自己のリスクを取ってチャレンジする事であり良いも悪いも糧になりプラスに活かして滅を超える生に及ぶ。こうした創造は財となりリスクとリターンの適正な循環に在って納得感が生み出される。

4)チャレンジもせずに盗みやいい所どりを行う作法には、不快や批難が浴びせられるのが自己の尊重や他者との共生を志向する健康な感性であり下限の絶対則として万人的な合意が取られる事でしょう。ここを最低限堅持するのが生と滅を結ぶ感受性になり人の熱意や制作を尊重して自己の存在も尊重される。

5)これに物性の感覚や力によって、押しつぶすような発想に至れば人間の基盤となる感受性は崩壊しやったらやり返すという哀れな結末を迎える。

6)生滅観念と下限則は以上のような相関に発展し人間ビジョンと纏められ、この観念を感覚と感受性を通して規則性を経る中で皮膚感覚に浸透させ、人々の所与的な性格と固まり主体性の基盤概念が形成される。

7)自己を省みず外界ばかりへ批判を強める姿や、挑戦せずに盗む行為には生命を尊重しない人間と値しない害虫と映し出される。物質の感度が進行して生滅感覚の崩れに及ぶ事のない健全な理性の堅持が不動の感受性と備えられて根源の制約となりその上での自由を創り上げる世界に持続的な成長軌道が描かれます。

主体性の良質化2

感受性を根に感覚と頭脳を用いる」「物理性と理性の適正化」と合わせて、保守思想から生まれる必然の帰結に「有機体としての適当な在り方」が描かれる。

【事実】樹木に例えて有機体と動態の仕組みを表すと根と幹と枝葉という内部要素と太陽からの光、雲からの雨、土からの養分が内部要素への栄養となる外部要素、虫という内部要素へのマイナスとなる外部要素、産出物が実となり受け手が人間という循環系でありのままの実際が捉えられる。

【理念】感受性を根にして感覚と頭脳を用いる。物理性と理性の適正化。生命の躍動とアウトプットとインプットの適正

【方法】システムの最良化=欲望と力と責任の均衡、正の作用の増進、新陳代謝の促進、働きに相応しいエネルギー、
アウトプットを良くするには、インプットを良く吸収する内部要素の作用と、実を作る為に資する内部要素の作用、これら作用の序列が生まれ優秀な働きは残し、古びた要素は切り取るか、栄養を少なくするという方法が発案されて結果の最良化につながる。

【自然律】これらの認識について客観性を高めて、納得感に及ぶシステムの更新を持続的に行い、主体性の良質化の維持や上昇が叶えられる。以上が自然の理と成り、人々の活動に於いても同様の動きに在って、自然と人間との適正な調和が作られる。

【概念適用】理念、アウトプット、インプット、変換過程、内部要素、外部要素、エネルギーの吸収と産出といった有機体の図式を下に適正な在り方を描き行為に反映させ、欲望の良好な実践が取られて主体性の永続的な健康が叶えられる。これらの総合でアウトプットが規定され理念や人間像が示されます。各種概念の内実が詰められ概念と感覚と実感の構図が深まりを見せる。保守思想の完結的実践の自主的な姿が理念に刻まれ遺伝子と継承される。マイナスかプラスか、汚点か英断か、負債か資産か次代に受け継がれる。後味の良い旅立ちに当該空間の文化が見られる。歪んだ手法を用いる害虫は残らず駆除する事が良好な文化の要諦に思います。