積極的創造策には、個々人の嗜好や志向から様々な相違が生まれ、必ずしもピタリと一致しないのが実際になる。この一方で消極的な不快行為への制約は、限定性が生まれ、こちらは少なからず守る事が望まれる。この対話や関係における秩序の付け方に不動性が現れます。協働生産においては、技術と市場が想定され、持続的な成長軌道を求めた発想を定常的に持ち、速度感や強弱感、順序の取り方、手法への適切性等々といった細かな方法の差が生まれる。事実認識の相違や理想となるビジョンの細かなズレ、実現への執着心といった事が、方法面の違いを生み、それをなるべく広がらずに、同一性へと近づけるのに、時を重ねて、直接の協働生産に関連しない面までも伺い知る中で、人々の性格の奥底までの理解に到達する。これが直接上の生産での方法の差を調整する上での材料に成って、快適性の高まる方法の進行等へと発展する。
率直な意見のぶつかりを常とする感覚や、時を長めにとった意思の同一性を作る感度の持ち方等という反応の形成に、現況への危機意識等の事実認識の相違が、進行の速度感や適正方法の差と生じる。このような面からの不快感は、前進性の方向にあるもので、歩んできた個々人の個別性からの相違として一定の許容性が作られる。積極的な創造策上に在るズレであり、建設的な発想上での不協和感であり、人格そのものまでに対して嫌悪感を抱くような所にまでは及ばない。
こうした一方で、消極的な制約への抵触といった事柄は決定的な信用破綻を起こし、微調整や修復の困難な絶対性の感度が創り出されるのが多くの人の感受性にも思われます。
これを容易に考える感度が、今日的な問題の焦点の一つに備わり、それが生まれる原因分析や対処や予防の適切な実施という面が、人間形成における下限のインフラ基盤の崩れを留める重要な施策という認識に及ぶ。ここでの方法への感度差という事も生まれ快適や不快の相違が生じる事でしょう。
こうした感覚の崩れの原因に大きな点からは、ライフスタイルの変化があり、中期観点では、ライフスタイルへの細分化した構造的な焦点へと絞り込まれ、更に短期上では、個々人が属する生産的な環境特性による常識感覚の相違が生まれる。
ライフスタイルという長期性の観点に、自然や人間という大きな観念からの規則性の変化の分析が取られ、抽象的な根源性に近い所での事象が描き出される。この感受性が根に成って中期構造への志向性が生まれ、個々人の生産感覚という短期視点に及ぶという因果の実感が一つ現れます。
そして、幼少期からの教育、社会制度上の教育の在り方へと根本的な視点が注がれて、人間形成過程の初期的段階における適正化への思索が進行する。或いは、中期構造上の力と責任の過不足への適正化策へと向かい、社会システム上の各種領域の要件定義やシステムの大きさ、稼働上の適正へと改善の方法が考案される。短期性のより限定した領域での感度の変容へも連なり、短期から中長期の全般に渡る変化の流れが促進される。
積極的な創造策が本来的な前進性の軌道にあり、消極性の事柄はどちらかというと面倒な関わりを持ちたくない事に在り、しかし、肥満体質や精神面の脆弱化から、その影響が直接間接に生まれる状態にあっては、この面への着手も必要になり、後ろ向き体質の抜本的な改革という面が作られ、更に、欲望の適正化という積極的な創造策自体への変容も含んだ大きな視野へと発展し、これらの基準に心身の健康像という人間観が示されて、それとのズレの把握から修正という方法の軌道が作られる。
こうした創造活動の全体観が形成され文化論という領域がこれへの方法と備わり、事象の鮮明性を創り上げるとともに、改革点の絞り込みへと連なる事でしょう。