エネルギー質量の原理

2.光と影(エネルギー質量の異同と集約)
経験年数を条件と備えられる事へ対する要件規定者の質について問う観点が生まれます。規定者の直接生産目的が置かれ、それに資する要件定義といった自己尺度の形成状態が明瞭に認識されるほどに、他者での経験云々という基準よりも、自己尺度とその要件の構造を描き出し明瞭な基準が創出される。業界における経験年数といった過去の規則性を重んじるスタイルは、現状維持型の要件規定を示すものであり、未来創造型の発想やビジョンが描かれない経営姿勢と捉えられる。
原理創出型の気質を持つ、創業者に於いては、ビジョンを鮮明に打ち出し、絶対性の強い尺度から必要な資源を収集し目的への手法という構造を強く描き出される。他者での経験や過去の規則性と、ビジョンとの相関をどう結んでいるか、その論理が良く見えて主体的能動性が現れ、それへの共感から相互的に納得のゆく原理と行為の密接な協働活動が形成される。
二次情報や相対的評価基準を用いる発想には、ゼロベースからの感覚的経験と空想的未来性を備えたビジョンが生まれず、資源収集の要件も単純性の強い模倣型を引用される。こうした点から経営能力が明瞭に浮かび上がり資源の質と成果に反映される。トップの質が集団の感性を作り、欲望過多で外界への期待ばかりを寄せられるような体質の所には良質な活動は生まれず、この客観的感性の異同が共感や協働への力加減として現れる。盗みや詐欺という品性の程度や、ビジョン形成力と資源配置力、それらの明瞭な表現力、及び信頼性といった総合で力の構成が生まれる。
提案ばかりを欲しがり、自ら提案しない物理依存症のピンはね体質には、根源的感性の同一性に及ばず、良質な協働活動が予測されず、同質の感性を持つ創造活動が生み出される。肥満体質は人への過度な期待を寄せ、自らの創造を表現しない。このような傾向が強まる空間秩序には、良質な芽を増大させる気質が高まらず、利己的欲望の強い物理性による粗雑な反応が多発してパイの委縮と現れる。
肥満者から良質な提案は生まれづらく、搾取的発想の強い主張や行為を予防する健全な秩序の形成が、持続的成長を意図する上では重要な基準に思います。このアンバランスを公平公正に是正するのが創造の基盤策になり、哲学という根っこの在り方が因果の根源に備わりそこの良質性が下流の創造に連鎖して表層事物や発想の質を規定する。
相対性の比較と絶対原理の創造という性格の相違は、エネルギー発生の質量の反映に成りこの差が余りにも大きい事では円滑な協働の持続は比較的短いものと予想されます。感度の近い人々が自然に集まり創造の熱の同質性に快適感が生み出されるのが人と人の関係形成における自然律に思われます。
こうした文脈の絞り込みから問題認識と共に理想像が示され健康な人間像が浮かび上がり、光と影の同時発生という抽象原理で説明されます。『日本文化原論真なる調和への道神からのブラボォー』(p171)にて解説します。
そして認識と行為の妥当な感度の具体性が示され、自他との異同が現れる。動態快適性を志向する感性に比重を取った人間像を備えるのが本書の基本的なスタンスに成ります。

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