未来の光
熱い寒い、痛いや程良い等の生理的感覚と人が現す喜ぶや哀しいという心理的な感受性が備わりそれらが動源になって、エネルギーが湧きたち思考を巡らせ方法を作りそれを試してどのような感受性が現れるかを実感し、思いやエネルギー、思考や方法へと微調整が生まれ、再度、プラス型の感受性が生まれるように挑戦が繰り広げられる。
人へ提供する前段に自身で試してどんな感受性が生まれるかの実感を持ちそれを仮説として他者へも提供し同じような感受性が生まれるか、異同を掴み良好な作用へと探求が進められる。感じた事と、新たな感じ方や、感じる事が出来なくなった事等という感受性の変容が生まれその因果を探る事も自身や他者を奥深く知り人間自体を作る事へ及ぶ。
外界の動きを感じ取るのは主体自体に他ならず、自身の変容に視線が取られて外界を知る事になり主客の一致や不可分の関係で表され根源的な物事を捉える視座が生まれる。
外界を把握する作業は主体側の性質から現象となり実感や事実等の観念が適用される。つまり感覚を受け観念記号に変換し記号を通して対話が作られ異同感覚を把握し感覚の増減等を意図した協働が生まれる。個別から共通へ及んで、持続的な向上が意図されて様々な軋轢や衝突を経て変容しづらい型式に至り、それが文化といった根源的な価値と及び人間の叡智と認識される。このような過程により産出されたのが文化集約体系であり、生滅や快不快という感覚的な反応から人との感受性が現れ、プラス型の理念が湧きビジョンが創造され思考や行為という活動の展開を繰り返し、様々な実感を抱き微調整を取りながら洗練された不動的な型式となり、そこに価値を抱き、人に進めたいという欲望が生まれる。
文章で表されて人との対話により気づきや異同の感覚が生まれてプラスの感受性が上昇すればこれらの表現に一定の付加価値が広がる事に思われます。
一方向の創造にはなく相互による最良の創造事物を生みだし同じ時を生きた証として後世へ少しでも良質な作用を繋げ持続的な人間の叡智が積み上がる大きな局面で捉えた活動が文化の歩みと言えるのかもしれません。
他利を意図した大きな欲望と実現による自身の満足感を意図する創造領域になり、当該体系は現代を生きる多くの人の関わりと想いによる結晶として描き出されました。
未来の光を備える事が、現代の闇を掴む感受性を起こし、光へ向けたエネルギーへと転化する。この基本反応の変わらない持続性に人間力の源泉が現れる。
その醜さの原因は、光の乏しさと言えるのでしょう。
平成26年10月12日