2)真理の道

 

絶対的な肯定感覚を抱ける世界観の描写に何者にも左右されないエネルギーが投じられる。自己の直接的な利益追求図面からはこの感覚は生まれず、社会奉仕性の図面と自己認識から生み出される方法論に、迷いの少ない真っ直ぐな反応が現れる。これを人間の根源性の高い観念で示すと、共生感情が根に成り信義誠実な態度が作られ、強い肯定的躍動のエネルギーを生む動線と生じて普遍性を伴う事象が生み出される。真理という感覚を掴むのはこの規則性の持続によって近づき、抜け道や横道に逸れないで進んだ過去の軌跡とそこでの失敗や成功の体験がエネルギー源となり、後ろめたさの無い歩みを積み上げた実績が自己への信用を創り上げ、未来への強い軌道を選び出し、その繰り返しから絶対性の肯定図面が体内に浸透し基軸の太い真理の世界を描き出される。安直な方法に逃げる感度に慣れて、楽な方を選ぶ規則性が常態化され自己に自信が積み上げられず、受動的な世渡り感覚が進む事には、真理を感じ取る嗅覚が壊れ物性の感度が浸透する。人間側の意思が痩せ細り、外界から支配される窮屈な感受性へ陥り心の豊かさが萎むように思います。こうして出来た体質を前提にして、対象を選び対象の事実が作られ、そこへの感度が生まれ方法をつくるという過程が現れる。知らず知らずのうちに、自然形成的な反応に及び、それについて正しいという体質からの肯定感に進む。文化論的には、逃げ癖や負け癖の姿と映り、健康な心身に在る姿と離れた人間という認識が生まれます。理想がどんどん下がり、現実への感度が萎み、活力の弱い思索や発想が生まれ積極的な本筋の軌道を外した創造工程に慣れ、それに満足する感性に及び創造のクオリティーが規格化され標準感覚が作られる。どれが正しい等と人様を評価出来るような事にもありませんが実態的な人間の姿としてこうした因果関係に映し出されます。社会環境という大きな支配的秩序が生まれ、その中に溶け込む場合と反発を生みだすべき所が現れ、あまりにも物性による人間性の崩れに及ぶような事には、然るべき反応を作り出して行きたいと思います。その理性的な判断の基準が文化論という形で作り込まれます。

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